SBI 生命保険株式会社が飯能信用金庫に全疾病保障付団信を提供
SBIグループのSBI 生命保険株式会社が飯能信用金庫にSBI生命保険が開発した全疾病保障が付帯する団信を提供することを発表しました。取り扱い開始は2018年6月を予定しているようです。
SBI生命が提供する全疾病保障は、住信SBIネット銀行の住宅ローン(対面)、住信SBIネット銀行経由のフラット35に無料で付帯しています。なお、住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローン(三井住友信託銀行が住信SBIネット銀行の為に提供している住宅ローン)に付帯する全疾病保障はカーディフ損害保険株式会社が提供しているもので、若干商品性に違いがあります。
SBI生命保険株式会社の全疾病保障の特徴
SBI生命のプレスリリースを確認すると以下の4点が全疾病保障付団信の特徴として紹介されています。
- 死亡リスクに備える通常保障に加えて、リビングニーズ特約、重度がん保険金前払特約が追加されている
- がん、急性心筋梗塞、脳卒中など8大疾病の場合はもちろん、全ての病気やケガにより就業不能状態が継続(精神障害は除く)した場合に、月々の返済額が就業不能状態の期間に応じて保障される。さらに、就業不能状態が一定期間継続した場合に、住宅ローンの残債分の保険金が支払われる。
- 通常、疾病保障は50歳までしか加入できないことが多いが、65歳まで加入可能。50歳以上での住宅購入や住宅ローンの借り換え先に最適。
- ワイド団信(引受基準緩和型団信)を導入することで、過去に大きな病気になったり、現在も持病がある人でも引き受け可能に
今後の注目はワイド団信×全疾病保障
SBI生命保険が提供する全疾病保障は、すでにグループ会社である住信SBIネット銀行の住宅ローン(住宅ローン(対面)と同社経由のフラット35)で提供されていますが、加入基準・引受基準を緩和した団信(ワイド団信)の提供はありません。SBI生命保険は地方金融機関との提携を推進するにあたって、全疾病保障とワイド団信を組み合わせてさらに利用しやすい疾病保障を開発した可能性があります。(2018年4月19日時点ではこれ以上の詳しい情報は公表されていません)
ネット銀行として、ネット住宅ローンを提供する銀行として住信SBIネット銀行のライバル的存在でもあるauじぶん銀行はワイド団信を取り扱っていますが、住信SBIネット銀行はワイド団信を提供していませんでした。仮に、SBI生命保険がワイド団信×全疾病保障を組み合わせた商品開発に成功し、住信SBIネット銀行にも同様の商品を提供していくことになれば、住信SBIネット銀行の住宅ローンがさらに利用しやすくなりそうです。
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