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ネットDe団信とは?団信のWeb申込の流れと借り換え時の注意点

団体信用生命保険の告知手続きをパソコンとスマートフォンでオンライン完結するイメージ

住宅ローンの団体信用生命保険(団信)は、告知から申し込みまでをインターネットだけで終えられるのが今の主流です。その先駆けが第一生命の「ネットDe団信」で、2017年8月に取扱いが始まり、同年9月8日にりそな銀行・埼玉りそな銀行が提供を開始しました。借り換えは団信に入り直す手続きでもあるため、告知がWebで完結するかどうかは、申し込みから実行までの日数にそのまま効いてきます。

ネットDe団信とは|第一生命の団信インターネットサービス

ネットDe団信は、第一生命が2017年8月16日に取扱いを開始した団信のインターネットサービスです。従来、借入予定者は金融機関を経由して書面で団信の手続き書類を提出していましたが、このサービスでは告知から申込みまでをインターネットを通じて第一生命と直接手続きできます(告知内容によっては健康診断結果証明書等の書面でのお手続きが必要になる場合があります)。

利用できるのは「第一生命が単独引受または事務幹事として引き受けている団信」を採用し、かつこのサービスを導入している金融機関の住宅ローン借入予定者です。導入する金融機関側にも書類の受け渡し・不備チェック・郵送が不要になるメリットがあり、りそな銀行・埼玉りそな銀行が2017年9月8日にいち早く提供を開始しました。りそな銀行では現在も、住宅ローンマイページからネットDe団信の手続きページが案内されています(2026年9月時点・公式サイトで確認)。

短縮できるのは「署名・捺印・郵送」と加入診査の待ち時間

  • 書面申込で必要だった署名・捺印・郵送のプロセスを省略できる
  • その結果、団信の加入診査にかかる期間が短くなり、住宅ローンの審査から実行までの日程を詰めやすくなる
  • 「今の金利水準のうちに実行したい」という動機が強い借り換えほど、この日数短縮が効いてくる

借り換えで団信に入り直すときの流れ|告知は正式審査と並行して進む

借り換えは新しい住宅ローンを組み直す手続きなので、団信にも入り直しが必要です。実際の順番は金融機関によって異なりますが、当サイトで紹介する機会が多いSBI新生銀行の場合、団信のWEB申込は次の3ステップで案内されています(2026年9月時点)。

  1. 住宅ローンの審査を申し込む(WEBまたは郵送)
  2. 申込完了後に発行される申込番号(融資ID)を控える
  3. 3つの団信から1つを選び、正式審査中に各保険会社の専用申込サイトで告知手続きを行う

ポイントは、団信の告知が正式審査と並行して進むことです。告知が遅れればその分だけ実行日が後ろにずれるため、借り換えでは審査を申し込んだ直後に団信の選択まで決めておくと待ち時間が減ります。団信は重複して申し込めないので、保障内容と上乗せ金利は先に比べておきましょう。各行の団信の違いは住宅ローンの団信を徹底比較|無料の疾病保障と借り換え時の注意点で整理しています。

見落としやすい「健康診断結果証明書」の有効期限は団信ごとに違う

Web告知でも、告知内容によっては健康診断結果証明書の提出を求められます。ここで見落としやすいのが、証明書の有効期限が団信ごとに違うことです。SBI新生銀行の案内では次のように分かれています(2026年9月時点)。

  • 全疾病保障付団信(引受=SBI生命):受診日から告知日までが14ヵ月以内のもの
  • ガン団信(引受=第一生命):住宅ローンの融資実行日からさかのぼって2年以内に受診したもの

提出が必要な場合も、書面を郵送するのではなく、医療機関で医師に記入してもらった証明書を、告知時に登録したメールアドレス宛に届くメールのURLからアップロードする形です。勤務先の健康診断結果通知書や人間ドックの成績表をそのまま使うこともできます(検査項目が不足している場合などは、引受保険会社所定の診断書を求められることがあります)。直近の健診結果が手元にあるかどうかで、借り換えの実行までにかかる日数は変わります。借り換えを考え始めた時点で、いつ受診した結果が残っているかを確かめておくと段取りが組みやすくなります。

SBI新生銀行で選べる3つの団信|上乗せ0円と年0.100%の違い

団信の種類金利上乗せ主な保障と条件(引受保険会社)
一般団信上乗せなし死亡・所定の高度障害状態に加え、リビング・ニーズに該当した場合、所定の重いがんと診断された場合も対象(SBI生命)
全疾病保障付団信上乗せなし借入時点で満50歳未満が対象。8疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中・高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎)やその他の病気・ケガで所定の期間、就業不能状態が続いた場合(SBI生命)
ガン団信年0.100%上乗せ借入時点で満50歳未満が対象。死亡・所定の高度障害状態のほか、所定のがんと診断確定された場合、または余命6ヵ月以内と宣告された場合(第一生命

ガン団信を引き受けているのは第一生命で、告知はまさにネットDe団信の仕組みを使ってオンラインで行います。一般団信と全疾病保障付団信が上乗せ0円で選べる点は、借り換えで総返済額を抑えたい人にとって分かりやすい強みです。なおガン団信と全疾病保障付団信は併用できません。年0.100%を払ってがん保障を取るか、就業不能への備えを上乗せ0円で取るかは、いま加入している民間の保険で何をカバーできているかと合わせて決める論点になります。

借り換えと団信で押さえる3つのポイント

  • 健康なうちが借り換えの好機:団信の告知は借り換え実行の前提条件です。持病や入院歴が増える前に検討する価値があります。
  • Web告知なら日程を詰めやすい:郵送のやりとりが不要になり、金利情勢を見ながら動きたいときに進めやすくなります。
  • 保障を見直すタイミングでもある:がん保障や就業不能保障を足せる一方、上乗せ金利は残債全体に毎年かかります。上乗せ幅と保障範囲は必ずセットで比べてください。

3つ目は、団信の加入が任意であるフラット35から民間ローンへ借り換えるときにとくに効いてきます。団信の上乗せ金利と民間の生命保険のどちらで備えるかは、35歳以下ならフラット35の団信加入は損?生命保険との比較と借り換え時の選び方で年代別に比べています。

よくある質問

Q. 借り換えでも団信に入り直す必要がありますか?

A. 必要です。借り換えは新しい住宅ローンを組み直す手続きなので、借換先の団信に改めて告知して加入します。健康状態によっては団信の審査に通らず、借り換えそのものができないこともあります。

Q. ネットDe団信はどの金融機関でも使えますか?

A. 使えるのは、第一生命が単独引受または事務幹事として引き受けている団信を採用し、かつこのサービスを導入している金融機関の住宅ローン借入予定者に限られます。借換先を選ぶ段階で、その金融機関の団信の引受保険会社と告知方法を確かめておきましょう。

Q. Webで告知すれば健康診断結果証明書は不要になりますか?

A. 告知内容によっては提出が必要です。ただし提出する場合も、医師に記入してもらった証明書をメールのURLからアップロードする形が一般的で、書面を郵送するプロセスは省略できます。

Q. ガン団信の年0.100%の上乗せは、借り換えの損得にどれくらい影響しますか?

A. 上乗せ分は借入残高全体に毎年かかるため、残債が大きく残りの返済期間が長いほど負担が増えます。借り換えの試算では、表面の金利差だけでなく団信の上乗せを含めた適用金利で比べてください。

Q. 団信を申し込んだあとで種類を変えられますか?

A. SBI新生銀行の案内では、ガン団信で保険会社の審査によりがん保障特約またはリビング・ニーズ特約を付加できなかった場合でも、団信の審査が承認されれば第一生命の団信に加入できます。この場合は保険金の支払事由がSBI生命の一般団信とは異なるため、希望すればSBI生命の一般団信または全疾病保障付団信に改めて告知申込をすることも可能とされています。

参考・出典

団信の取扱商品・引受保険会社・保障内容・告知方法は金融機関ごとに異なり、変更されることもあります。最新の取扱状況は各金融機関・各保険会社の公式サイトでご確認ください。

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