団信はネット申込が主流に|第一生命「ネットDe団信」と借り換え時の注意点

住宅ローンの団体信用生命保険(団信)は、いまや告知から申し込みまでインターネットで完結できるのが主流になりつつあります。その先駆けが、第一生命が2017年8月に取り扱いを開始した団信のインターネットサービス「ネットDe団信」です。書面での署名・捺印・郵送を省略でき、団信の加入診査にかかる期間を短縮できます。借り換えでは団信への入り直しが必要になるため、手続きがWebで完結するかどうかは借り換えのスピードに直結する実務的なポイントです。
ネットDe団信とは
従来、住宅ローンの借入予定者は金融機関を経由して書面で団信の手続き書類を提出していました。ネットDe団信では、告知から申込みまでをインターネットを通じて第一生命と直接手続きできます(告知内容によっては健康診断結果証明書等の書面が必要になる場合があります)。
利用できるのは「第一生命が単独引受または事務幹事となっている団信」を採用する金融機関の住宅ローン利用予定者に限られますが、導入した金融機関側にも書類の受け渡し・不備チェック・郵送が不要になるメリットがあり、2017年9月にはりそな銀行・埼玉りそな銀行がいち早く提供を開始しました。
住宅ローン利用者のメリット
- 署名・捺印・郵送のプロセスを省略できる
- 団信の加入診査の所要期間が短縮され、結果的に住宅ローン全体の審査・実行までの期間短縮につながる
現在はWeb完結の団信手続きが広がっている(2026年7月時点)
サービス開始から年数がたち、団信のWeb手続きは各行に広がっています。当サイトで紹介する機会が多いSBI新生銀行でも、団信はWEB申込が案内されており、3つの団信から1つを選んで各保険会社の専用申込サイトで告知手続きを行う流れです(2026年7月時点・公式サイト確認)。
| SBI新生銀行の団信 | 金利上乗せ | 備考 |
|---|---|---|
| 一般団信 | 上乗せなし | 死亡・高度障害等を保障。SBI生命の専用サイトでWeb手続き |
| 全疾病保障付団信 | 上乗せなし | 借入時満50歳未満。8疾病等で所定の就業不能状態が続いた場合を保障 |
| ガン団信 | 年0.100%上乗せ | 借入時満50歳未満。第一生命の専用申込サイトでWeb手続き |
SBI新生銀行のガン団信は第一生命が引き受けており、まさに第一生命のWeb申込の仕組みをつかってオンラインで告知・申込ができます。一般団信・全疾病保障付団信が上乗せ0円で選べる点も、借り換え先として総返済額を抑えたい人には魅力です。
借り換えと団信:ここに注意
借り換えは「新しい住宅ローンを組み直す」手続きなので、団信にも入り直しが必要です。健康状態によっては団信の審査に通らず借り換えができないこともあるため、次の点を押さえておきましょう。
- 健康なうちが借り換えの好機:団信の告知は借り換え実行の前提条件。持病や入院歴が増える前に検討する価値があります。
- Web告知なら手続きが速い:郵送のやりとりが不要になり、金利情勢を見て動きたいときにスピーディーに進められます。
- 保障内容の見直しチャンス:借り換えは、がん保障や就業不能保障など保障を手厚くするタイミングにもなります。上乗せ金利の有無と保障範囲をセットで比較しましょう。
団信のWeb手続きの対象商品・引受保険会社・保障内容は金融機関ごとに異なり、変更されることもあります。最新の取扱状況は各金融機関・各保険会社の公式サイトでご確認ください。
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