住宅ローンの借り換え・金利・比較・ランキングのことなら「住宅ローン借り換え.jp」

新生銀行のステップダウン住宅ローン(ステップダウン金利)を徹底解説!

2017年11月に新生銀行が新商品(新金利タイプ)の住宅ローン「ステップダウン金利」の提供を開始しました。この商品は借入期間の金利を全期間固定するいわゆる固定金利タイプの住宅ローンですが、段階的に金利が下がっていく金利で固定できる画期的な商品性となっています。

この特集ページでは登場したばかりの新生銀行の住宅ローン(ステップダウン金利)について解説しています。

 

ステップダウン住宅ローン(ステップダウン金利)の概要

金利

契約時に適用された金利をもとに以下のとおり段階的に金利が下がります

1年~10年目:契約時適用金利(当初金利)

11年~15年目:当初金利の90%

16年~20年目:当初金利の80%

21年~25年目:当初金利の70%

26年~30年目:当初金利の60%

31年~35年目:当初金利の50%

事務手数料 162,000円
繰り上げ返済手数料 無料
年齢 借り入れ申込時の年齢:20歳以上58歳以下(完済時年齢:80歳未満)  
借入可能金額 2,000万円以上1億円以下(10万円単位)
年収・雇用形態

前年度年収300万円以上(税込)の正社員または契約社員で就業2年以上(※)

※転職して勤務先が変わっていても間を空けずに就業状態が継続していれば良い

借入期間 21年以上35年以内(1年単位)
団体信用生命保険 加入必須 ※保険料は銀行負担
返済方法 元利均等返済(毎月26日に新生銀行口座より引き落とし)

資金使途や国籍条件などの説明については割愛していますので、詳細は新生銀行の公式サイトにてご確認ください。特徴的な利用条件は、「借入金額が2,000万円以上」「借入期間が21年以上」となっている点です。また、事務手数料が162,000円で固定されています。

事務手数料は住宅ローン業界全体で見れば高くない(むしろ安い)水準ですが、新生銀行の住宅ローンは54,000円を基準として、安心パックを付帯すると+54,000円、安心パックW・安心パックS付帯で+54,000円です。

ステップダウン金利の住宅ローンの場合、新生銀行独自のサービス「安心パック・安心パックW・安心パックS」が付帯せずに162,000円の事務手数料がかかります。そういった点を考慮すると、新生銀行の中では事務手数料が高い部類に位置づけられる商品と言えそうです。

 

ステップダウン住宅ローン(ステップダウン金利)はTポイントも貯まる

金利が段階的に下がっていくのがステップダウン金利の1番の特徴なのは言うまでもありませんが、もう1つ大きな特徴としてTポイントの付与、それもかなり高額のTポイントをもらえるという特典があります。もらえるTポイントはなんと12万ポイント!!毎月1000円×12か月×10年もらい続けることができます。例えば、ファミリーマートでは200円の買い物で1ポイントがもらえるので、ファミリーマートで12万ポイントを貯めようとしたら2,400万円も買い物する必要ぐらいの大盤振る舞いです。

 

2017年11月のステップダウン住宅ローン(ステップダウン金利)の金利

2017年11月1日時点のステップダウン金利の住宅ローン(スタート金利)はこのような水準になっています。他の金融機関の固定金利と比較するとやや高い水準ですが、ここを基準に金利が段階的に下がっていくことになります。

ステップダウン金利はオトクなのか?シミュレーション結果は?

次に新生銀行のステップダウン金利が本当にオトクなのか・落とし穴がないのかを比較して確認しておきたいと思います。今回は、借入期間3000万円・借入期間35年・ボーナス払いなしで住宅ローンを利用した場合で比較したいと思います。

比較対象は国内最大手の三菱東京UFJ銀行、住信SBIネット銀行(ネット専用住宅ローン)、楽天銀行(フラット35)の長期固定(35年)の金利タイプとしています。

三菱東京UFJ銀行は14兆円の残高を誇る国内最大の住宅ローンですし、住信SBIネット銀行も新生銀行の住宅ローン残高を大きく上回る2兆円を超える残高をわずか10年間で積み上げた実績が示す通り人気を集める金融機関です。また、固定金利の住宅ローンの代表格であるフラット35からは2016年のフラット35実行件数1位(銀行業界)の実績をあげている楽天銀行を比較対象に選定しています。いずれも住宅ローンの中のトップリーダーと言える人気・実績・利用者を誇る住宅ローンです。

 

「金利が段階的に下がる!」と言われると、何となくお得な印象がありますが、これら人気の住宅ローンと具体的に比較することで、新生銀行の新商品・ステップダウン金利の住宅ローンが本当にお得なのかを検証できるはずです。

 

住宅ローン総返済額シミュレーション

前提:借入期間3000万円・借入期間35年・ボーナス払いなし・2017年11月の金利を利用

   経過年 新生銀行 三菱東京UFJ銀行 住信SBIネット銀行 楽天銀行(フラット35)
金利      1年~10年目 1.900% 1.390% 1.320% 1.370%
11年目~15年目 1.710%
16年目~20年目 1.520%
21年目~25年目 1.330%
26年目~30年目 1.140%
31年目~35年目 0.950%
毎月の返済額      1年~10年目 97,846円 90,247円 89,233円  89,956円
11年目~15年目 95,775円
16年目~20年目 94,070円
21年目~25年目 92,788円
26年目~30年目 91,929円
31年目~35年目 91,497円 
総返済額 約3,971万円 約3,795万円 約3,752万円  約3,783万円
事務手数料 約16万円 約3万円 約65万円 約32万円
保証料 無料 約62万円 無料 無料
総費用(合計) 約3,987万円 約3,860万円 約3,817万円 約3,815万円

※住宅ローンのシミュレーションは当サイトによるものです。返済金額や総返済額は各金融機関の公式サイトなどで必ず確認してください。(ステップダウン金利は新生銀行のシミュレーションツールで計算)

 

2017年11月の金利で実際にシミュレーションしたわけですが、想定外の結果です。なんと、新生銀行のステップダウン金利の住宅ローンよりも他の金融機関の住宅ローンの方が圧倒的におトクであることがわかりました。特に住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローン楽天銀行のフラット35の総返済額が180万円以上少なくなる結果です。

それどころか、金利がもっとも低くなった30年目以降でも新生銀行のステップダウン金利の方が毎月の返済額が多くなってしまっています。あまりオトクな印象がない三菱東京UFJ銀行の住宅ローンも新生銀行のステップダウン金利より130万円ぐらい総費用が少なくなっています。(さすがに住信SBIネット銀行楽天銀行の住宅ローンよりは総費用が50万円ぐらい多いですが)

 

なお、新生銀行のステップダウン金利は事務手数料が162,000円(しかも最大12万円分はTポイントでポイントバックされる)しかかかりません。三菱東京UFJ銀行の場合は2%程度の保証料住信SBIネット銀行は借入金額の2%程度の事務手数料楽天銀行の場合は借入金額の1%程度の事務手数料がかかりますので初期費用の観点では魅力的です。

 

それらを加味すると「住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローン」と「楽天銀行のフラット35」がほぼ横並びで、新生銀行のステップダウン金利の総返済額よりも180万円以上少なくすることができます

 

ステップダウン住宅ローン(ステップダウン金利)の注意事項

・金利が段階的に下がるといっても、結局は最初に適用される金利次第(あたり前)。

・Tポイントをもらうためには提携先企業コードの入力が必要です。申込画面で必ず提携先企業コードに「6001」を入力しましょう。

・繰り上げ返済手数料は無料ですが、繰り上げ返済をするとTポイントがもらえなくなります。Tポイントをもらい続けたい場合は、Tポイントがもらえる当初10年間の繰り上げ返済は控えるようにしましょう。

・ステップダウン金利の住宅ローンには、新生銀行の付帯サービスである「安心パックの安心保障付団信・コントロール返済機能」、「安心パックWの家事代行サービス・病児保育サービス」、「安心パックSの自然災害被災時債務免除特約」は付帯しませんので注意しましょう。

 

まとめ

他の住宅ローンとは一線を画す商品として登場した「新生銀行のステップダウン金利住宅ローン」。今回の比較・シミュレーションでは住信SBIネット銀行や楽天銀行のフラット35よりも総返済額がかなり多い結果となりました。あらためて住宅ローン借り入れ当初の金利が総返済額に与える影響の大きさを認識する結果になりましたが、今回のシミュレーションは2017年11月の金利で比較した一時的な評価です。

今後の適用金利次第で非常に魅力的な商品になる可能性を秘めた住宅ローンと言えそうです。2017年12月以降の新生銀行の住宅ローン金利に期待しましょう!

 

今回のシミュレーションに登場した各社の公式サイトはこちら

新生銀行公式サイト

 

住信SBIネット銀行公式サイト

 

楽天銀行公式サイト(フラット35)

 

三菱東京UFJ銀行公式サイト

 

借り換えにおすすめの住宅ローンを様々な視点から徹底比較

 住宅ローン借り換えランキング
 大人気!変動金利への借り換え効果は?
 人気急上昇!10年固定への借り換え比較

住宅ローン公式サイト

 じぶん銀行の住宅ローン公式サイトはこちら
 【じぶん銀行×au】 au住宅ローン専用申込サイトはこちら
 住信SBIネット銀行の住宅ローン公式サイトはこちら
 新生銀行の住宅ローン公式サイトはこちら
 楽天銀行の住宅ローン公式サイトはこちら

住宅ローンの金利動向予想記事

 住宅ローンの金利推移・金利動向は?【2017年11月金利予想】
 フラット35の金利はどうなる?フラット35の金利動向を予想!
 2018年の住宅ローン金利はどうなる?
 5年後の変動金利はどうなる?変動金利の今後を予想!

 

 

住宅ローン借り換え特集

住宅ローン関連新着ニュース

人気の特集記事ランキング人気の特集記事ランキング

住宅ローン借り換え基礎知識住宅ローン借り換え基礎知識