住宅ローン借り換え.jp

住宅ローン借り換え.jpに掲載する情報には金融機関のPR情報が含まれます。

どっちに借り換える?住信SBIネット銀行とauじぶん銀行の住宅ローンを徹底比較!

auじぶん銀行と住信SBIネット銀行の住宅ローン比較

インターネットで住宅ローンを探したり、住宅ローンを比較したことがある人であれば、住信SBIネット銀行とauじぶん銀行の住宅ローンは知っていると思います。この2つの住宅ローンはネット銀行の住宅ローンの中でも特に人気を集めている住宅ローンなので、最終的にどっちを選ぶべきか迷っている人も多いでしょう

 

この特集ページでは、住信SBIネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)とauじぶん銀行の住宅ローンを徹底的に比較・解説してどっちを選べばよいか迷っている人のために、正確な情報をわかりやすく解説したいと思います。最終的にどっちの住宅ローンを選ぶにしても双方の住宅ローンの特徴を把握しておいて損はありませんので最後までお読みいただければと思います。

住信SBIネット銀行とauじぶん銀行の生い立ち

まず最初に2つのネット銀行の生い立ちから簡単に確認していきましょう。

  住信SBIネット銀行 auじぶん銀行
銀行開業 2007年9月 2008年6月
住宅ローン取扱開始 2008年3月 2015年12月

銀行としての歴史はほとんど変わりません。どちらも15年以上の歴史を積み重ねてきました。また、大手銀行とネットに強い大手企業を親会社に持つという企業背景も似ています。ネット銀行は店舗がないから何となく不安という時代もありましたが、親会社の信頼性で補いながら大きく成長してきたと言えます。

 

なお、住宅ローンについては住信SBIネット銀行は開業してすぐに取扱を開始していて、住宅ローンの歴史は住信SBIネット銀行がリードしています。auじぶん銀行が住宅ローンを本格的に開始したのは開業から7年以上経過した2015年12月です。

 

住宅ローン以外のネット銀行ビジネスにおいてもライバル企業と言えるこの2つの銀行ですが、今回は住宅ローンに絞って、できるだけわかりやすく比較しながら解説していきたいと思います。

 

住宅ローンの基本的な商品性を比較

まず住信SBIネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)とauじぶん銀行の住宅ローンの基本的な商品性を確認していきましょう。

  住信SBIネット銀行(WEB申込コース) auじぶん銀行の住宅ローン
契約先  住信SBIネット銀行 auじぶん銀行
販売チャネル 住信SBIネット銀行のホームページ auじぶん銀行のホームページ等
来店必要有無 不要(ネット完結) 不要(ネット完結)
契約 WEB(印紙不要) WEB(印紙不要)
疾病保障

全疾病保障が無料で付帯

40歳未満は3疾病保障が無料で付帯

がん50%保障が無料で付帯

全疾病保障も無料で付帯

月次返済保障も無料で付帯

疾病保障引き受け会社 SBI生命保険 ライフネット生命
団信引き受け保険会社 SBI生命保険 ライフネット生命
その他付帯サービス なし なし
保証料 無料(審査の結果で保証会社を利用することになった場合、保証料相当額を上乗せした金利が設定される。なお、 別途保証料を支払う必要はない) 無料(保証会社の保証付金利プランあり。審査の結果で保証会社を利用することになった場合、保証料相当額を上乗せした金利が設定される。なお、 別途保証料を支払う必要はない)
団信保険料 無料

無料

一般団信・がん50%保障団信は無料

※がん50%保障団信、がん100%保障団信は加入時満50歳までの方が利用可能

事務手数料(税込) 2.20% 2.20%
一部繰上返済手数料(税込)  無料 無料
全額繰上返済手数料(税込)  無料(ただし、固定金利特約期間中は33,000円(税込)) 無料(ただし、固定金利特約※期間中は33,000円(税込))
残高証明書、利息証明書 1回あたり880円(税込) 1回あたり880円(税込)
条件変更手数料(税込)  1回あたり5,500円(税込) 1回あたり5,500円(税込)

※auじぶん銀行の固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます (保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。

 

基本的な商品性はかなり似ていることがわかります。大きく違うのは無料で付帯する疾病保障の内容です。この住信SBIネット銀行とauじぶん銀行の最大の特徴ともいえる「無料の疾病保障」については、このページの後半で詳しく違いを比較したいと思います。

 

次に住宅ローンを利用するにあたっての利用条件などを確認していきましょう。

 

 

住宅ローンの利用条件などを比較

  住信SBIネット銀行 auじぶん銀行
申込時の年齢 満 18 歳以上満 65 歳以下 満 18 歳以上満 65 歳未満
完済時の年齢 満 80 歳未満 満 80 歳まで
年収 明記なし 前年度の年収(自営業の場合は申告所得)が 200 万円以上
資金使途 本人または家族が住む住宅の新築・購入資金および関連する諸費用 本人または家族が住む住宅の新築・購入資金および関連する諸費用
つなぎ融資 土地のみ対応 対応なし
リフォーム資金

借り換え時に行うリフォーム資金は可能、また、リフォームローンを別途提供

取り扱いなし(ただし住宅ローンとリフォームローンを一括で借り換えは可能)
融資金額

500 万円以上 2 億円以内(10 万円単位)

※住宅の担保評価に500万円加算した金額が上限

500 万円以上 2 億円以内(10 万円単位)

諸費用は新規借入の場合住宅価格×10%が上限

※住宅の担保評価を上回る金額でも借入可

融資期間 1 年以上 50年以内(1 ヶ月単位) 1 年以上 35 年以内(1 ヶ月単位)
地域 日本全域(離島は除く) 日本全域(離島は対象外になる場合がある)
保証料・保証人 不要 不要
ペアローン・収入合算 利用可能(LGBTカップルも可) 利用可能(LGBTカップルも可)
ワイド団信 あり あり(一般団信に加入できない場合、自動的にワイド団信を審査)

 

利用条件には大きな違いはありませんが、住信SBIネット銀行が50年ローンに対応しているのと、リフォーム資金の取扱に違いがあることがわかります。それ以外でも細かな違いが散見され、例えば、年収・融資金額(諸費用や担保評価)の条件が若干異なっています。

 

まず、住宅のリフォームを行いたい人や、いつかリフォームしたいと考えている人は、リフォーム資金の取り扱いが違うことに注意しておきましょう。住信SBIネット銀行はリフォーム専用のローンを提供している一方で、auじぶん銀行は借り換え時限定で他社で借り入れしているリフォームローンを住宅ローン借入金額に含むことができます。

 

現在リフォームローンを利用している人は、auじぶん銀行の住宅ローンに借り換える時に住宅ローンとリフォームローンを一本化することで大きなメリットを得られる可能性があります。何よりも複数のローンが一本化できるのは家計を管理しやすいというメリットがあります。

 

ワイド団信は過去に大病を患った経験のある人や持病をお持ちの人が加入しやすい団体信用生命保険です。住信SBIネット銀行でも、auじぶん銀行でも取り扱いをしています。

全疾病保障とがん50%保障を比較

次に住信SBIネット銀行とauじぶん銀行の最大の特徴ともいえる「疾病保障」について詳しく比較していきましょう。

  住信SBIネット銀行 全疾病保障   auじぶん銀行 がん50%保障
加入時年齢

18〜65歳

18〜50歳

保険金支払条件

<住宅ローン残高の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、就業不能状態になりその日から12か月経過した日まで就業不能状態が継続した場合、住宅ローン残高相当額が保険金として支払われる。

<毎月返済の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に就業不能状態となり、その状態で住宅ローンの約定返済日が到来した場合、1回の就業不能状態あたり、最大12回まで毎月の住宅ローン返済額が保険金により支払われる。(累計で36回まで)

 

住宅ローンの借入日から90日経過した日の翌日以降にがん(悪性新生物)と診断された場合、住宅ローン残高の50%相当のがん診断保険金が支払われ住宅ローン残高が半分になる。

※就業不能期間や入院などの条件はなく「医師による診断確定」が保険金支払条件になります。

※すべてのけが・病気で入院が連続して31日以上になった場合、また、以降入院が継続して30日に達するごとに毎月の住宅ローン返済額が保険金で支払われる(2020年8月3日より)

上皮内ガン・皮膚ガンに対する保障

皮膚ガン、上皮内ガンは、住宅ローン残高の保証条件に含まれる。ただし、毎月返済の保証条件には含まれない。

子宮頸がん、大腸粘膜内がん、非浸潤がん、食道上皮内がん、悪性黒色腫以外の皮膚がんは保険金支払い対象に含まれません。
リビングニーズ特約 保険期間中に医師の診断書等で保険会社により余命6か月以内と判断されたときに被保険者の請求により保険金が支払われる。 保険期間中に医師の診断書等で保険会社により余命6か月以内と判断されたときに被保険者の請求により保険金が支払われる。
その他    

 

全疾病保障を比較

全疾病保障が住信SBIネット銀行・auじぶん銀行の双方で提供されるようになりましたので、その保障内容を比較していきましょう。簡単にまとめると、住信SBIネット銀行の疾病保障は1年以上の長期の就業不能・入院に強く、auじぶん銀行は半年程度の(住信SBIネット銀行と比較すると)短めの就業不能・入院が手厚くなるように設計されている、です。

  住信SBIネット銀行 全疾病保障

auじぶん銀行 全疾病長期入院保障

加入時年齢

18〜65歳

18〜50歳

保険金支払条件

<住宅ローン残高の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、就業不能状態になりその日から24か月経過した日まで就業不能状態が継続した場合、住宅ローン残高相当額が保険金として支払われる。

<毎月返済の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に就業不能状態となり、その状態で住宅ローンの約定返済日が到来した場合、1回の就業不能状態あたり、最大21回まで毎月の住宅ローン返済額が保険金により支払われる。(累計で36回まで)

 

<住宅ローン残高の保障条件>

精神障がいを除く、すべての病気とケガを理由として入院が継続180日以上となった場合に、住宅ローン残高相当額が保険金で支払われる。

※入院開始から最初の31日は連続した入院である必要があります。

<毎月返済の保障条件>

すべてのけが・病気で入院が連続して31日以上になった場合、また、以降入院が継続して30日に達するごとに毎月の住宅ローン返済額が保険金で支払われる(2020年8月3日より)

リビングニーズ特約 保険期間中に医師の診断書等で保険会社により余命6か月以内と判断されたときに被保険者の請求により保険金が支払われる。 なし
その他 なし なし。ただし、別途提供されるがん100%保障団信プレミアムに加入すると各種給付金があります。

 

同じ「全疾病保障」という名前を利用し、共に精神障がいを除くすべての病気とケガを対象にした保障ですが、保険金の支払い条件には比較的違いがあります。

まず、「期間」ですが、住信SBIネット銀行は24か月以上と定めれていますが、auじぶん銀行は180日以上と定めれています。保険金支払い条件の「期間」は短い方が有利なため、この点ではauじぶん銀行の住宅ローンに付帯する全疾病保障の方が有利と言えます。

 

また、住信SBIネット銀行の全疾病保障は入院を条件とはしていませんが、auじぶん銀行の全疾病保障は入院が条件となっています。この点に関しては住信SBIネット銀行の住宅ローンに付帯する全疾病保障の方が有利と言えます。180日以上の入院と12か月以上の働けない状態のどちらに備えたいのかが選定ポイントの1つと言えます。

 

更に「毎月の返済」に関する保障にも違いがあります。違いがあるというか、auじぶん銀行の全疾病保障には毎月の住宅ローン返済に対する保障がありません。住信SBIネット銀行、auじぶん銀行ともに毎月の住宅ローン返済に対する保障も付帯しています。

 

どっちの疾病保障サービスが魅力的?

今回取り上げた、2つの住宅ローンの商品性には似ているところがありますが、疾病保障サービスには違いがあります。

 

auじぶん銀行は「がん診断+180日以上の入院」に備えられる非常にシンプルで利用機会が比較的高い魅力的な疾病サービスを無料で提供しています。1年ぐらい病気の治療が続いた時に保障してもらえる住信SBIネット銀行の住宅ローンの疾病保障もないよりはあったほうが良いですが、疾病保障の充実度ではauじぶん銀行の住宅ローンの方が優れていると言えそうです。

 

利用する人によって将来の病気の備えに対する考え方が違ってくるので具体的なケースで考えてみたいと思います。

 

例えば、将来がんにかかって12か月以上働けない状態になった場合、住宅ローンの残高が0円になります。auじぶん銀行の場合、診断時に住宅ローンの残高は半分になり、180日入院が継続したタイミングで残りの残高が0円になります。

 

さらに、将来がんにかかって、早期発見・早期手術によりすぐに職場復帰できた場合、auじぶん銀行のがん50%保障の方が有利です。auじぶん銀行はがんと診断された時点で住宅ローンの残高が半分になりますが、住信SBIネット銀行の全疾病保障は早期に職場復帰できた場合、住宅ローンの残高はそのまま残るのがその理由です。がんに対する備えは、圧倒的にauじぶん銀行の方が優位と言えるでしょう。

 

がんを含む8疾病以外では24か月以上の就業不能で残高ゼロの住信SBIネット銀行と、180日以上の入院で残高ゼロのauじぶん銀行を比較することになります。180日以上の継続入院も24か月以上の就業不能も相当重い病気やケガで、この条件を満たす確率は相当低いのですが、期間が短いauじぶん銀行の方が圧倒的に有利と考えるのが自然です。

 

総合的には有効活用できる確率はauじぶん銀行のがん50%保障+全疾病保障の方が高いと考えられますので、どっちか1つを選べと言われたらauじぶん銀行に軍配をあげたいと思います。

 

なお、51歳以上の人はauじぶん銀行のがん50%保障団信は利用できませんので、注意が必要です。

※さらに将来へしっかりと備えたい場合auじぶん銀行ではがん100%保障やがん100%保障団信プレミアムといった保障内容が充実した疾病保障(金利上乗せ負担有)も提供しています。

住宅ローン金利は?

住信SBIネット銀行は2019年12月から審査の結果で金利が上乗せされるようになっています。最優遇金利が提示されれば良いのですが、審査に通るまで自分が借りられる金利が確定しないメガバンクのような住宅ローンになっているので注意してください。

 

auじぶん銀行は非常にシンプルな金利設定になっていることが特徴で、新規・借り換えで金利は違いませんし、自己資金・頭金の有無で金利が変わることもありません。諸費用を借り入れた場合でも適用される金利が高くなることもありません。もちろん、審査の結果で金利が変わることもありません。

ただし、auじぶん銀行でも、住宅ローンの審査の結果、保証会社を利用することになった場合、保証料相当額を上乗せした保証付金利プランとなる場合があるので、その点には注意が必要です。

 

 

住信SBIネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)関連特集

 【最新情報】住信SBIネット銀行の住宅ローンの最新金利動向・金利推移
 【最新情報】住信SBIネット銀行の住宅ローンの貸出実績は?
 【特集】住信SBIネット銀行の住宅ローンの落とし穴とは?(メリット・デメリット)
 【特集】住信SBIネット銀行の住宅ローンは危険?
 【特集】住信SBIネット銀行の住宅ローンの審査基準(厳しい点・あまい点は?)
 【特集】住信SBIネット銀行から住信SBIネット銀行に住宅ローンの借り換えできる?
 【特集】住宅ローン(対面)とWEB申込コースの違いとは?

auじぶん銀行の住宅ローン関連特集

 【インタビュー】ネット完結&充実の疾病保障で人気のauじぶん銀行の住宅ローン
 【詳細情報】auじぶん銀行の住宅ローンについて
 【ツール】auじぶん銀行の住宅ローンシミュレータ―
 【最新情報】auじぶん銀行の住宅ローンの最新金利動向・金利推移
 【特集】auじぶん銀行の住宅ローンの落とし穴とは?(メリット・デメリット)
 【特集】auじぶん銀行の住宅ローンの審査基準(厳しい?)
 【特集】au住宅ローンとauじぶん銀行の違いは?


住宅ローン借り換え.jpのおすすめ特集

借り換えにおすすめの住宅ローンを徹底比較

 住宅ローン借り換えランキング
 大人気!変動金利への借り換え効果は?
 人気急上昇!10年固定への借り換え比較
 地方銀行の住宅ローン金利比較ランキング


住宅ローンの金利動向予想記事

 2022年の住宅ローン金利はどうなる?
 フラット35の金利はどうなる?フラット35の金利動向を予想!
 5年後・10年後の変動金利はどうなる?変動金利の今後を予想!

最新の住宅ローン金利一覧表

住宅ローン借り換え特集

住宅ローン関連新着情報

人気の特集記事ランキング人気の特集記事ランキング


住宅ローン借り換え基礎知識住宅ローン借り換え基礎知識