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団体信用生命保険(団信)の疾病保障に入るべきか?必要性は?/疾病保障を徹底比較

団体信用生命保険は住宅ローンを組む際にフラット35を除くすべての住宅ローンで加入が原則必須となります。

団体信用生命保険は住宅ローン契約者が死亡したり高度障害を負った場合に保険会社が保険金を住宅ローン貸し出しをしている金融機関に支払い、住宅ローン残高の弁済にあてる保険です。

弁済後は住宅ローンがゼロとなり住宅ローン契約者はマイホームが手元に残るものです。仮にこうした保険がない場合、住宅ローン残高を一括で支払うかマイホームを売却するしか手段がなくなり住宅ローンを利用したマイホームを購入している方をサポートする重要な保険となります。

一般的な団信の保障内容は死亡および高度障害となり、病気(疾病)になった場合の保障がない点は注意が必要です。

団信取り扱い大手のカーディフ生命保険のホームページより団信の関係図が分かりやすく紹介されているためご紹介したいと思います。

 

カーディフ生命保険は2024年3月末時点の団信契約残高が23兆円を越え、140万人もの方が同社の団信を利用しています。日本国内全体では団信の契約残高は210兆円にまで膨らんでいます。カーディフ生命保険はワイド団信やがん保障付き団信など日本で画期的な団信を扱っています。

本ページではカーディフ生命保険が扱うような疾病保障付きの団信入るべきか?必要なのか?という点をみてきたいと思います。

auじぶん銀行が住宅ローン利息の一部キャッシュバンクキャンペーンを実施中!
『普通預金連動型 住宅ローン(変動金利)利息キャッシュバックキャンペーン』

auじぶん銀行が住宅ローンを変動金利で利用している人向けに住宅ローン利息の一部を毎月現金でキャッシュバックするキャンペーン提供しています。

auじぶん銀行の住宅ローンは業界内でも魅力的な水準ですが、2024年に業界全体の流れに沿って住宅ローンの金利は引き上げになっていますが、このキャンペーンを利用することで利息額の一部がキャッシュバックされることになり、負担が軽減されることになります。なお、このキャンペーンはエントリーが必要なので2024年12月末までに必ずエントリーするようにしましょう。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。


※のキャンペーンに参加するには、エントリー期限日(2024年12月31日)終了時点で、auじぶん銀行の住宅ローンを変動金利でご契約中であり、お借入残高が1円以上あることが条件となっています。また、固定金利または保証付金利プランは対象外で、ミックスローンを利用している場合、変動金利タイプの部分のみが対象になります。

キャンペーンの詳細はこちら

疾病保障と団信の違いとは?

団信は前項でも触れましたが、死亡もしくは高度障害を保障してくれるものであり、疾病保障は特定の病気になったときに保障が受けれるものです。

具体的には下記のグラフで明示されているようながんいなったとき、心疾患、脳疾患で働けない状態が継続することで保障が受けれるのが疾病保障です。

3大疾病保障、8大疾病保障などが有名な保障となっています。こうした疾病保障は団信にプラスして付帯されるものであり、疾病保障を住宅ローンにつけることで、死亡時、病気時などさまざまなアクシデントに対する備えができることとなります。

死因の構成割合

引用;厚生労働省 人口動態統計月報年計(概数)の概況 

 

団体信用生命保険(団信)の疾病保障の種類について

種類 保障内容 費用 金融機関
3大疾病保障付き団信  がんと診断される、急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上症状が継続すると住宅ローン残高がゼロになる   年0.3%金利上乗せ ARUHIのフラット35
8大疾病保障付き団信   がんと診断される、急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上症状が継続、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎で就業不能が13ヶ月継続すると住宅ローン残高がゼロになる  年0.3%金利上乗せ  イオン銀行の住宅ローン、地銀、メガバンク
9大疾病保障付き団信    がんと診断される、急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上症状が継続、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎、ウイルス肝炎で就業不能が13ヶ月継続すると住宅ローン残高がゼロになる  年0.3%金利上乗せ 地銀、JAバンク、信用金庫
11大疾病保障付き団信 がんと診断される、所定の病気で180日以上入院継続すると住宅ローン残高がゼロになる  年0.2%金利上乗せ 中国銀行、千葉銀行
がん保障付き団信(50%) がんと診断されただけで住宅ローン残高が半分になる 無料 auじぶん銀行の住宅ローン※、ソニー銀行
全疾病保障付き団信 すべての病気や怪我を保障。 無料 auじぶん銀行の住宅ローン住信SBIネット銀行の住宅ローン
安心保障付団信 病気や怪我など理由を問わず要介護3以上となると住宅ローン残高がゼロになる 無料  SBI新生銀行の住宅ローン

 

ネット銀行では疾病保障の無料付帯が新しい常識に!

上記のようにがん保障、全疾病、安心保障付団信などを扱うネット銀行などでは保険料が無料で、余計なコストがかかるから疾病保障に入るべきかという迷いが必要がない状態となっています。

疾病保障に入るべきか?必要性は?とお考えになっているのは費用対効果のことを考えてだと思いますので、無料や極めて安価であればこうした無料付帯する住宅ローンを選ぶと言うのはご家庭を守るあなたに心強い見方となるはずです。

下記、疾病保障が付帯する住宅ローンの一覧となります。ネット銀行の住宅ローンはメガバンク・地銀の比べ金利も安く、疾病保障が無料付帯するのは大きな魅力と言ってよいでしょう。

 

金融機関保障内容
じぶん銀行の住宅ローンガンと診断されただけで住宅ローン残高が半分になる疾病保障と全疾病(すべての病気や怪我)が無料付帯。※1詳しくはこちら
ソニー銀行ガンと診断されただけで住宅ローン残高が半分になる疾病保障が無料付帯。詳しくはこちら
新生銀行の住宅ローン要介護3と認定されると住宅ローン残高がゼロに詳しくはこちら
イオン銀行の住宅ローンガン保障や8疾病保障を取り扱い(有料)詳しくはこちら
住信SBIネット銀行の住宅ローン
WEB申込コース
全疾病(すべての病気や怪我)の保障が無料付帯、50歳以下は3大疾病保障が無料詳しくはこちら
三菱UFJ銀行7疾病保障を取り扱い(年0.3%の金利上乗せが必要)
みずほ銀行8疾病保障を取り扱い(有料)
2024年10月現在
※1 満50歳までの方が加入可能

 

住宅ローン契約時に医療保険や生命保険の見直しが可能?

万が一に備えて、医療保険や生命保険に加入されているご家庭が多いと思います。住宅ローンを組むことで団信や疾病保障が付帯されるのですでにご加入されている医療保険や生命保険の見直しが可能になると思います。

実際にどのような見直しが可能なのか少し整理をしてみましょう。

種類 見直しの内容
一般団信 死亡時や高度障害の状態となった際に、住宅ローン残高がゼロとなるため、死亡保険の補償額を減額できる可能性。
3大~11大疾病保障付き団信 がんと診断された際に、住宅ローン残高がゼロもしくは半分となるためがん保険の補償額を減額できる可能性。
がん保障付き団信 がんと診断された際に、住宅ローン残高がゼロもしくは半分となるためがん保険の補償額を減額できる可能性。
全疾病保障付き団信 就業不能が1年継続しないと保障が適用されないため、医療保険や生命保険の見直しには直接的に行うのは難しい。
安心保障付団信 高度障害の状態となった際に、住宅ローン残高がゼロとなるため、死亡保険の補償額を減額できる可能性。

住宅ローンに付帯されている疾病保障は一般的な医療保険と異なり、万が一の際に住宅ローンの半分、もしくは全額が保険金で弁済される対象金額が極めて大きいことが特徴です。

このため、死亡保障などで過度な保障を生命保険から削れる可能性が大いにあるでしょう。

 

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