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年収500万円の住宅ローン審査/平均・適正の借入額は?3000万は借りれる?

この特集ページでは、年収500万円台の方のための住宅ローン審査に関する情報をまとめています。年収500万円台は日本人男性の平均的な年収です。「平均」「中央値」などで見え方が違ってきますが、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」によると平成29年度の正規雇用の男性の平均年収は547万円となっています。

 

 

日本人男性の平均給与について

この調査結果は、正規雇用の男性で、平均年齢は45.9歳となっています。住宅ローンを利用する平均年齢より年齢層が高めで、30代で年収500万円を超えているようであれば、平均より十分高年収の部類と考えることができます。

日本人の平均年収

出典;「民間給与実態統計調査

 

 

年収500万円台だといくら借りるのが適正?

マイホームを買うには色々なお金がかかる

住宅ローンをいくら借りるのが適正なのかは?これから住宅ローンを利用しようとしている人の誰もが感じる疑問です。

例えば、賃貸住宅の場合に月収の30%程度が家賃の目安とされていて、マイホームのお金(毎月の返済額)も同じような水準だったりしますが、マイホーム購入だと住宅ローンの返済以外に以下のようなお金がかかります。

 

管理費(マンションの場合) 修繕積み立て費(マンションの場合) 固定資産税
都市計画税 火災保険・地震保険 修繕費(給湯機、お風呂、トイレなど)

 

一般論で言われている水準だけでなく、ご自身の家計の収支をしっかり把握し、また、このような諸費用もしっかり考慮してマイホームを買うのが適正かを考える必要があります。

 

みんなの平均的な借入額はいくら?

みんながいくら住宅ローンを借りているのか、平均的な借入額がいくらなのか?はとても気になるところですが、フラット35を所管する住宅金融支援機構が「民間住宅ローンの実態調査」で調査をしています。

 

まず、「返済負担率」と「収入に対してどれぐらいの割合を返済に回す必要があるのか?」という指標を調査しています。結論としては、全体の60%の方が返済負担率を20%以内としています。

 

つまり、年収500万円の方であれば年間100万円の住宅ローン返済とするのが平均的と言えます。返済負担率20%として、年収500万円、550万円、590万円の借り入れ可能額を計算してみましょう。

年収 変動金利での借入限度額 固定金利での借入限度額
500万円 約3,100万円 約2,900万円
550万円 約3,500万円 約3,100万円
590万円 約3,900万円 約3,400万円

借入額の上限は、住宅ローンの金利の影響も受けますので、金利が低い変動金利を選ぶのか、固定金利を選ぶのかによっても違っています。

 

住宅ローンの返済負担率

 

年収500万円台の住宅ローン借入額の適正判定

続いて、年収500万円台の方々の住宅ローン借入額についてもう少し具体的に考察していきます。

借入額 判定
2000万円 問題なし
2500万円 問題なし
3000万円 問題なし
3500万円 年収550万円以上の場合可能。
4000万円 不可。今後の年収の大幅な伸びが確実でない限り住宅ローン破綻の可能性が高い。

 

年収500万円台で頭金なしでマイホーム購入は可能?

結論として、無理をしない住宅価格(例えば3,000万円程度)であれば頭金なしでも毎月の返済額を許容範囲に抑えながら購入することが可能だと思います。

なお、マイホーム購入時には物件価格以外に以下のような費用がかかります。

項目 金額
物件購入の手付金 物件価格の5%程度
不動産仲介手数料の手付金 物件価格の1.5%
印紙代 数万円

 

できるだけ上記の費用は現金で用意できることが望ましいのですが、最近の住宅ローンは諸費用を住宅ローンに加えて借りることができるので、以前よりも頭金なしでマイホームを買いやすくなっています。

 

一昔前は、頭金ゼロだと住宅ローン融資不可とする金融機関も多く、また金利を割高とするケースも多かったですが、昨今ではフルローンOK、金利も割高にならない住宅ローンが増えています。頭金ゼロでも適正な返済負担率の中に収まっていれば住宅ローン審査に通る可能性は十分にあります。(もちろん頭金が合った方が住宅ローン審査に通る確率は上がります)

住宅購入の諸費用

 

年収500万円台の方におすすめの住宅ローンは?

年収500万円台の方は、基本的に住宅ローンは選びたい放題で選択肢は幅広くあります。例えば、住宅ローンの審査基準が厳しいことで有名なSMBC信託銀行(旧シティーバンクジャパン)でも500万円という基準です。

 

住宅ローンの選択肢が広いことをぜひ有効に活用し、お得な住宅ローンを見つけられるのが年収500万円台の人の利点です。

 

最大で35年という長期に渡る付き合いになる住宅ローン。しっかりと選ばないと数百万円単位で総返済額が増えてしまう可能性があります。

 

誰にとっても1番の住宅ローンと言うものは存在しませんが、続いて、当サイトで厳選した年収500万円の人におすすめの住宅ローンを紹介していきたいと思います。

 

auじぶん銀行の住宅ローン(低金利と充実の疾病保障)

auじぶん銀行は日本を代表する住宅ローンの取り扱いをしています。auじぶん銀行の住宅ローン金利は変動金利から35年固定金利までどのタイプでも国内最低水準を実現しつつ、がんと診断されるだけで住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」と精神疾患をのぞく全ての病気とケガによる就業不能を保障する「全疾病保障」を無料で付帯させていることが大きな特徴です。

ここまで低金利と疾病保障を充実させている銀行は国内にないと言ってもよいレベルの人気を誇る住宅ローンとなっています。

auじぶん銀行の住宅ローンの金利と疾病保障の詳細はこちらから

 

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)(変動金利が国内最安値)

三井住友銀行とヤフーが出資するPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)が2019年7月より住宅ローンサービスに参入。変動金利を年0.399%/全期間引下型(2020年3月現在)と国内最低水準の金利を打ち出しています。疾病保障は有料となっていますが、とにかく住宅ローン金利が安いものを選びたい!という方には最適な住宅ローンとなっています。

なお、2020年3月現在、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンを利用できるのは、正社員と契約社員のみとなっており、派遣社員、会社役員、個人事業主・自営業、同族企業にお勤めの方は利用不可となっています。

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローン金利やキャンペーンについてはこちらから

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローン

 

SBI新生銀行の住宅ローン(ステップダウン住宅ローンにも注目)

SBI新生銀行が2019年7月より住宅ローンの商品性を大きく変更、割高感のあった住宅ローン金利を一気に国内最低水準に引き下げました。SBI新生銀行の住宅ローンで注目したいのは要介護3となった場合に住宅ローン残高がゼロになる介護保障付き団信を無料で付帯させている点と、固定21年以上の住宅ローンで利用できるステップダウンタイプの住宅ローンです。

 

借り入れ後から10年経過すると段階的に住宅ローン金利が引き下げられるものであり、住宅ローン返済の後半期はフラット35よりも低い住宅ローン金利となる点が大きな特徴です。

SBI新生銀行のステップダウン型住宅ローンの詳細はこちらから

SBI新生銀行のステップダウン住宅ローンの2019年10月の金利

 

 

主な住宅ローンの年収基準

金融機関年収詳細・申込み
楽天銀行の住宅ローン
(フラット35)
100万円程度でも可詳細を見る
aruhiの住宅ローン
(フラット35)
100万円程度でも可詳細を見る
イオン銀行の住宅ローン100万円以上詳細を見る
新生銀行の住宅ローン300万円以上詳細を見る
住信SBIネット銀行の住宅ローン基準なし詳細を見る
200万円以上詳細を見る

 

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