芸能人の住宅ローン審査基準は?収入が不安定でも借りられる?

過去には、人気のお笑い芸人が住宅ローン残高の多さで話題になったことがありました。芸能人は華やかに見える一方で、収入が安定しにくい職業も多く、住宅ローンの審査では一般のサラリーマンとは異なる見られ方をすることがあります。
例えば、お笑いコンビ・バナナマンの設楽統氏は都内に豪邸を購入したと言われ、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で35年の住宅ローンを利用して購入したと発言しています。
住宅ローンを35年間返済するということは、35年間返済を続けられるだけの経済力・安定性があると判断してもらう必要があります。住宅ローンの金額は明らかにされていませんが、これだけ長期のローンを組めたのは、それだけ番組出演が多く収入の安定した人気タレントだったからと言えるでしょう。もちろん、頭金・自己資金も相当な割合を入れているとは思いますが。
芸能人の住宅ローン審査上の扱いとは?
一言で芸能人と言っても色々な種類の職業に分かれますので、審査上の扱いをひとくくりにすることはできませんが、当たりはずれが多く一般的には安定的な収入の維持からかけ離れている芸能人は、住宅ローン審査上は厳しく評価されることが多いようです。
ただし、芸能事務所に所属して給料という形で収入を得ている人もいれば、個人事務所を立ち上げている人などで扱いも異なります。お笑い芸人の大半は事実上個人事業主と言われ、なかなか住宅ローンの審査上は厳しいのですが、芸能人だからと言って住宅ローンの利用を諦める必要はありません。ただし、一般的なサラリーマンとは異なる扱いで審査されることも多く、審査書類の提出も通常より多くなると覚悟しておくと良いでしょう。
過去の芸能人(特にバラエティ番組に出演しているような人)が住宅ローン事情をテレビ番組・ラジオ番組で発言した内容などを参照すると、以下のような状況にあるようです。なかなか厳しいですね。
- 過去3年間の所得証明の提出を求められることが多い
- 印税収入など定期的な収入があるとプラスに評価される
- レギュラー番組などを持っていると定期的な収入を得られやすいと評価される
- 節税目的で所得を少なくしている年が過去3年にあると審査上は不利
- 頭金・自己資金は多めにいれないと厳しい
3億円・4億円は借りられないのでは?
一般的な銀行の住宅ローンは融資上限が1億円程度、フラット35は1億2000万円(2026年4月実行分から、従来の8000万円より引き上げ)です。一部の金融機関で2億円程度を融資上限としていたり、1億円が上限の銀行でも特例で1億円以上の融資を行うこともあるようですが、基本的に1億円前後が融資上限になると考えておいた方が良さそうです。数億円規模の住宅は、住宅ローンだけでまかなうのは難しく、相応の自己資金が前提になります。
住宅ローンの審査に有効な対策は?
まず、頭金・自己資金の割合をできるだけ増やすことが重要になってきます。一般的には10%以上あると良いと言われる住宅ローンの頭金ですが、収入が不安定とみられやすい芸能人の場合、最低30%・できれば50%ぐらいは頭金として準備することがおすすめです。それだけの額を頭金に入れることができれば、金融機関側も返済不能になっても物件を売却するなどして得られるであろうお金で融資金額を回収できると判断しやすくなります。
芸能人におすすめの住宅ローンは?
芸能人は自営業・個人事業主に近い住宅ローンの審査が行われがちなので自営業・個人事業主の審査の記事も参照して欲しいと思いますが、結論としてはフラット35が有力な選択肢と言えるでしょう。一般的な銀行では芸能人という職業を適切に評価してくれる可能性が低い一方、フラット35は幅広い職業や雇用形態の人に住宅ローンを提供することを目的としています。フラット35は明確な年収条件がなく、収入が不安定とみられやすい職業でも申し込みやすいのが特徴です(返済負担率などの基準は満たす必要があります)。実際、フラット35を取り扱うネット銀行では、職業が芸能人であると伝えるとフラット35を案内されることもあるようです。
フラット35関連コンテンツ
住宅ローン借り換え.jpのおすすめ特集
借り換えにおすすめの住宅ローンを徹底比較
住宅ローンの金利動向予想記事


