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【速報】三菱UFJ・みずほ・三井住友銀行が2023年6月の住宅ローン金利を発表

メガバンクのロゴ

三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行のメガバンクが2023年6月の住宅ローン金利を公表しました。

2023年に入ってからは新型コロナウイルスの第5類への引き下げが行われ日常が戻っていることを実感する場面も増えていますね。

その新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受け主要国で積極的な金融緩和と財政支出が実施され、2021年以降は大幅な物価上昇に見舞われ、世界中で金利が上昇しています。

日本でも長期金利が上昇しており、2022年12月の日銀の金融政策決定会合で「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」政策が修正され、長期金利の変動幅がそれまでの0.25%から0.5%に拡大されるなど、年末に大きな金融政策の修正が行われました。

こうした日銀の金利政策の修正もありましたが、2023年5月の長期金利は0.5%程度で推移していました。2023年6月の10年固定金利について、3メガバンク揃って金利を引き下げます。

利益を生み出すこと苦しんでいる大手銀行は、たとえ金利が多少低下したとしても、住宅ローンによる利益率を改善することを優先して住宅ローンの大きく引き下げることをできるだけ避けたいと考えつつ、金利が上昇するとすぐにそれを住宅ローン金利に反映している状況にあります。

また、コスト削減が喫緊の課題となっており、メガバンクの店舗数削減により店頭で住宅ローンの相談に行いにくくなりますし、メガバンクではネット専用の住宅ローンに注力する傾向が明確なので、「メガバンク×対面」で住宅ローンを利用することのメリットは急激になくなってきています。

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長期金利は高止まり

下記のグラフは、三井住友銀行のホームページから引用した直近1年の長期金利(10年もの国債利回り)の推移です。2022年に入ると世界的なインフレによる金利高が日本にも影響し長期金利が上昇傾向にありますが3月に入り金利は下落に転じています。

長期金利の推移・動向

出典:三井住友銀行

続いて、変動金利の指標である短期金利の金利動向も確認しておきましょう。以下のグラフは日銀統計データベースで検索した短期金利(無担保コールO/N)の2010年以降の金利推移です。2016年2月にマイナス金利政策を開始した際に急激に低下したあとは、マイナス圏で推移し、2019年9月以降の長期金利上昇に連動し、短期金利も若干上昇しています。

無担保コール翌日物の金利推移

出典:日本銀行

2023年6月の住宅ローン金利動向

三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行のメガバンク三行の主力の変動金利・10年固定金利の金利を確認しておきましょう。

三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行の住宅ローン金利の動向

    2023年5月 2023年6月 金利動向
三菱UFJ銀行

変動金利

(ずーっと一律優遇コース)

年0.475%~ 年0.475%~ 据え置き

10年固定

(最初に大きな優遇コース)

年0.88% 年0.810% 引き下げ
三井住友銀行(WEB申込専用借り換えローン) 変動金利 年0.475%~年0.675% 年0.475%~年0.725% 据え置き
10年固定 年0.940% 年0.890% 引き下げ
みずほ銀行 変動金利 年0.575%~年0.875% 年0.575%~年0.875% 据え置き
10年固定 年1.450% 年1.400% 引き下げ

※金利は当サイト調べ。住宅ローンの種類や金利タイプによって上記と金利が異なる場合があります。必ず公式サイトで最新の金利を確認するようにしてください。

メガバンクに対し、継続的に低金利を打ち出すauじぶん銀行の住宅ローンなどネット銀行とのスタンスの違いが顕著となっています。

※しかも、メガバンクの場合、住宅ローンの審査次第で金利が高くなる可能性があり、最優遇金利が提示される人は一部の人です。自分に適用してもらえる金利とは限りませんので注意してください。

参考までにネット銀行などの変動金利・10年固定金利を以下に紹介しておきます。変動金利に関してはネット銀行の住宅ローンの低金利(特にSBI新生銀行ソニー銀行)が目立ちます。10年固定金利に関してもSBI新生銀行ソニー銀行の低金利が目立っています。

 

住宅ローン変動金利10年固定詳細・申込み
じぶん銀行の住宅ローン0.296%
(全期間引下げプラン)※1
HPご確認
(当初期間引下げプラン)※1
詳細を見る
SBI新生銀行の住宅ローン年0.290%※2年1.100%詳細を見る
PayPay銀行の住宅ローン年0.349%
(全期間引下型)
年0.950%
(当初期間引下型)
詳細を見る
住信SBIネット銀行の住宅ローン
所属銀行:住信SBIネット銀行

住宅ローン(対面)
0.320%
(通期引下げプラン)
年0.970%
(当初引下げプラン)
詳細を見る
イオン銀行の住宅ローン年0.430%
(金利プラン)
年1.450%
(当初固定金利プラン)
詳細を見る
ソニーの住宅ローン年0.807%年1.245%詳細を見る

。当サイト調べ。
※1 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。変動金利は<【お借換え】変動金利引下げキャンペーン>適用時の金利。キャンペーン期間は2023年4月14日(金)~2023年6月30日(金)です。この金利は、に借り換え金利引下げキャンペーンの金利引下幅を適用した金利であり、実際のお借入日の金利により変動します。審査の結果によっては、本金利プランおよび本キャンペーンをご利用いただけない場合がございます。
※2 ≪借換限定≫選べる!金利・事務取扱手数料優遇キャンペーン適用の金利を掲載しています


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