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2億円まで借りられる住宅ローンでおすすめは?

2023年6月21日

2億円まで借り入れ可能な住宅ローン

一般的な住宅ローンの借り入れ可能金額の上限金額は1億円に設定されています。(フラット35は8,000万円)

1億円借りられれば、通常は十分ですが、ここ数年、不動産の高騰や物価高の影響で都市部を中心に1億円を超える高額物件が増えています。不動産価格の上昇が続いている日本では、1億円以上の物件も決して珍しいものでは無くなってきています。

 

1億円以上の物件が増えれば、1億円以上の住宅ローンを借りたい人も増えますので、ネット銀行を中心に住宅ローンの借り入れ可能金額の上限が2億円や3億円に引き上げる金融機関が増えています。

 

この記事では1億円以上の借り入れが可能で、2億円や3億円の物件にも対応できるおすすめの住宅ローンを紹介しています。なお、住宅ローンは借りる金額が大きくなれると、「金利や手数料」などの料金体系の影響も大きくなりますので、この記事を住宅ローン選びの参考にしてもらえれば思います。

 

ソニー銀行の住宅ローンが2億円の借り入れが可能に
ソニー銀行では、2020年1月23日に 「住宅ローン」「変動セレクト住宅ローン」「固定セレクト住宅ローン」の3つの住宅ローンの融資上限金額を1億円から2億円に引き上げています。

 

ソニー銀行の住宅ローンを借りるには400万円以上の年収が必須となっていて、ソニー銀行は収入が高い水準で安定している人たちをターゲットとして住宅ローンを提供していますので、その流れで上限金額の引き上げが行われています。

ソニー銀行の住宅ローンの特徴の中でも注目したいのが初期費用の安さで、2億円借りても事務手数料は44,000円(税込)で借りることもでき、保証料も無料です。例えば、事務手数料が融資金額の2.2%(税込)かかる「住宅ローン」で2億円借りた場合、事務手数料の金額は440万円(税込)になります。なんと、ソニー銀行の住宅ローンの100倍です。ソニー銀行の住宅ローンなら、事務手数料を安くできるのはもちろん、保証料も無料、繰上返済手数料も無料なので、高額の住宅ローンの借入先の最有力候補と言える住宅ローンです。

 

ソニー銀行の住宅ローンの借り入れ条件・最新情報はこちら

 

2億円まで利用できる住宅ローン一覧

2億円まで利用できることを明示している主な金融機関は以下です。(当サイト調べ)

 

前述の通り、ソニー銀行も2億円まで対応していますが、auじぶん銀行も2019年1月10日に先行して2億円に限度額を引き上げていますし、SBI新生銀行の住宅ローンなら3億円の融資にも対応しています。

 

auじぶん銀行※とソニー銀行の住宅ローンには無料でがんに対する保障が付帯しているので、がんに備えるための保険としての役割もあります。(一般的ながん保険だと保険金は数百万円で、”治療費用”をカバーすることが主目的ですが、住宅ローンの疾病保障(がん保障)は、住宅ローンの残高が保険金の基準になるので、数千万円単位の経済的メリットがあるがん保険のような位置づけとして考える人が増えています)

 

このように、ネット銀行を中心に2億円まで借りられる住宅ローンが徐々に増えてきています。以下に2023年5月時点で調査した1億円以上の借り入れに対応している住宅ローンを一覧形式でまとめてみましたので参考にしてください。

銀行 商品名 借入限度額  
みなと銀行 大型住宅ローン 2億円以内 詳しい商品性はこちら
SMBC信託銀行 5億円以内 詳しい商品性はこちら
auじぶん銀行 住宅ローン 2億円以内 詳しい商品性はこちら
ソニー銀行 住宅ローン・変動セレクト住宅ローン・固定セレクト住宅ローン 2億円以内 詳しい商品性はこちら
SBI新生銀行 パワースマート住宅ローン 3億円以内 詳しい商品性はこちら
住信SBIネット銀行 住宅ローン(WEB申込コース) 2億円以内 詳しい商品性はこちら

その他の銀行では2億円は借りられない?

上記で紹介した銀行以外でも個別に相談することで2億円の融資にも応じてもらえる可能性はあります。1億円以上の融資を行うことを外部に公開していなくても、”個別調整”は行える余地があるためです。

 

ただし、「手数料」、「金利」、「保証料」、「借入期間」などの住宅ローンの融資条件自体が、個別検討されることになります。1人に高額のお金を融資することはリスクが高くなるので良い条件で借りられない可能性もあります。

 

※1人に対して1億円以上を貸すと、その人から返してもらえなくなった時の影響が大きく銀行としてはリスクが大きい案件として慎重に判断する必要があるためです。1億円を上限にしている銀行は、そのリスクを取りたくないから「基本的には提供していない」というわけなので、普段の取引で特別に優遇されるほどの取引をしていないと良い条件は期待しにくいと考えておきましょう。

 

2億円の借り入れにおすすめの住宅ローン

冒頭ではソニー銀行の住宅ローンを最有力候補の1つとして紹介しましたが、ソニー銀行と並んで、1億円、2億円以上の借り入れでおすすめしたいのは新生銀行です。

 

SBI新生銀行の住宅ローンは3億円までの融資に対応しており、3億円借りても、融資事務手数料が55,000円(税込)を驚きの低価格に実現しています。仮に融資事務手数料が2.20%(税込)かかる銀行の住宅ローンを選んだ場合には、融資事務手数料だけで660万円(税込)もの費用を用意する必要が出てきます。SBI新生銀行とは比べものにならないくらい大きな差となります。

 

また、介護保障付き団信が無料で付帯され、がん団信もわずか0.1%の金利上乗せで利用することが可能です。

 

SBI新生銀行の住宅ローンの詳細はこちら

 

2億円まで借り入れできる住宅ローンのメリット・デメリット

みなと銀行(大型住宅ローン)の特徴・メリット・デメリット

みなと銀行では1億円以上2億円未満の借り入れ専用の大型住宅ローンという商品を提供しています。

自宅の新築・購入のほか、増改築資金や、住宅ローンの借り換えにも利用ご利用できます。一部繰上返済手数料(銀行手数料部分)無料などの特典がありますが、住宅ローン全体としては特別な商品ではありません。

一般の住宅ローンと大きく変わりません。大きいのは保証料で、例えば、2億円を35年で借りようとすると400万円~800万円の保証料がかかることがあります。みなと銀行の大型住宅ローンは、金額が大きくなるとどんどん諸費用も大きくなることに注意しておくようにしましょう。

 

SMBC信託(プレスティア)銀行の住宅ローンの特徴・メリット・デメリット

SMBC信託銀行(プレスティア)は旧シティバンク銀行の流れを汲んで提供されている富裕層向けの住宅ローンです。

住宅ローンも同様で、外資系銀行らしく富裕層向けに高額の住宅ローンの融資を行っていました。限度額も脅威的で5億円まで借りることができます。SMBC信託銀行プレスティアの住宅ローンはみなと銀行よりは金利が低く、保証会社も利用していないので保証料もかかりません。

金利は定率と定額の2パターンが用意されていますので、手元の資金状況に応じて変更することができます。繰上返済も”電話”で無料です。ネットを使って便利に住宅ローンと付き合っていくよりも、人を間に挟んで利用し続けるという富裕層向けの金融商品に仕上がっています。

 

auじぶん銀行の住宅ローンの住宅ローンの特徴・メリット・デメリット

auじぶん銀行は2019年1月から2億円までの貸し出しに対応しています。auじぶん銀行というと聞きなれないかもしれませんが、低金利と無料のがん50%保障※が魅力の住宅ローンを提供しています。

 

特に変動金利と10年固定金利の金利が低く人気を集めていて、最大のポイントは無料でがんに対する保険に加入できるという点です。一般的ながん保険は、加入しても保険金は数百万円程度なので、経済的に余裕がある富裕層の方はさほどメリットを感じないと言われることがありますが、住宅ローンにセットされているがん保障の場合、住宅ローンの残高が保険金額と考えることができます。

 

がんと診断された時に住宅ローン残高が半分になる保障が無料でついていますので、1億円借入なら5,000万円の住宅ローンが無くなります。普通にがん保険に入った時にもらえる200万円とか300万円とは比べ物にならないほど大きく、高額の住宅ローンを組むことでがんに対する備えを充実させるといった人もいるほどです。

auじぶん銀行の住宅ローンの詳細はこちら

 

ソニー銀行の住宅ローンの住宅ローンの特徴・メリット・デメリット

ソニー銀行は日本ではじめて住宅ローンを取り扱ったインターネット銀行で、保証料無料や団信保険料はもちろん、無料のがん疾病保障が魅力の住宅ローンです。

 

変動金利~固定金利まで幅広い金利タイプで魅力的な金利を提示しているだけでなく、ポイントは高額物件を購入する際の諸費用の安さです。一般的な住宅ローンであれば2億円の借り入れに対し、440万円(税込)もの事務手数料が必要ですが、ソニー銀行の住宅ローンであればわずか44,000円(税込)です。

無料のがん団信は「がん団信50」ですが、金利を0.1%上乗せすればがんになったら住宅ローンの残高がゼロになる「がん団信100」も非常におすすめです。

また、高額の借り入れに、疾病保障を付帯させる際もソニー銀行の保険料は他行より安価に設定されているため、大きなコストの違いとなります。

ソニー銀行の住宅ローンの詳細はこちら

 

SBI新生銀行の住宅ローンの住宅ローンの特徴・メリット・デメリット

SBI新生銀行は2021年3月29日から住宅ローンの借入限度額を3億円まで引き上げています。ソニー銀行と同じようにSBI新生銀行の住宅ローンは、初期費用・諸費用が安い住宅ローンで事務手数料はわずか55,000円(税込)~、保証料も団信保険料も無料です。

 

2億円借りた場合でも3億円借りた場合でも事務手数料が55,000円(税込)~で済むのは大きなメリットと言えるでしょう。

 

なお、団信は2億円までなので、2億円を超える部分については別途生命保険を手配する必要があるので注意しましょう。

SBI新生銀行の住宅ローンの詳細はこちら

 

住信ネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)の特徴・メリット・デメリット

住信SBIネット銀行が提供しているのが住宅ローン(WEB申込コース)です。特徴は金利の低さと全疾病保障と呼ばれている病気やケガに対する保障が無料でセットされるという優れた商品性です。

また、住信SBIネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)は最大で2億円まで借りることができます。

 

ネット銀行の住宅ローンの最大の魅力である低金利はそのままに、高額の住宅ローンの借り入れが可能なことが特徴です。

住宅ローン(WEB申込コース)の詳細はこちら

 

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