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住信SBIネット銀行 住宅ローンの落とし穴 メリット・デメリットは?

住信SBIネット銀行は2007年から営業しているネット専業銀行で大手ネット証券であるSBI証券などを傘下に持つSBIホールディングスと三井住友信託銀行が共同で出資して誕生しています。近日中には上場が予定されているなど、ネット銀行の中では象徴的な銀行です。

住信SBIネット銀行が提供する数多い金融サービスの中でも高い人気を集め続けている商品が住宅ローンです。住信SBIネット銀行によるとすでに大手地方銀行を上回る規模であり、ネット専業銀行最大の住宅ローンとして、約11年で5.5兆円の累計融資実績を誇っています。

 

そんな住信SBIネット銀行の住宅ローンですが、昨年あたりから住宅ローン金利引き下げに消極的です。以前は住信SBIネット銀行の住宅ローン金利は圧倒的に安い!というイメージがありましたが、現時点ではそうではなくなっていて他のネット銀行の方が金利が安くなってきています。

 

 

住信SBIネット銀行の住宅ローン取り扱い実績額の推移

住信SBIネット銀行の住宅ローンの取り扱い実績が5兆5,000億円を突破

 

低金利の住宅ローンをちゃんと探している人の選択肢には必ずあがってくる住信SBIネット銀行ですが、住宅ローンは金利以外の商品性を十分に理解して選ぶ必要があります。また、どんな住宅ローンにもメリットやデメリットや落とし穴が存在するものです。この特集ページでは、そんな住信SBIネット銀行の住宅ローンについて、そのメリットだけでなくデメリットや落とし穴についてもしっかりと紹介していきたいと思います。

 

住信SBIネット銀行 住宅ローンの特徴

住信SBIネット銀行の住宅ローンはネット銀行だからできる低コストな運営体制を住宅ローン金利の引き下げ原資、疾病保障の保険料にあて、一般ユーザーに低金利や充実した付帯サービスを提供・実現している点でしょう。

住信SBIネット銀行自身もこうした特徴を7点、公式サイト上で開示しています。

団体信用生命保険の保険料0円
全疾病保障の保険料0円
団信・全疾病保障はWEBでお申込可能!
ローン契約書の署名・捺印が不要 
保証料0円
一部繰上返済 手数料0円
他行口座からの資金移動 手数料0円

 

では、早速、住信SBIネット銀行の住宅ローンのメリットからを確認していきましょう。

 

住信SBIネット銀行 住宅ローンのメリット

メリット①変動金利は低金利

住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利はメガバンクや地銀などはもちろん、他のネット専業銀行と比較してもかなり低い水準に見えます。特に変動金利の低金利は目立っており2020年6月の適用金利で年0.457%(通期引下げプラン)と国内最低水準の金利を実現しています。メガバンクなどの大手銀行の住宅ローンの変動金利は年0.8%程度の水準なので、住信SBIネット銀行の住宅ローンの低金利は説明するまでも無いでしょう。

ただし、当初期間固定型の住宅ローンは期間経過後の金利が際立って割高になるため要注意です。当初期間経過後の金利が割高になる点は本ページの落とし穴・デメリット②でも紹介をしていますので一読ください。

※ 審査結果によっては、金利に年0.1%上乗せとなる場合があります

 

 

メリット②全疾病保障が無料

住宅ローンを利用するには、死亡時や高度障害になった時のための生命保険である団信に加入しなければなりません。一方で、団信は死亡や高度障害などに限定された保障なので、病気や怪我で働けなくなった際の保障はありません。住信SBIネット銀行の住宅ローンには費用負担なしですべての病気やケガに対応できる全疾病保障が無料で付帯します。

これは日本人の国民病と言われているがんや脳卒中・心筋梗塞などの8疾病だけでなく、全ての病気や怪我に由来する就業不能状態に備える保険で、所定の条件を満たすことで住宅ローン残高がゼロになる保障です。住信SBIネット銀行は、追加費用なしでこの保障を付帯しているにも関わらず低金利の住宅ローンを提供しているわけですから、人気を集めるのは当然と言えば当然です。

住信SBIネット銀行の全疾病保障

メリット③一部繰上返済手数料が何回でも無料

住信SBIネット銀行の住宅ローンは一部繰上返済が1円以上1円単位で何回でも可能で、しかも手数料は無料です。500円玉貯金をする感覚で500円ずつ繰上返済することも可能です。また、一部繰上返済時には「期間短縮型」と「返済額軽減型」のいずれかを毎回選ぶことができます。

 

メリット④契約書を電子化!

住信SBIネット銀行の住宅ローンでは契約書を電子化しており、契約書への捺印や契約書の郵送の手間がありません。また、契約書が電子化(ペーパーレス)であるため、税法的に収入印紙を貼る必要がありません。このため数万円の諸費用を節約することが可能となります。5,000万円を超える住宅ローンを組む場合には6万円もの節約になります。

住宅ローン借入額契約書に貼る必要がある印紙代
 1万円未満 非課税
 1万円以上10万円以下 200円
 10万円超50万円以下 400円
 50万円超100万円以下 1,000円
 100万円超500万円以下 2,000円
 500万円超1,000万円以下 10,000円
 1,000万円超5,000万円以下 20,000円
 5,000万円超1億円以下 60,000円

住信SBIネット銀行の住宅ローン電子契約

 

 

メリット⑤リフォーム資金を住宅ローンに含めることが可能

2018年7月より住信SBIネット銀行 住宅ローンの借り換え資金用途にリフォーム資金が追加されました。借り換えのタイミングでバリアフリー対応、ソーラーパネルの設置、バスルーム・キッチンなど各種リフォームを住宅ローン借り換えのタイミングで住宅ローンに合算、同時に借りることが可能です。

リフォームローンは年5%程度の金利が必要となっており、住宅ローンと同じ金利で借り入れできるのは大きなメリットと言えそうです。

 

メリット⑥ 女性限定の特典 ガンと診断されるだけで30万円の給付金

住信SBIネット銀行の住宅ローンでは女性限定で「Angelina」というガン診断給付特約を付帯させています。ガンと診断されるだけでもらえる保険金であり、保険料は無料です。

住信SBIネット銀行の住宅ローンの女性限定特典

 

メリット⑦ ATM引き出し、他行宛振込みが各7回まで無料に

住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用していると同行が提供しているスマートプログラムでランク3に判定されます。

ランク3はATM引き出し、他行宛の振込み手数料が各7回無料とかなりお得な特典となります。仮に各220円の手数料だった場合には、年間で約37,000円もこうした手数料が節約できることになります。

住信SBIネット銀行のスマートプログラム

 

ここから住信SBIネット銀行の住宅ローンのデメリットや落とし穴になりそうなポイントを紹介します。

 

住信SBIネット銀行 住宅ローンの落とし穴・デメリット

デメリット① 金利が安くない

冒頭でも触れましたが2020年6月現在、住信SBIネット銀行の住宅ローン金利に割安感はありません。ちょっと前まで住信SBIネット銀行の住宅ローンを選んでおけば大丈夫という時代もありましたが残念ながら現時点ではそうなっていません。

 

デメリット② 事務手数料が高い

住信SBIネット銀行の住宅ローンの借入には事務手数料として住宅ローン借り入れ金額の税込2.20%の手数料が必要となります。

 

3,000万円の住宅ローンを借りる場合に事務手数料は66万円(税込み)になってしまいます。メガバンクや地方銀行は同水準の保証料がかかりますが、ソニー銀行(税込み44,000円~)や新生銀行(税込み55,000円~)のように保証料も事務手数料も安価な銀行も存在しますので、それらの銀行と金利を比較する時には注意しましょう。

 

デメリット③ 固定金利終了後の金利に注意

住信SBIネット銀行の住宅ローンで注意したいのが当初引下げプランの当初固定期間終了後の金利水準です。結論としてはかなり割高になっているので必ずチェックするようにしてください。

 

デメリット④ 店舗相談しにくい

ネット専業銀行である住信SBIネット銀行から住宅ローンを借りる際には基本的にネットや電話で手続きを進める必要があります。窓口で住宅ローンの相談したり、書類を提出したりできないのは状況によってデメリットになることがあります。

まず、申し込みから契約実行までの時間ですね。店舗で即座に提出できるわけではないので、郵送の時間、とどいた書類が受理されて処理されるまでの時間などがかかります。今日申し込んで来週契約、というわけにはいきません。

なお、店舗での専門スタッフに相談したいと考える人には、住信SBIネット銀行の住宅ローンに店舗で申し込めるミスター住宅ローンREAL(SBIマネープラザ)がおすすめです。

 

デメリット⑤ 審査にかかる時間が長め

住信SBIネット銀行の住宅ローンは仮審査申し込みから融資実行まで1か月から1ヵ月半程度の時間がかかると思っておくようにしましょう。

人気住宅ローンなので処理が追い付かないこともたくさんあるようなので余裕を持ったスケジュールで申し込むようにしましょう。

住信SBIネット銀行の住宅ローン審査期間

 

デメリット⑥ つなぎ融資に対応していない

住信SBIネット銀行に限らずネット専業銀行の多くはつなぎ融資に対応していません。つなぎ融資とは住宅の完成前に土地代や住宅建設費の着工金が必要な際に一時的に利用するローンです。住信SBIネット銀行ではつなぎ融資に直接対応していませんが、住信SBIネット銀行のホームページにはアプラスが提供するブリッジローンが紹介されていました。

つなぎ融資の段階ではアプラスのブリッジローンを利用することができるようなので、ご自身の状況を住信SBIネット銀行のコールセンターに確認してみると良いでしょう。

 

デメリット⑥ 全疾病保障の保険金支払い条件

メリットで全疾病が無料で付帯されるとご紹介しましたが、この全疾病には落とし穴があります。具体的には就業不能な状態が365日継続しないと保障が受けれない点です。全疾病はすべての病気や怪我を幅広く保障する一方、実際に保障を受けようとすると、365日の就業不能が継続しているという高いハードルがある点はわすれないようにしましょう。

 

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