住宅ローンは変動金利・固定金利のどっちを選ぶ?
住宅ローンは最後に1つの住宅ローンを選ぶことになりますが、その前に考えておかなければならないのが「変動金利」と「固定金利」のどっちを選ぶのかということです。
この特集ページでは、実際に住宅ローンを契約した人が変動金利と固定金利のどっちを選んでいるのかなど利用者の動向と、2019年の最新の金融情報や住宅ローン業界の動向をもとに、変動金利・固定金利のどっちを選んだ方が良いのかという点について解説したいと思います。

変動金利と固定金利どちらが選ばれている?
まず、住宅ローンを利用している人たちが変動金利と固定金利のどちらを選んでいるのかを確認しておきましょう。ある程度信頼できる調査の1つに住宅金融支援機構が定期的に行っている住宅ローンの利用動向アンケートの結果がありますので、確認しておきましょう。以下は、2018年10月~2019年3月に住宅ローンを契約した1,500人に対して実施したアンケート結果です。
1位・・・変動金利(60.3%)
2位・・・固定期間選択型(25.1%)
3位・・・全期間固定型(14.6%)
いかがでしょうか?このアンケート結果によると2人に1人が「変動金利」を選んでいることがわかります。2017年秋から2018年秋までは変動金利の金利が低下傾向で、固定期間選択型(10年固定金利)など、金利を固定するタイプの住宅ローン金利が上昇傾向で、「変動金利」と「固定金利」の金利差がやや拡大した1年でした。金利差の拡大もあって変動金利が選ばれやすかったと言えるでしょう。ちなみに、変動金利と固定金利の金利差は2019年も拡大傾向にあります。
なお、全期間固定型を選んでいる人は7人に1人と想像以上に少ない結果になっています。
ということで、「変動と固定、どっちを選ぶ人が多い?」という質問の答えは「圧倒的に変動金利が多い」と言うことになります。
変動金利・固定金利のどちらを選ぶべき?
賛否両論がある議論ですが、この質問を”金融のプロ”とか”フィナンシャルプランナー”や”住宅ローンコンサルタント”に投げかけても「変動金利にはリスクがあるから、不安があるなら固定金利を選びましょう」という教科書的な回答が返ってくるだけです。この回答が間違っているわけではありませんが、そんなわかりきった答えをもらっても参考にもなりません。
当サイトでは住宅ローンの変動金利はどうなる?5年後・10年後の金利を予想などで、変動金利が5年後・10年後に上昇した場合と、最初から金利を固定した場合で比較して、どっちを選んだ方が総返済額が抑えられるのかを比べながら解説するようにしています。ぜひ参考にしてください。
上記の記事をご確認いただくとわかりますが、変動金利で借り入れていて、将来的に変動金利が多少上昇したとしても、固定金利を選ぶより総返済額が少なく抑えられる可能性が高いことがわかります。もちろん、バブル期のように金利が大幅に上昇したら大変なことですが、そんなことになったら住宅ローン破産してしまう人が増えてしまい、そこまで大きな金利上昇があるとはとても考えられません。
少子高齢化・人口減少などが加速する日本においては、金利が大幅に上昇する時代に突入することは想像しにくく、将来の金利上昇リスクがあるのは確かですが、結果的には変動金利を選んだ人がもっともトクをするのではないかと予想しています。
住宅ローン | 変動金利 | 10年固定 | 詳細・申込み |
---|---|---|---|
![]() | 0.410% (全期間引下げプラン)※1 | 0.525% (当初期間引下げプラン)※1 | ![]() 詳細を見る |
![]() ミスター住宅ローンREAL | 0.410% (通期引下げプラン) | 0.630% (当初引下げプラン) | ![]() 詳細を見る |
![]() | 0.428% (借換え・通期引下げプラン) | 0.660% (当初引下げプラン) | ![]() 詳細を見る |
![]() 借り換え限定 | 0.520% (金利プラン) | 0.670% (当初固定金利プラン) | ![]() 詳細を見る |
![]() | 0.450%(変動フォーカス) | 0.900% | ![]() 詳細を見る |
![]() | 0.807% | 0.900% | 詳細を見る |
※金利は2021年4月の金利。当サイト調べ。
※1 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。
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