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新生銀行の住宅ローン審査は厳しい?

新生銀行の住宅ローンは、事務手数料54,000円~、保証料無料、団信保険料無料、一部繰り上げ返済手数料無料など、住宅ローンを利用するにあたっての諸費用をおさえることができる点が特徴の住宅ローンです。

 

これは借り換えのために何十万円もの費用をかけるわけにはいかないという人は多く、借り換え時に高い人気を集めている住宅ローンの1つです。また、住宅ローンの返済を続けていく中で必要となる銀行口座への入出金も非常に利便性が高く、ATMサービスは最強で、ファミリーマート・セブンイレブン・ローソンなどのコンビニATMで24時間365日入出金の手数料が無料、ゆうちょ銀行・イオン銀行やJR東日本の駅のATMなど幅広いATMネットワークとも提携し、おなじく24時間365日手数料無料です。さらに、住宅ローン利用中であれば振込手数料も毎月10回まで無料になるので、無駄なお金をかけることなく住宅ローンの返済を続けていくことができます。

 

新生銀行の公式サイト:http://www.shinseibank.com/


 
新生銀行の住宅ローンについて

新生銀行は今から15年前の2002年にパワースマート住宅ローンの取り扱いを開始しました。保証料無料、繰り上げ返済手数料無料(しかも1円単位で返済可能)など、当時として非常に画期的なサービスに低い金利の住宅ローンを提供し、古い体質だった住宅ローン業界に一石を投じ、多くの利用者の支持を集めました。そのサービスは、改善を重ねながら15年たった今でも引き継がれています。

ちなみに、メガバンクや地方銀行では未だに主流の「保証料が必要な住宅ローン」は事務手数料が数万円です。新生銀行の住宅ローンの「保証料無料」が魅力的でかつ話題を集めたのは、「事務手数料が数万円のままで、保証料がかからない住宅ローンを提供したから」であって、「保証料を無料にして、保証料よりも高額の事務手数料がかかるだけの住宅ローン」は本末転倒です。

新しいネット銀行の住宅ローンが「保証料は無料にして、事務手数料を高額にする。そのうえで金利を下げる」という商品性で新生銀行とソニー銀行の住宅ローンとの差別化を図っており、「金利の低さ」というわかりやすい指標では、それらの住宅ローンの方が魅力的にみえるということもあり、新生銀行・ソニー銀行がやや元気がない印象がありますが、現時点でも総合的に優れた住宅ローンであることにかわりはありません


なお、新生銀行のパワースマート住宅ローンは、安心パック(コントロール返済、安心保証付団信)、安心パックW(病児保育や家事代行などの生活サポート)と付帯サービスや将来への備えを充実させ、独自性のが付帯される安心パックW(ダブル)・安心パックの取り扱いを開始しています。

 

 

また、新生銀行の住宅ローンの気になる評判の1つに審査の厳しさがあります。ネットで調べると新生銀行の住宅ローンの審査が厳しい・審査に落ちたという声をたくさん発見することができるのですが、本当に厳しいのか、そして、注意すべき点や対策について確認していきましょう。

 

新生銀行の住宅ローンの詳細はこちら

 

新生銀行の住宅ローンの審査基準について(人物像)

最初に確認しておきたいのが住宅ローンの商品説明書です。商品説明書を読めばその住宅ローンの審査基準などの概要が理解できるのですが、残念ながら文字ばかりで読みにくいので、重要な箇所を上から順に確認していきましょう。

 

<利用可能な人>

<年齢条件>

年齢条件は一般的で、申込時の年齢が20歳~65歳、完済時の年齢が80歳未満となっています。

 

<健康状態(団信への加入)>

団体信用生命保険加入必須は民間住宅ローンとしては一般的です。新生銀行の住宅ローンの場合、通常の団信は第一生命が引受保険会社、安心パックに内包される安心保証付団信は太陽生命が引受保険会社となります。団信への加入審査は告知をもとにして行われますが、過去3年以内の病歴・通院暦は隠さずにしっかりと告知するようにしましょう。(告知が漏れると保険金が支払われない可能性があります)。

ワイド団信は取り扱っていませんので、過去に病歴がある場合や病気療養中の人だと新生銀行の住宅ローンの利用は難しいでしょう。もし、一般的な団信に加入できない場合は、ソニー銀行じぶん銀行の住宅ローンでワイド団信を利用するか、団信への加入が任意なフラット35を取り扱っている楽天銀行住信SBIネット銀行の利用を検討するようにしましょう。

新生銀行の審査基準について詳しくはこちら

<年収・勤続年数>

年収基準はやや厳しく、勤続年数についてはやや甘いと考えて良さそうです。

年収基準は100万円・200万円~と定められているのが一般的な中で300万円以上と定められています。年収基準を定めていない住宅ローンも存在していますし、ソニー銀行や楽天銀行(金利選択型)のように年収400万円以上を基準としている住宅ローンもありますので、そこまで厳しい基準ではありません。

また、3年以上の勤続を条件とする住宅ローンが多い中で2年と定められいるのは利用しやすい部類です。新生銀行の場合は、同じ会社に2年以上勤続している必要はないので、この2年間に転職していたとしても(審査上厳しくみられるかもしれませんが)、連続して働いてさえいれば問題ないという点もポイントです。

なお、収入条件をクリアできない場合でも、共働きであれば「ペアローン」や「収入合算」を利用することで解決できますので申込時にチェック(希望)しておくようにしましょう。

 

<職業・雇用形態>

民間企業に勤めている場合の雇用形態は「正社員」または「契約社員」に限定されています。「派遣社員」「パート」は利用できないという点に注意しましょう。例えば、イオン銀行の住宅ローンの場合、「派遣社員」でも利用可能です。メガバンクの住宅ローンの場合、「契約社員」は利用不可としていることを考えると厳しい水準ではありません。公務員・自営業でも当然利用可能です。

 

新生銀行の審査基準について詳しくはこちら  

 

新生銀行の住宅ローンの審査基準について(資金使途)

次に資金使途について確認しましょう。資金使途とはどういった条件の住宅の購入資金に利用できるかを示しすものです。新築マンション・中古マンション・建売戸建ての購入であればあまり気にしなくてもよいので読み飛ばしてください。中古の戸建住宅の場合、利用できない住宅ローンもありますが特に問題なく利用できます。

 

ここでのポイントは注文住宅を検討している人です。注文住宅の場合、ハウスメーカーや工務店に分割してお金を支払わなければなりませんが、新生銀行からは建物完成時に一括で融資してもらうことしかできません。注文住宅の場合、工務店に建築費用を支払うために「つなぎ融資」をしてもらう必要があるのですが、新生銀行独自では対応していませんので、別途つなぎ融資の申込も必要になりますので注意しましょう。なお、つなぎ融資についてはこちらのコラムでも紹介していますので参考にしてください。

 

なお、中古戸建ての購入を融資対象外としている金融機関は多く存在することを考えると、新生銀行の資金使途の基準が特別厳しいと言うことではありません。

 

また、新生銀行の住宅ローンの特徴としてリフォーム代金も住宅ローンに含めて借り入れ・借り換えすることができます。一般的なリフォームローンよりも金利が圧倒的に低い住宅ローンの金利がそのまま適用されますので、「中古住宅購入しつつリフォームしたい場合」「住宅ローンの借り換えと同時にリフォームする場合」は有力な住宅ローンに名乗りをあげてきます。

 

リフォームローンについて詳しくはこちら

 

新生銀行の住宅ローンの審査基準について(借入可能限度額)

500万円~1億円の融資額は一般的なのですが、実は新生銀行の住宅ローンの審査が厳しいと評判になった理由はここにあると考えています。

新築にしても中古にしても物件には売却価格が定められています。売却価格は不動産会社やオーナーが建築費用や周辺物件の相場を参照して決めていますが、新生銀行はその価格をうのみにせずに「新生銀行が指定する不動産評価会社による物件査定(評価額算出)」をおこなうこととしています。さらっと書いてあるこの1行が曲者で、「銀行の委託を受けて、第三者の立場で物件を査定する不動産評価会社」が物件の査定価格を甘くすることは考えにくく、物件査定が厳しく行われると考えておかなければなりません。

 

この物件査定が理由で審査に落ちることはほとんどないと考えられますが、「マイホームの購入価格」よりも低い価格で査定される可能性は高いですし、住宅ローンの借り換え時でも「その時点の住宅ローン残高」よりも物件の担保価値が低い場合、希望する借入額よりも下回る金額を限度額とされる可能性もあります。

 

また、担保評価額の300%を限度額とする住宅ローンもある中で、担保評価額の100%以内とされています。これは、新生銀行の住宅ローンの審査基準の中で最も厳しいポイントです。

 

対策としては、自己資金の準備・繰り上げ返済(借り換えの場合)となります。ただし、マイホーム購入時であれば、自己資金を一定(10%以上を推奨)以上準備していれば問題になる可能性は少ないでしょう。また、新規借入時にフルローンで借り入れていて、繰り上げ返済も全くしておらず、マイホームの物件価値が大きく下落している地域という条件状況で借り換える場合は、繰り上げ返済を少し進めておくと良いでしょう(先に借り換えの審査申込を行ってからで問題ない)。

 

新生銀行の審査基準について詳しくはこちら  

 

最後に

新生銀行はインターネットで住宅ローンを探す時代になった当初からネット申込の住宅ローンを提供しています。その結果、インターネット上には「良い評判・口コミ」も「悪い評判・口コミ」も多く存在するようになり、最近は「悪い評判」が目立っているように思います。

 

商品説明書をしっかりと読み解くと、住宅ローンの審査基準が特別厳しいわけではないことがわかります。どちらかというと甘いぐらいです。

 

ただ、今回紹介した審査基準以外にも「個人信用情報」の確認や年収に対する返済金額の割合などから総合的に判断されるのが住宅ローンの審査です。そのため、最終的には審査に申し込んでみないと最終的な結果はわかりません。これは新生銀行の住宅ローンに限った話ではありませんので、2-3社の金融機関に絞り込んでから複数の金融機関の住宅ローンに申し込むようにしておくと良いでしょう。

 

新生銀行住宅ローン申し込み専用サイトはこちら

 

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