オリコン住宅ローン満足度ランキング|借り換え部門の順位

オリコンが2026年8月3日に発表した住宅ローンの顧客満足度調査で、借り換え目的の利用者による満足度ランキングの1位はイオン銀行(73.6点)でした。2位は三菱UFJ銀行(72.8点)、3位はドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行、71.0点)です。
このランキングは毎年更新され、借り換えた人が実際にどう感じたかを点数で比べられます。ただし、満足度の高さと借り換えで得をするかどうかは別の話です。順位の読み方と、損得を判断するときの使い方をあわせて整理します。
オリコン顧客満足度ランキングとは
オリコンの顧客満足度ランキングは、商品やサービスを実際に使った人へのアンケートをもとに作られています。住宅ローンの部門は2011年からランキングが発表されています。
住宅ローンでは9つの評価項目を採点します。商品内容の充実さ、担当者の対応、団体信用生命保険の充実さ、付帯サービス、審査・契約手続き、金利、手数料・保証料、繰り上げ返済、サイトのわかりやすさです。
2026年調査の概要|回答11,629人・116社が対象
対象者は過去5年以内に住宅ローンを新規で借りたか借り換えた人で、現在も返済中の20〜69歳です。有効回答は11,629人、調査対象は116社でした。
回答は2024年・2025年・2026年の各調査期間に集めたもので、2026年分の期間は3月16日〜4月17日です。信用金庫・信用組合・労働金庫・JAバンクは対象外のため、地域の金融機関の多くはランキングに入っていません。
借り換え部門の順位(2026年)
借り換え目的で利用している人だけを集計した部門別ランキングの上位5社は次のとおりです。1位と5位の差は3.6点で、上位はほぼ横並びといえます。
| 順位 | 金融機関 | 得点 |
|---|---|---|
| 1位 | イオン銀行 | 73.6点 |
| 2位 | 三菱UFJ銀行 | 72.8点 |
| 3位 | ドコモSMTBネット銀行 | 71.0点 |
| 4位 | ソニー銀行 | 70.8点 |
| 5位 | auじぶん銀行 | 70.0点 |
※オリコン顧客満足度調査「住宅ローン」借り換え部門(2026年8月3日発表)。
過去2年の借り換え部門との比較
3年分を並べると、イオン銀行とソニー銀行が毎年3位以内に入っています。2026年は三菱UFJ銀行が2位に入り、ネット銀行以外の銀行が上位に加わりました。
| 発表年 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| 2026年 | イオン銀行(73.6点) | 三菱UFJ銀行(72.8点) | ドコモSMTBネット銀行(71.0点) |
| 2025年 | イオン銀行(73.1点) | ソニー銀行(72.0点) | auじぶん銀行/住信SBIネット銀行(ともに71.8点) |
| 2024年 | ソニー銀行(74.6点) | イオン銀行(74.1点) | 住信SBIネット銀行(73.8点) |
※2025年・2024年は各年の発表時点の掲載内容です。住信SBIネット銀行は2026年8月3日にドコモSMTBネット銀行へ商号を変更しています。
総合ランキングとの違い
新規借入と借り換えをあわせた総合ランキングでは、イオン銀行が71.2点で2年連続の1位でした。2位はPayPay銀行(70.6点)で初のランクイン、3位は楽天銀行(70.2点)です。
総合と借り換え部門で顔ぶれが違うのは、集計する回答者が違うためです。したがって、借り換えを考えている人は総合順位よりも借り換え部門の点数を先に見るほうが、自分に近い人の評価を読み取れます。
満足度ランキングを借り換え先選びにどう使うか
満足度は、手続きの進めやすさや担当者の対応など、数字に出にくい部分を比べるのに向いています。評価項目別では、金利の上位3社がPayPay銀行・SBI新生銀行・イオン銀行、繰り上げ返済の上位3社がSBI新生銀行・楽天銀行・イオン銀行でした。
ただ、借り換えで得をするかどうかは、残債・残期間・金利差と諸費用で決まります。たとえば残債2,000万円で金利差が0.3%なら、融資事務手数料(借入額×2.20%〈税込〉の定率型なら44万円)を利息の削減額で回収できるかを先に確かめる必要があります。
金利差の目安は「借り換えの金利差の目安と判断手順」、実際の数字の置き方は「借り換えシミュレーションのやり方」で解説しています。候補の金利と諸費用を並べて比べたい人は「住宅ローン借り換え比較ランキング」もあわせて確認してください。
まとめ
2026年のオリコン借り換え部門は、イオン銀行が73.6点で1位、三菱UFJ銀行が2位、ドコモSMTBネット銀行が3位でした。上位5社の差は3.6点と小さく、順位だけで借り換え先を決める材料にはなりにくい結果です。
満足度で候補を絞ったら、次は金利差と諸費用で損益分岐を確かめてください。借り換えの損得は申込時点の金利で変わります。試算の前に、各金融機関の最新条件で数字を置き直してください。
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