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静岡銀行の全疾病保障奥さまワイドとは?住信SBIネット銀行の全疾病保障と徹底比較

 

今回の記事では日本を代表する地銀の1つである静岡銀行が提供する住宅ローンの疾病保障サービスである「全疾病保障奥さまワイド」に注目したいと思います。静岡銀行の住宅ローンは、今後みずほ銀行の一部の店舗でも紹介(取次)される様なので、今後注目を集めるかもしれません。

その一方で、ネット上の比較サイトや情報サイトはどうしてもネット銀行やメガバンクなどの大手銀行の住宅ローンが取り上げられることが多く、なかなか地方銀行の住宅ローンが注目されることがありません。当サイトでは地方銀行の住宅ローンの金利比較ランキングなどは用意していますが、やはり地方銀行の住宅ローンに注目する機会は少ないのは間違いありません。

ということで、今回のこの記事では地方銀行の中でも極めて経営健全性の高い静岡銀行とネット銀行の人気住宅ローンを比較してそれぞれのメリット・デメリットを検証してみたいと思います。

静岡銀行は、当然のように「静岡県内の住宅ローンのシェア1位」であり、静岡県内に圧倒的な営業基盤がある地方銀行です。静岡銀行の住宅ローンの特徴はいくつかありますが、その1つに「全疾病保障奥さまワイド」と呼ばれる手厚い疾病保障を付帯できるサービスを提供していることが挙げられます。

「奥さまワイド」とは、ちょっとユーモアのある名前ですが、保障範囲・保障内容は非常に手厚くなっています。今回は、そんな静岡銀行の住宅ローンの「全疾病保障奥さまワイド」と住信SBIネット銀行の「全疾病保障」を比較する形で商品内容を徹底解説することで、静岡銀行の住宅ローンを検討中の人はもちろん、住信SBIネット銀行の住宅ローンを検討中の人にとっても参考になる情報をお届けしたいと思います。

 

全疾病保障の概要&費用負担の比較

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概要

住宅ローンの主契約者(夫)の8疾病(がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)と8疾病以外の病気やケガに備えると同時に家族(奥さま・子供)の病気や事故に対する保障も付帯。

8疾病(がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)に加えて、8疾病以外の病気やケガを保障。
保険料

住宅ローン金利に+0.4%上乗せ

(費用負担例)

融資金額:3000万円、借入期間:30年、金利:年1.075%(変動)、ボーナス返済なし、元利均等返済で借り換えた場合

金利:年1.075%+年0.4%=年1.475%

毎月の返済額:103,176円

総返済額:37,167,632円

※事務手数料・保証料などの諸費用は考慮していません。

※全疾病保障奥さまワイドを利用しなかった場合、毎月の返済額は97,528円、総返済額35,127,891円になるため、毎月5,600円、合計200万円程度の費用負担。

費用負担なし

(費用負担例)

融資金額:3000万円、借入期間:30年、金利:年0.428%(変動)、ボーナス返済なし、元利均等返済で借り変えた場合

金利:年0.428%+0%=年0.428%

毎月の返済額:88,956円

総返済額:33,566,760円

※事務手数料・保証料などの諸費用は考慮していません。

※2018年5月の金利を元に当サイトにてシミュレーション。実際の返済額については公式サイトでご確認ください。

<比較ポイント>

上記の費用負担の試算では、住宅ローン金利(変動金利)・疾病保障団信保険料の条件共に住信SBIネット銀行が圧倒的に条件が良いため、総返済額で400万円近い差額が生じています。

つまり、住信SBIネット銀行よりも400万円近い返済額が多いとしても、静岡銀行の全疾病保障奥さまワイドを利用したいかと問われていることになります。

それでは、その判断ができるように、双方の疾病保障について順に確認してきたいと思います。当然、疾病に対する備えは静岡銀行の全疾病保障奥さまワイドの方が住信SBIネット銀行よりも手厚いことは説明するまでもありませんが、実際、どれぐらいの保障内容に違いがあるのかを確認していきましょう。

 

がんに対する備えを徹底比較

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保険金支払条件

住宅ローンの借入日から91日目以降に、生まれて初めてガン(悪性新生物)に罹患し、医師に診断確定されること。
※保障開始日は、お借入日から 91日目。保障開始日前に罹患したガンは保障対象外
※皮膚ガン(皮膚の悪性黒色腫以外の)、上皮内ガン(大腸の粘膜内ガン、膀胱や尿路、乳管などの非浸潤ガンを含む)]は保障対象外

<住宅ローン残高の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、就業不能状態になりその日から12か月経過した日まで就業不能状態が継続した場合、住宅ローン残高相当額が保険金として支払われる。

<毎月返済の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に就業不能状態となり、その状態で住宅ローンの約定返済日が到来した場合、1回の就業不能状態あたり、最大12回まで毎月の住宅ローン返済額が保険金により支払われる。(累計で36回まで)

 

上皮内ガン・皮膚ガンに対する保障

住宅ローンの借入日から91日目以降に、上皮内ガンに罹患し診断確定されたとき、または、生まれて初めて皮膚ガンに罹患し、診断確定されたときに30万円を受け取れる。(1回限り)

皮膚ガン、上皮内ガンは、住宅ローン残高の保証条件に含まれる。ただし、毎月返済の保証条件には含まれない。

先進医療

住宅ローンの借入日から 91 日目以降に、生まれて初めてガンに罹患し診断確定され、がん先進医療を受けたとき、技術料と同額(最大で1回あたり500万円、通算1,000万円)を受け取れる
※がんに罹患すると住宅ローンが完済となるが、がん診断確定日から1 年間はそのがんを直接の原因とした先進医療の技術料と同額を受け取れる。

対応する保障なし
その他

 

女性限定で、がん診断給付金(30万円)が受け取れる特約が付帯。

<比較ポイント>

がんに対する備えで最も違うのは保険金の支払条件です。静岡銀行の全疾病保障奥さまワイドの場合は「医師による診断」、住信SBIネット銀行の全疾病保障の場合、住宅ローン残高が保険金で支払われるには「12か月以上の就業不能状態になること」が条件です。「上皮内ガン・皮膚ガンに対する保障」に関しては、一長一短ですね。静岡銀行は30万円の見舞金を受け取れる仕組みですが、住信SBIネット銀行の場合、「就業不能保障が12か月以上継続」の条件を満たせば「上皮内ガン・皮膚ガンでも保険金の支払条件に含まれています。

また、全疾病保障奥さまワイドには先進医療の給付金も付帯しています。付帯すること自体はありがたいのですが、先進医療に対応した医療保険で別途対応してしまえば良い気がします。

 

脳卒中・心筋梗塞に対する備え

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保険金支払条件

<住宅ローン残高の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、脳卒中、急性心筋梗塞にかかり、初めて医師の診療を受けた日から、60 日以上の所定の状態(脳卒中の場合は言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症がある状態、急性心筋梗塞の場合は労働制限が必要な状態)が継続したと診断された場合に、診断時点のローン残高相当額が保険金として支払われる。

<毎月返済の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、脳卒中、急性心筋梗塞により就業不能状態となり、その状態で住宅ローンの約定返済日が到来した場合、最長2か月間の住宅ローンの返済額が保険金として支払われる。

★がんに対する保障と基本的には同じ。

<住宅ローン残高の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、就業不能状態になりその日から12か月経過した日まで就業不能状態が継続した場合、住宅ローン残高相当額が保険金として支払われる。

<毎月返済の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に就業不能状態となり、その状態で住宅ローンの約定返済日が到来した場合、1回の就業不能状態あたり、最大12回まで毎月の住宅ローン返済額が保険金により支払われる。(累計で36回まで)

<比較ポイント>

脳卒中・心筋梗塞に対する備えも同じく保険金支払条件が異なります。静岡銀行の場合、60日以上の所定の症状の継続(≒ほぼ就業不能状態)が保険金支払条件となっている一方で、住信SBIネット銀行の全疾病保障の場合、がんに対する備えと同じく「12か月以上の就業不能状態になること」が条件です。

 

重度疾患(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)に対する備え

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保険金支払条件

<住宅ローン残高の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、重度疾患(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)で就業不能状態になり、12か月間継続した場合、12か月経過時点の住宅ローン残高相当額が保険金として支払われる。

<毎月返済の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に就業不能状態となり、その状態で住宅ローンの約定返済日が到来した場合、1回の就業不能状態あたり、最大12回まで毎月の住宅ローン返済額が保険金により支払われる。(累計で36回まで)

★がんに対する保障と基本的には同じ。

<住宅ローン残高の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、就業不能状態になりその日から12か月経過した日まで就業不能状態が継続した場合、住宅ローン残高相当額が保険金として支払われる。

<毎月返済の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に就業不能状態となり、その状態で住宅ローンの約定返済日が到来した場合、1回の就業不能状態あたり、最大12回まで毎月の住宅ローン返済額が保険金により支払われる。(累計で36回まで)

 

<比較ポイント>

がん・脳卒中・心筋梗塞以外の5大重度疾患に関しては全く同じ条件です。費用負担ない住信SBIネット銀行の全疾病保障が5大重度疾患については静岡銀行と同様の保障内容となっているのはすごいことです。

 

その他の病気やケガに対する備え

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保険金支払条件

<住宅ローン残高の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、8疾病以外を原因として就業不能状態になり、12か月間継続した場合、12か月経過時点の住宅ローン残高相当額が保険金として支払われる。

<毎月返済の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に就業不能状態となり、その状態で住宅ローンの約定返済日が到来した場合、1回の就業不能状態あたり、最大12回まで毎月の住宅ローン返済額が保険金により支払われる。(累計で36回まで)

★がんに対する保障と基本的には同じ。

<住宅ローン残高の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、入院により就業不能状態になりその日から12か月経過した日まで就業不能状態が継続した場合、住宅ローン残高相当額が保険金として支払われる。

<毎月返済の保障条件>

住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に就業不能状態となり、その状態で住宅ローンの約定返済日が到来した場合、1回の就業不能状態あたり、最大11回まで毎月の住宅ローン返済額が保険金により支払われる。(累計で36回まで)

※8疾病以外の場合、最初の1か月分は支払われないため、1回あたり11か月分が最大となる。 

<比較ポイント>

その他の病気やケガに対するでは、細かい点が少し違っています。住信SBIネット銀行の全疾病保障の場合、「単なる就業不能状態」ではなく「入院による就業不能状態」が保険金支払条件となっているとともに、住宅ローン残高の保証条件を満たすまでの12か月間の毎月の返済に対する備えが最初の1か月が支払対象外になっています。それ以外の基本的な備えについては同様の内容となっています。

 

リビングニーズ特約

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保険金支払条件

ローン返済期間中に、医師の診断をもとに保険会社より余命 6か月以内と判断された
場合、保険金が支払われる。 

保険期間中に医師の診断書等で保険会社により余命6か月以内と判断されたときに被保険者の請求により保険金が支払われる。

 

家族の病気やケガに対する備え

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配偶者特約

住宅ローンを契約した人の配偶者(住宅ローン契約時の配偶者の年齢は満20歳以上56歳未満。女性に限定)が、住宅ローンの借入日から3か月経過した日の翌日以降に、生まれて初めて乳ガン・子宮ガン・卵巣ガンなどの女性特有のガンに罹患し、医師に診断確定された場合、一時金100万円が受け取れる。(1回限り)
※上皮内ガン(乳管などの非浸潤ガンを含む)は保障対象外

対応する保障なし 
ファミリー傷害補償

住宅ローンを契約した本人およびご家族(配偶者および生計を共にする同居親族)が交通事故で入院した場合、入院1日あたり2,500円の保険金(最大180日分)の保険金が受け取れる。
お支払いします。


※乗り物との衝突・接触などによるケガ、乗り物の衝突・火災などによるケガ、駅改札内での転倒などによるケガ、道路での工事用車両との接触や工事用車両の衝突・火災などによるケガに限る。

 

対応する保障なし

<比較ポイント>

”奥さまワイド”という名前になっているのは、この2つの家族に備えが付帯しているためです。配偶者の病気と家族の交通事故に対する保障があるわけですが、いずれも補償内容としてはやや中途半端というか、保険料が少額で済む医療保険や傷害保険・共済に加入した方が手厚い備えができるような保障内容なので、ちょっとしたサービスとして付帯している程度で考えておいて良いでしょう。

 

まとめ

今回は疾病保障の内容についてかなり細かく比較してみました。「300万円~400万円の費用を負担することと」、「静岡銀行の全疾病保障奥さまワイドと住信SBIネット銀行の全疾病保障との補償内容の差」を天秤にかけてどちらを選びたいを考えればよいわけです。その判断は人それぞれ違うことなので、決めつけることはできません。

ただし、住信SBIネット銀行の住宅ローンの変動金利が年0.439%の時代に、疾病保障だけで年0.400%も上乗せ(住宅ローンそのものの金利と変わらない・・・)して負担するのは過剰保障に感じるのは否めません。

 

高齢化・医療の発展が進んでいる現代においては、住宅ローンには基本的に疾病保障を付帯させるべきだと思います。費用負担と補償内容をしっかりと吟味してあなたの考え方にあった住宅ローン&疾病保障サービスを選びましょう!

 

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※この特集ページに記載している内容は2017年12月現在。当サイト調べ。情報の正確性については万全を尽くしていますがその正確性を保証するものではありません。必ず公式サイトで確認してください。

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