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【速報】三菱UFJ・みずほ・三井住友銀行が2024年7月の住宅ローン金利を発表

メガバンクのロゴ

三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行のメガバンクが2024年7月の住宅ローン金利を公表しました。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受け、主要国では積極的な金融緩和と大規模な財政支出が実施されました。これにより、経済活動は一時的に支えられる一方で、供給制約や需要増加が原因で2021年以降に大幅な物価上昇が発生し、世界中でインフレが進行しました。この結果、多くの国々で金利が上昇しました。2023年後半に入るとインフレ率の急激な上昇は一段落しており、2024年には先進各国で利下げも予想されています。

日本でもインフレが進行しており、これに伴って長期金利も上昇しています。こうした流れの中、2024年3月の日銀の金融政策決定会合でマイナス金利政策が解除され、これが長期金利のさらなる上昇圧力となりました。

このような状況下で、2024年7月の10年固定金利について、三菱UFJ銀行は引き上げ、三井住友銀行は据え置き、みずほ銀行は引き下げとし、各行の金利設定にばらつきが見られます。

利益を生み出すこと苦しんでいる大手銀行は、たとえ金利が多少低下したとしても、住宅ローンによる利益率を改善することを優先して住宅ローンの大きく引き下げることをできるだけ避けたいと考えつつ、金利が上昇するとすぐにそれを住宅ローン金利に反映している状況にあります。

また、コスト削減が喫緊の課題となっており、メガバンクの店舗数削減により店頭で住宅ローンの相談に行いにくくなりますし、メガバンクではネット専用の住宅ローンに注力する傾向が明確なので、「メガバンク×対面」で住宅ローンを利用することのメリットは急激になくなってきています。

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長期金利は上昇傾向

下記のグラフは、三井住友銀行のホームページから引用した直近1年の長期金利(10年もの国債利回り)の推移です。2022年に入ると世界的なインフレによる金利高が日本にも影響し長期金利が上昇傾向にあります。さらに2024年3月のマイナス金利政策の解除で長期金利は1.0%台に復帰しており、12年ぶりの高い水準をつけています。

長期金利の動向と推移

出典:三井住友銀行

続いて、変動金利の指標である短期金利の金利動向も確認しておきましょう。以下のグラフは日銀統計データベースで検索した短期金利(無担保コールO/N)の2010年以降の金利推移です。2016年2月にマイナス金利政策を開始した際に急激に低下し、マイナス圏で推移していましたが、2024年のマイナス金利政策が解除によりプラス圏に復帰しています。

無担保コール翌日物の金利推移

出典:日本銀行

2024年7月の住宅ローン金利動向

三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行のメガバンク三行の主力の変動金利・10年固定金利の金利を確認しておきましょう。

三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行の住宅ローン金利の動向

    2024年6月 2024年7月 金利動向
三菱UFJ銀行

変動金利

(ずーっと一律優遇コース)

年0.475%~ 年0.475%~ 据え置き

10年固定

(最初に大きな優遇コース)

年1.200% 年1.250% 引き上げ
三井住友銀行(WEB申込専用借り換えローン) 変動金利 年0.475%~年0.675% 年0.475%~年0.725% 据え置き
10年固定 年1.750% 年1.750% 据え置き
みずほ銀行 変動金利 年0.375~ 年0.3575%~ 据え置き
10年固定 年1.550% 年1.450% 引き下げ

※金利は当サイト調べ。住宅ローンの種類や金利タイプによって上記と金利が異なる場合があります。必ず公式サイトで最新の金利を確認するようにしてください。

メガバンクに対し、継続的に低金利を打ち出すauじぶん銀行の住宅ローンなどネット銀行とのスタンスの違いが顕著となっています。

※しかも、メガバンクの場合、住宅ローンの審査次第で金利が高くなる可能性があり、最優遇金利が提示される人は一部の人です。自分に適用してもらえる金利とは限りませんので注意してください。

参考までにネット銀行などの変動金利・10年固定金利を以下に紹介しておきます。変動金利に関してはネット銀行の住宅ローンの低金利(特にSBI新生銀行ソニー銀行)が目立ちます。10年固定金利に関してもSBI新生銀行ソニー銀行の低金利が目立っています。

 

住宅ローン変動金利10年固定詳細・申込み
じぶん銀行の住宅ローンHPご確認%(全期間引下げプラン)(借り換え)※1HPご確認
(当初期間引下げプラン)※1
詳細を見る
SBI新生銀行の住宅ローン年0.290%
(キャンペーン適用時・手数料定率型)
年0.950%
(手数料定率型)
詳細を見る
PayPay銀行の住宅ローン年0.290%
(全期間引下型)(借り換え)
年1.230%
(当初期間引下型)(借り換え)
詳細を見る
住信SBIネット銀行の住宅ローン0.320%
(通期引下げプラン)(借り換え)
年1.365%
(当初引下げプラン)(借り換え)
詳細を見る
イオン銀行の住宅ローン年0.380%
(金利プラン)
年1.410%
(当初固定金利プラン)
詳細を見る
ソニーの住宅ローン
年0.397%(借り換え時)(変動セレクト住宅ローン)年1.423%(固定セレクト住宅ローン)詳細を見る
※2023年11月1日からのお借り入れ分について、新規購入での物件の購入価格を超えてお借り入れの場合は、金利が0.05%上乗せになります

。当サイト調べ。
※1 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。


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