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2019年10月の消費税増税で各社の事務手数料などが変更されています。最新の料金は各金融機関の公式サイトでご確認ください。

新生銀行の住宅ローンの落とし穴やデメリットは?

新生銀行の店舗の特徴

 

新生銀行は日本長期信用銀行から営業基盤を引き継ぎ誕生した普通銀行です。開業当時からインターネットに力を入れていたので、ネット銀行と比較されることも多いのですが、全国の主要都市に店舗を構えて全国レベルで営業している銀行です。新生銀行では通帳の廃止、ATMの24時間365日稼動および手数料の完全無料化(2018年10月より新生スタンダードは一部有料化)、他行振込み手数料無料、窓口営業時間の延長など、従来の銀行が提供していないサービスを提供して人気を集め、口座数は300万口座を突破しています。

 

この特集ページでは、新生銀行が力を入れている住宅ローンの商品性のうち、落とし穴やデメリットを中心に解説したいと思います。(金利やメリットは銀行のホームページを見ればわかるはずなので、気を付けておきたい点を中心に解説します)。

 

新生銀行の住宅ローンについて

新生銀行の住宅ローンは独自のサービスがたくさんある点が最大の特徴です。住宅ローンを最初に取り扱ってから15年以上かけて、新サービスを提供してきた成果ですが、良いものもあれば悪い(あまり使われないもの)もたくさんあり、多すぎて紹介しきれないほどです。

 

まず、新生銀行の住宅ローンの特徴を良い特徴だけでなく、落とし穴・デメリットを箇条書きで列挙しておきますのでざっと確認しておくようにしましょう。

新生銀行の住宅ローンの特徴

新生銀行の住宅ローンのメリット
  • 保証料が無料
  • 団信保険料が無料
  • 一部繰上返済手数料無料(1円から繰り上げ返済可能)
  • 事務手数料が安い(変動フォーカス以外)
  • 電話一本で元本の返済を休止できる(安心パックのコントロール返済)
  • 金利上乗せ無しで介護状態になった時に住宅ローンの残高がゼロになる疾病保障が付帯(安心パックの介護保障付団信)
  • 一定回数の家事代行を利用できるクーポンがもらえるサービスあり(安心パックW)
  • 一定回数の病児保育サービスが利用できるクーポンがもらえるサービスあり(安心パックW)
  • Tポイント・ANAマイル・TOKYUポイントがもらえる商品がある(Tポイントが10年間で12万ポイントたまる商品も)
  • 中古住宅をリフォームして買いたい時に、リフォーム資金も合わせて借り入れできる
  • 新生銀行のプラチナサービスが利用できるようになる(ATM手数料や振込手数料が優遇される)
  • ミックスローン・ペアローン・収入合算に対応
  • つなぎ融資には対応していない(グループ会社のアプラスを利用できる)
  • 当初引下げ・通期引下げの複雑な金利プランがない(わかりやすい)
  • 自動繰上返済予約ができる(普通預金残高が一定金額以上になったら繰上返済される)
  • 繰上返済すると返済した金額を上限にお金をいつでも借りることができる(パワーポケット)
  • 外国籍/外国人でも利用可能(連帯保証人が必要)
  • 店舗で相談できる
  • 自然災害に罹災した時に住宅ローンの返済を免除してもらえる商品がある

 

このように特徴的なサービスがたくさんあることがわかります。箇条書きでも読むのが面倒なほどだと思います。では、次に落とし穴になりそうなポイントを列挙していきます。

 

新生銀行の住宅ローンの落とし穴・デメリット
  • 仮審査がなくすぐに本審査になるので最初の審査回答まで数日かかる
  • 住宅の担保評価を新生銀行が独自に行う(査定評価が比較的厳しい)
  • ワイド団信に対応していない
  • 変動金利に5年ルール・125%ルールが適用されない
  • 3大疾病保障・8疾病保障などの保険金受取のハードルが低い疾病保障を提供していない
  • (変動フォーカス)は事務手数料が高い
  • 審査手続き完了まで比較的時間がかかる
  • 全額繰上返済は手数料がかかる

メリット・デメリットの存在を確認することが重要なので、簡単な書き方で列挙しました。上記の詳しい説明は、基本的には新生銀行の住宅ローンの公式ページや商品説明書に記載されていますので気になるサービスや特徴があれば、公式サイトでチェックするようにしてください。

 

メリット・デメリット・落とし穴の詳細確認はこちら

 

新生銀行の住宅ローンのメリット解説

 

変動金利~固定金利まで幅広い金利タイプでトータルコストが少ない

2019年7月に新生銀行が住宅ローン金利の大幅な引き下げと、変動金利に「変動金利フォーカス」という金利タイプを導入しました。変動金利フォーカスは融資事務手数料が2.20%必要ですが、それ以外の金利タイプについてはこれまでのように事務手数料が55,000円からとそのままに、固定金利を大幅に引き下げています。

20年固定金利は年0.900%とフラット35をはるかに下回っており、26-30年固定金利でも年1.20%とフラット35に肉薄、新生銀行はステップダウン金利を導入しているため、年1.20%の金利が10年目以降段階的に引き下げられ、26年目以降は0.72%、30年目以降は0.60%にまで金利が下がります。諸費用を含めた総費用ではフラット35を下回るはずです。

 

借り換え時の諸費用・手数料が安い

メガバンクや地銀では保証料、ネット専業銀行では事務手数料として融資額の2.20%(税込み)が諸費用・手数料として必要となります。2,500万円の借り換えをする場合には54万円もの出費になり、借り換えのメリットがその分減ってしまうこととなります。しかし、新生銀行の住宅ローンでは保証料は無料、事務手数料が55,000円からとなっており、住宅ローンの借り換えに伴う諸費用として他行を圧倒しています。各行が打ち出す割安な住宅ローン金利に踊らされず、住宅ローン総返済額で比較することがいかに重要か思い知らされる諸費用・手数料の設定をしているのが新生銀行と言えるでしょう。オリコンによる住宅ローン手数料・保証料部門で顧客満足度で1位に選ばれるなど確かな実績があります。

新生銀行の住宅ローンがオリコンの手数料・保証料部門の顧客満足度が1位

 

 

安心パック・安心パックWの費用対効果はかなり大きい

わずかな追加の諸費用で安心保障付団信、コントロール返済などのサービスをプラスできるのが、安心パックWと安心パックです。

 

詳細な解説は新生銀行の安心パックと安心パックWの違いとは? で解説していますので合わせて参考にしてください。安心パックWは、サービスが提供された翌年の「2014 年日経優秀製品・サービス賞」にて最優秀賞  日経ヴェリタス賞を受賞するなど外部からも高く評価された実績があるサービスです。

 

家事代行サービスを日常的に利用されている方であれば、安心パックWの利用は極めてお得です。安心パックWの事務手数料は165,000円ですが、3,000万円の借入をした場合、家事代行サービスで40万円相当のクーポンがもらえることになるのでかなり魅力的な条件になっています。

 

なお、安心パックWと安心パックは後述する「ステップダウン金利タイプ」や「Tポイント・ANAマイレージ」との併用はできないことになっています。安心パックWと安心パックが新生銀行が負担している部分が大きく、他のオプションサービスとの併用を認めていないと考えることもできます。

新生銀行の安心保障付団信

 

転職したばかりでも利用可能!

一般的な住宅ローン審査では勤続年数が数年必要としています。新生銀行では転職直後でも利用可能と明示しています。

新生銀行の住宅ローンは転職直後でも利用可能

 

新生銀行の落とし穴・デメリット

 

変動フォーカスは融資事務手数料が高額

変動フォーカスの金利は2019年11月現在、年0.450%。融資額に2.20%の融資事務手数料が必要な点には注意が必要です。

また、繰り上げ返済などによっては、変動金利(半年型)タイプの方が総返済額が少なくなる可能性もありますので、0.45%と0.65%という金利差に惑わされないことも重要です。

新生銀行の2019年11月の住宅ローン金利

 

主要金融機関の変動金利ランキングはこちら。

金融機関変動金利保障内容 
ジャパンネット銀行の住宅ローン0.415%高度障害と死亡を無料で保障。がん保障、11疾病保障も取り扱い(有料)詳しくはこちら
住信SBIネット銀行の住宅ローン0.428%全疾病(すべての病気や怪我)の保障が無料付帯詳しくはこちら
住信SBIネット銀行のMR.住宅ローンREEAL
(ミスター住宅ローンREAL)
0.428%全疾病(すべての病気や怪我)の保障が無料付帯詳しくはこちら
新生銀行の住宅ローン0.450%(変動フォーカス)要介護3と認定されると住宅ローン残高がゼロに詳しくはこちら
じぶん銀行の住宅ローン0.457%ガンと診断されただけで住宅ローン残高が半分になるがん疾病保障と全疾病(すべての病気や怪我)の保障がWで無料付帯。詳しくはこちら
au住宅ローン0.457%ガンと診断されただけで住宅ローン残高が半分になるがん疾病保障と全疾病(すべての病気や怪我)の保障がWで無料付帯。詳しくはこちら
イオン銀行の住宅ローン0.470%ガン保障や8疾病保障を取り扱い(有料)詳しくはこちら
楽天銀行の住宅ローン
(金利選択型・変動金利)
0.527%~精神障害、妊娠などを除く病気やケガで1年間就業不能な状態が継続すると住宅ローン残高がゼロになる疾病保障が無料付帯。詳しくはこちら
三菱UFJ銀行0.775%7疾病保障を取り扱い(年0.3%の金利上乗せが必要)
みずほ銀行0.775%8疾病保障を取り扱い(有料)
2019年11月現在

最新の新生銀行の変動金利の情報はコチラ

 

TポイントやANAマイレージのプレゼント応募は忘れずに

新生銀行の住宅ローンを契約すると1000万円以上でANAマイルがプレゼントされるサービスを行っています。

ただし、それらのサービスは別途エントリーが必要だったりして、見逃すと、プレゼント対象外となることがあるので注意しましょう。

TポイントとANAマイレージのプレゼント詳細はこちら

新生銀行の住宅ローンでANAマイレージとTポイントをプレゼント

 

長期固定金利ならステップダウン金利タイプを選ぶ!!

新生銀行の固定金利タイプでかなり魅力的と言えるのがステップダウン金利です。これは住宅ローン借り入れから10年経過すると段階的に住宅ローン金利が下がっていくことが確定しているもので、固定25年以上の住宅ローンに限りステップダウン金利を選択可能できます。

 

通常の固定金利タイプと同じ水準の金利からスタートするので、基本的にはステップダウンを選ばないと損をしてしまうのですが、いくつか落とし穴が有ります。1つは事務手数料が高くなること、2つ目は安心パックWをセットできないこと、3つめは繰り上げ返済するとTポイント(最大で12万)がもらえなくなってしまうこと、です。

ステップダウン住宅ローン

 

新生銀行の落とし穴・デメリット④いきなり本審査用の書類を用意する必要がある

新生銀行の住宅ローンには仮審査という手続きがないというメリットと表裏一体でデメリットにもなってしまうのが、とりあえず仮審査に通るか試したいというスタンスがNGとなること。新生銀行の住宅ローンはいきなり本審査となるため、各種必要書類をあらかじめ準備をしておく必要があります。

 

新生銀行の落とし穴⑤キャンペーンの有無の確認を!

このキャンペーンは締め切り日まで間に合わない、または、終了しています。

新生銀行では住宅ローンに関する期間限定のキャンペーンを実施していることが多々あります。2019年9月30日までのキャンペーンとしは、Amzonギフト券を相互に1500円ずつもらえる紹介キャンペーンを実施しています。

新生銀行の紹介キャンペーン

 

最後に

新生銀行の住宅ローンが借り換えに向いているのは諸費用・手数料が格安な点が挙げられます。また、住信SBIネット銀行のように当初引き下げ期間経過後に大幅に金利が上昇してしまう商品設計でないことも重要でしょう。

当サイトでは10年固定金利に借り換えを行った際の借り換えユーザに人気!10年固定金利への借り換え比較を用意しています。一読いただければ新生銀行の住宅ローンが借り換えユーザーにとって優良な金融機関といえることがご理解いただけると思います。

新生銀行の住宅ローン

 

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