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高血圧症の人のための住宅ローン審査対策

厚生労働省の調査によると日本には高血圧の患者が1,010万8,000人いると言われています。

高血圧、正確には高血圧性疾患は50代・60代以上の年齢で発症することが多く、住宅ローンの借り入れや借り換えを考えている30代や40代で継続的な投薬治療が必要になるほどの高血圧症に悩んでいる人はそれほど多くはありません。一方で30代や40代で高血圧に悩む人も一定数存在しています。

 

高血圧、それも降圧剤を常服しているような人の中には、住宅ローン(団信)の審査に落ちるに違いないと思い込んで住宅ローンの借り入れや借り換えを諦めてしまっている人もいると思います。このコラムでは高血圧症に悩む人のための住宅ローンの審査対策を紹介しています。高血圧に悩んでいる人で住宅ローンの借り入れ・借り換えを考えている人の参考になれば幸いです。

 

住宅ローン(団信)の告知書類

最初に住宅ローンの借り入れ・借り換えを行う時に加入しなければならない(※)団信に申し込む際の告知方法や告知内容を確認しておきまましょう。

楽天銀行住信SBIネット銀行アルヒなどが取り扱うフラット35であれば団信に加入しなくても利用できます。

 

以下は住宅ローンの団信の告知書のサンプルです。一般的に、団信に加入するためには、「①最近3か月間の医師による治療や投薬の有無」「②過去3年間に2週間以上の治療・投薬を行ったことや手術の経験」を告知(申告)しなければなりません。告知は以下のような書面に状況を記入して提出することで行います。その告知内容をもとに保険会社が団信への加入審査を行う、というった流れです。

 

「高血圧症」で現在も投薬治療を行っている人は、当然「最近3か月以内に治療・投薬しているに該当」するので、その症状や治療状況を記入する必要があります

初期症状であれば、運動療法や食事療法で症状が改善することもありますが、症状が進んでしまうと血圧をさげる降圧剤を手放すのは難しい状況になります。つまり、高血圧と診断されて投薬を続けている場合、基本的に告知書にその内容をしっかりと記入して申告する必要があると考えておかなければなりません。

※たまたま測った血圧が高いだけで高血圧症に該当するわけではありません。高血圧症とは何度血圧を計っても正常値より高いと医師により診断された人のことを言います。一般的には血圧を何度計っても「最高血圧が140mmHg以上、または、最低血圧が90mmHg以上」になってしまうと高血圧症とされます。”血圧高め”、”高血圧予備軍”と言われた程度で、特に薬を飲んでいなければ高血圧症とは言えず、告知する必要もありません。

 

そもそも、病状として高血圧そのものが問題なわけではなく、高血圧が引き起こす様々な症状(例えば常に血管に負担がかかる状態になることによる血管損傷や動脈硬化にかかるリスク)が問題視されます。早期発見と対処で血圧をコントロールできている場合、問題になることは少ないのです。

従って、降圧剤で継続的に血圧をコントロールできている実績があれば、一般団信に問題なく加入できるケースも多くあるのです。

1番ダメなのは高血圧状態の放置です。長い期間高血圧の状態を放置していると、動脈硬化がすすむだけでなく、脳卒中や心疾患など大きな病気に繋がってしまいます。特に脳卒中は高血圧の影響が大きいとされている致命的な病気です。「住宅ローンのため」ではなく「ご自身のために」高血圧の放置は絶対にやめましょう。もちろん、「重大な病気につながる状態を放置している=住宅ローンの審査でも厳しい結果になる」となるのは言うまでもありません。

 

高血圧・降圧剤治療中でも住宅ローン(団信)に加入できる可能性がある

先ほども触れましたが、高血圧は「年齢が高い(40歳以上)」「血圧を下がる薬で一定期間コントロールできている」という条件を満たすと団信に問題なく加入できる可能性があります。「年齢が高い」と有利なのは、「高血圧が加齢とともに発症しやすい症状であること」から、ある程度の年齢になると高血圧の症状が発症するのはやむを得ない面があると保険会社も認めているためです。

20代・30代で高血圧になったり、40代でも継続的・計画的な投薬で血圧をコントロールしていない(いい加減な管理で放置してしまっている)状況だと団信に加入できない可能性が高まってきます。

降圧剤は一度服用してしまうとなかなかやめられないものですが、薬の量を減らせる可能性があります。住宅ローンの審査場も投薬量が少ない方が有利なので、薬の量を減らす努力をぜひ行っていただきたいと思います。例えば、減量(ダイエット)や塩分摂取量を減らすことなどですね。特に肥満を伴った高血圧症の人はぜひ減量していただきたいと思います(減量することで高血圧の症状が軽減され、投薬量が下がり団信に加入しやすい状態にもっていける可能性がある)。

 

高血圧の人の住宅ローン対策ポイント

高血圧は血圧をコントロールできていれば通常の団信に加入できる可能性が比較的高い病気なので、ぜひ住宅ローンの借り入れや借り換えをあきらめないでほしいと思います。ポイントは以下の4つです。

(1)告知書にはしっかりと記入して申告する。医師の診断書の添付も効果的。

(2)降圧剤による投薬治療中でも血圧をコントロールできていれば団信に加入できる可能性は高い(年齢がたかければその可能性は高まる)

(3)降圧剤による投薬治療はしっかりと計画的に行って血圧をしっかりとコントロールすることが重要

(4)肥満症状を伴っている場合は減量にも挑戦して投薬量を減らすこと

 

保険会社の団信加入審査に通るということは、健康状態に大きな問題がないと判断してもらえるということです。裏を返せば団信に加入できるように努めることはご自身の健康状態を高めることにも繋がります。住宅ローンの審査対策としてはもちろん、ご自身の健康状態のためにもしっかりと治療を行うようにしましょう。

 

高血圧症で通常の団信に加入できなかった場合は?

上記の対策を行っても通常の団信に加入できなかった場合の対策としては以下があげられます。

 

(1)引受保険会社が異なる住宅ローンに申し込む

(2)引き受け条件緩和型団信(ワイド団信)を利用する

(3)団信に加入しなくてもよい住宅ローンに申し込む

(4)高血圧について告知書に記入せずに(告知義務違反を覚悟して)申し込む

 

まずためしてほしいのは「保険会社を変えること」です。団信の審査で落ちた保険会社とは違う保険会社を引受保険会社にしている住宅ローンを選ぶと良いでしょう。純日本の保険会社と外資系というようにできるだけタイプが違う保険会社に申し込むことをおすすめします。

通常団信への加入が難しそうな場合は、ワイド団信をおすすめします。ワイド団信は扱っていない金融機関もありますし、金利負担が発生してしまいますので、住宅ローン金利+ワイド団信上乗せ金利でしっかりと比較するようにしましょう。

<ワイド団信を取り扱うおすすめの住宅ローン>

じぶん銀行の住宅ローン 年0.3%上乗せ

au住宅ローン 年0.3%上乗せ

ソニー銀行 年0.2%上乗せ

イオン銀行 年0.3%上乗せ

 

<団信への加入が任意のフラット35>

フラット35は団信に加入しなくても借り入れ・借り換えできる住宅ローンです。したがって、高血圧症で団信に加入できなかった場合有力な選択肢になります。フラット35はどの金融機関を経由しても団信に加入しなくても良いという条件は変わりません。経済条件が良い以下のような金融機関経由での申込がおすすめです。

 

楽天銀行のフラット35

 

アルヒのフラット35

 

住信SBIネット銀行のフラット35

 

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