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じぶん銀行の住宅ローンの落とし穴とデメリットを徹底解説!

どんな住宅ローンにも落とし穴やデメリットは存在していますが、一般的な比較サイトや情報サイトでは各社の住宅ローンのメリットばかりが紹介されることが多く、デメリットには触れられないことが大半です。の記事ではじぶん銀行の住宅ローンの落とし穴や注意点・デメリットを中心に紹介しています。

もし、じぶん銀行の住宅ローンのメリットをまだ理解していないという人は、こちらを先に確認してじぶん銀行の住宅ローンのメリットや優れた点を理解しつつ続きを読んでいただければと思います。

 

 

じぶん銀行とは?

じぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが50%ずつ出資して開業した最新の金融サービスを提供するインターネット専業銀行です。国内最大手企業のグループ企業なので信頼性・企業背景も申し分ありません。

じぶん銀行の開業は2008年なので約10年の歴史があります。また、じぶん銀行はただのネット銀行ではなく「スマホ銀行」をコンセプトにしてサービスを提供している点も特徴です。ちなみに「じぶん銀行」の名前の由来は「携帯電話の中にある自分の銀行」で、最近は「じぶんの未来と、歩む銀行」を事業コンセプトと言うことです。

 

国内・国外からの高い評価

三菱UFJ銀行が時間をかけて準備したネット銀行だけあってじぶん銀行は開業直後から国内外で高い評価を得ています。

最近でも、2017年1月に発表された日本経済新聞の第13回金融機関ランキングのネットバンキング部門で1位を獲得、2017年3月にはアジア地域の銀行を対象とした銀行専門誌「The Asian Banker」がアジア地域の最優秀ネット銀行賞に選んでいます。他にもスマートフォン専用アプリが「グッドデザイン賞2017」を受賞するなど受賞歴をあげたらキリがないほどです。

じぶん銀行のアプリが2017年度グッドデザイン賞を受賞

 

じぶん銀行の住宅ローンについて

じぶん銀行の住宅ローンの歴史はそれほど長くなく、2015年に現在の住宅ローンの原型が登場しています。じぶん銀行の住宅ローンは歴史が浅いとも言えますし、最新の住宅ローンとも言えるわけですが、商品性は最先端(がん保障の充実・スマホで書類アップロードなど)なのは間違いありませんし、現在の形に至るまでは苦労も多かったようです。(当サイトではじぶん銀行の住宅ローンチームに商品開発の経緯などを直接インタビューした記事も紹介していますので合わせて参考にしてください。)

 

2019年1月は変動金利は据え置き&10年固定金利は大幅引き下げ

今月のじぶん銀行の住宅ローンの変動金利・年0.457%です。

これはがんに対する疾病保障が無料でセットされての金利なので単なる年0.457%ではありません。新規・借り換えのどちらにも適用される金利で、頭金がなくてもこの金利で借り入れ可能です。さらに諸費用を住宅ローンに上乗せして借りてもこの金利が適用されます。

条件を問わない変動金利タイプの住宅ローンとしては国内最低水準の金利(当サイト調べ)ですし、2019年1月もこの低金利を継続しましたので今月も人気を集めることは確実な状況です。

また、変動金利と並んで注目したいのは10年固定金利です。じぶん銀行の1月の10年固定金利は年0.590%です。これもがんに対する疾病保障が無料でセットされたうえでの金利で、極めて低い金利を維持していると言えます。

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じぶん銀行の住宅ローンの落とし穴・デメリット

事務手数料が高い

じぶん銀行の住宅ローンの落とし穴として最初に確認しておきたいのは事務手数料が高めに設定されているということです。

じぶん銀行の住宅ローンは借り入れ・借り換えする住宅ローン残高の2.16%(税込)の事務手数料がかかります。

住信SBIネット銀行の住宅ローンやソニー銀行の変動セレクト住宅ローン、一般的なフラット35の手数料も2.16%の手数料がかかるのでじぶん銀行だけが手数料が高いわけではありませんが、3000万円の住宅ローンを借り入れる場合で648,000円、2000万円の住宅ローンを借り換える場合で432,000円の事務手数料が必要になります。

 

※この事務手数料などの諸費用を住宅ローンの一部として借り入れることもできますので、必ず現金で用意しなければならないわけではありません。

 

じぶん銀行の住宅ローンの低金利は驚異的ですし保証料もかかりませんので、事務手数料を払っても総合的には魅力的な住宅ローンですが、事務手数料の水準は落とし穴・デメリットの1つと言えるでしょう。

 

なお、住宅ローンの金利を安くしながら事務手数料も少なくしたい人には事務手数料が固定の楽天銀行の住宅ローンがおすすめです。

 

(参考)事務手数料・保証料・団信保険料について

事務手数料は「住宅ローンの諸費用」の1つです。住宅ローンの諸費用には事務手数料の他に「保証料」と「団信保険料」があります。

「金利以外の費用」は「事務手数料」「保証料」「団信保険料」が大半を占めるので、「住宅ローンの諸費用」を比較する時にはこの3つをセットとして確認すると比較するのがおすすめです。

住宅ローンの借り入れ・借り換え金額が2,000万円と4,000万円の時に3点セットの合計金額を一覧にしていますので参考としてください。

 事務手数料保証料団信保険料2,000万円の場合4000万円の場合
じぶん銀行の住宅ローン2.16%(税込)不要無料432,000円864,000円
住信SBIネット銀行の住宅ローン2.16%(税込)不要無料432,000円864,000円
楽天銀行の住宅ローン
324,000円(税込)不要無料324,000円324,000円
新生銀行の住宅ローン54,000円~162,000円不要無料108,000円※1108,000円※1
楽天銀行の住宅ローン
(フラット35)
1.080%※2不要金利に含む216,000円432,000円
イオン銀行の住宅ローン2.16%(税込)※3不要無料432,000円864,000円
三菱UFJ銀行の住宅ローン32,400円約2%程度無料約45万円約89万円
三井住友銀行の住宅ローン32,400円約2%程度無料約45万円約89万円
※1安心パック利用の場合
※2新規借り入れの場合。借り換えの場合、0.972%。
※3手数料定率コースの場合
※団信保険料・保証料は目安。特に保証料はかなり大きな幅が設定されている点に注意が必要(保証料が必用な住宅ローンの場合、記載内容から大きく増加する可能性があります)です。
※2000万円は借入期間20年、4000万円は借入期間30年を前提としています。
※新生銀行は安心パック利用時。イオン銀行は手数料定率の場合。
※フラット35で団信に加入しない場合団信保険料はかかりません。

 

上記の通り、メガバンクや地方銀行の住宅ローンは事務手数料は3万円程度で済みますが、保証料が借入金額の2%(期間・金額によって異なる)程度かかります。

じぶん銀行の場合、保証料は無料ですが事務手数料が2%程度かかるので、保証料無料のメリットを事務手数料率のデメリットで相殺していることがわかります。

また、新生銀行や楽天銀行のように事務手数料が低く、かつ、保証料が無料の住宅ローンもあります。

 

当初期間引下げプランの金利に注意

10年固定金利など固定期間選択型(当初固定)の「当初期間引下げプラン」を考えている人に注意して欲しいのが当初期間終了後の金利です。

当初期間引下げプランはその名の通り、当初固定期間の金利を低くする代わりにその期間が終了したあとの金利が高くなる金利プランです。

住宅ローンの借り換えなど返済期間が短ければ気にする必要はありませんが、借入期間が30年・35年のように長い場合は当初期間終了後に適用される金利について少し注意しておく必要があります。

 

じぶん銀行の住宅ローンは、「変動金利」と「10年固定金利」の金利が業界最低水準の金利で人気を集めていますが、10年固定金利の住宅ローンには2つの金利タイプがあります。1つは「当初引下げプラン」で金利は年0.5909%、2つ目は「全期間引下げプラン」で金利は年1.540%です。(いずれも2019年1月の金利)

 

この金利を見れば金利が低い当初引下げプランを選択したくなると思いますが、10年経過した後の金利が高くなります。

参考までに2019年1月の10年固定金利と10年経過時の変動金利を紹介しておきますので確認しておいてください。

  当初10年間の金利 10年経過後の金利
当初引下げプラン 0.590% 1.541%
全期間引下げプラン 1.540% 1.341%
 
じぶん銀行の10年固定金利の10年後以降の金利の違いは0.2%しかありませんので、結論としては当初引下げプランを選べば良いのですが10年経過した後の金利は「全期間引き下げプラン」の方が低くなるという点は意識しておきましょう。 
住宅ローンシミュレーションはこちら

がん50%保証団信の注意点

じぶん銀行の住宅ローンは「がん50%保証団信」を無料でセットできることで人気を集めています。

 

がん50%保証団信は、がんと診断された時に住宅ローンの残高が半分(50%)になると言うがんへの備えができる疾病保障サービスで、無料で利用できるわけですなので本来的はデメリットも何もありません。むしろ他の銀行の住宅ローンにはない優れたサービスです。

 

以下は、落とし穴というよりもこのサービスを最大限に生かすために理解を深めるつもりで読んでいただければと思います。

 

1つ目は住宅ローンの繰上返済に関する落とし穴です。

通常、住宅ローンの総返済額を減らすために繰上返済は積極的に行うべきです。繰上返済を行うことは住宅ローンの総返済額を減らす効果は非常に大きいですし、完済を早めることもできます。しかも、じぶん銀行の住宅ローンも繰上返済手数料が無料ですし、スマホからいつでも簡単に返済できる繰上返済するときにも使い勝手の良い住宅ローンです。

 

ただし、このがん50%保証団信がセットされていることを考慮すると実は少しだけ注意が必要です。少しわかりにくいので具体的な例で解説したいと思います。

 

<前提条件>
4,000万円の住宅ローンを借り入れてから10年後にがんと診断された。自覚症状もなく初期段階で発見できたが、がん細胞を除去する手術を急きょ行うことになった。3か月間の入院と療養を経て仕事に復帰できたが体への負担を考慮して、出勤日数を制限することにして収入は7割ぐらいになった。

 

ケース①

<繰上返済を行わず10年後の住宅ローンの残高が3,500万円だった場合>

がんと診断されたタイミングで、がん50%保障団信が適用されて住宅ローンの残高が1,750万円まで減った。

 

<ケース②>

<繰上返済を行っていて10年後の住宅ローン残高が2,500万円だった場合>

がんと診断されたので、がん50%保証団信が適用されて1,250万円まで住宅ローン残高が減った

 

一般的には、ケース②のように繰上返済を進めておくことが総返済額を減らすためにも効果的ですし、がん50%保障団信が適用されたあとの住宅ローン残高も当然少なくなります。

ところが、もしケース①の人が繰上返済をしていないだけで1,000万円を貯蓄していたとしましょう。ケース①のがん50%保証団信適用後の住宅ローン残高は1,750万円ですが、貯蓄していた1,000万円を使ってこのタイミングで繰上返済すると住宅ローンの残高は750万円になります。

 

小まめに繰上返済を行っていたケース①よりも500万円も住宅ローンの残高を少なくすることができることがわかります。

 

もちろん、将来、がんになるかは誰にもわかりませんし、もしがんにならなかったらケース①のように繰上返済を続けている方が総返済額を少なくすることができます。

じぶん銀行の住宅ローンには他の住宅ローンにはないがん50%保障がセットされているので、今回のケースのように繰上げ返済せずに貯蓄に回していつでも繰上返済できる状況にしておいた方が有利になることがある、と言うことを頭の中に入れておくと良いでしょう。

 

そのうえで、貯蓄と繰り上げ返済のバランスを取るようにするのが理想的です。

 

今の日本は医学の発展によりがんと診断されても、早期発見であれば回復することも職場復帰することも可能なケースが増えています。ただし、がんの療養に入る前の収入を維持できるかと言うとなかなか難しく、やはり住宅ローンの返済が負担になる可能性は否定できません。

 

なお、がん50%保証団信は申込時の年齢が51歳以上だと利用できないという年齢制限がありますので注意しましょう。

 

つなぎ融資には対応していない

現時点ではじぶん銀行はつなぎ融資に対応していません。土地購入資金や着工金などを用立てる必要がある注文住宅を考えている人は注意するようにしましょう。

じぶん銀行に限らず、ネット銀行の住宅ローンはつなぎ融資にはほとんど対応していません。そのため、注文住宅の人はネット銀行の住宅ローンを利用しにくいのですが、楽天銀行であればつなぎ融資に対応しています。

ネット銀行の低金利&つなぎ融資を希望する人は楽天銀行の住宅ローンを選択肢の1つに加えておくと良いでしょう。

なお、どうしてもじぶん銀行の住宅ローンを利用したいという場合は、つなぎ融資に対応している地銀やメガバンクなどでつなぎ融資つきの住宅ローンを申し込んで住宅の建築を進めて、住宅完成直後にじぶん銀行の住宅ローンに借り換えるという裏技もあります。

この場合、最初に借り入れる住宅ローンは金利のことはそれほど気にする必要はありません。すぐに借り換える前提になるので、「事務手数料」「保証料」などの諸費用を抑えることにこだわって最初の住宅ローンを選ぶようにしましょう。

 

au住宅ローンをお忘れなく

au住宅ローンとはauの通信サービス(スマートフォンなど)とじぶん銀行の住宅ローンがセットになったauユーザのための住宅ローンです。

住宅ローンそのものはじぶん銀行の通常の住宅ローンと全く同じです。au利用者であればau住宅ローンを利用しない理由はありません。は間違って通常のじぶん銀行の住宅ローンに申し込んでau住宅ローンの特典を利用せずに終わってしまうことの無いように注意しましょう!

※auを利用している人は以下のau住宅ローン専用の申込サイトから必ず申込するようにしましょう。

au住宅ローン

au住宅ローン専用申込ページはこちら

じぶん銀行の住宅ローンのまとめ

2019年1月もじぶん銀行の住宅ローンは低金利で据え置きの変動金利・大幅に引き下げられた10年固定金利でおすすめの住宅ローンの1つです。

 

じぶん銀行の住宅ローンは、まず業界最低水準の低金利で人気を集めているわけですが、金利以外にも商品性・借り入れ後の利便性・企業背景など優れた面が多い住宅ローンです。低金利・審査基準(利用条件)・利用後の利便性などすぐれた点が非常に多くあります。

スマホ銀行が企業のコンセプトで、スマートフォンがあればすべての機能・サービスが利用できて、かんたんに残高を確認できたり、繰上返済ができるのも魅力の1つです。

 

この特集記事では、じぶん銀行の住宅ローンでも注意しておきたい点やわかりにくい落とし穴を中心に紹介しました。しっかりと商品性を理解することは、その商品の良さを最大化できますし落とし穴やデメリットに備えることにも繋がります。

 

じぶん銀行の住宅ローンの利用を考えている人はこちらの特集記事の内容もぜひ頭の片隅においていただければと思います。

 

じぶん銀行の住宅ローン公式サイトはこちら

 

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