住宅ローン借り換え.jp

住宅金融支援機構がリバース60(リバースモーゲージ型住宅ローン)の利用実績を発表

独立行政法人の住宅金融支援機構が、リバースモーゲージ型住宅ローン(リバース60)の利用実績を公表しました。

公表されたのは2018年4月~2018年6月までの利用実績です。

 

リバース60とは

銀行などの金融機関が満60歳以上の高齢者を対象にマイホームを担保として貸し出すローン商品です。一般的な住宅ローンなどと同じように住宅の購入・新築に利用できますし、リフォーム資金やサービス付き高齢者向け賃貸住宅の入居一時金などとしても利用できるので住宅ローンよりも幅広い用途に利用できます。

 

最大の特徴は元金(借りたお金)は死亡した際に担保物件を売却することにより行われるので、借り入れ後の毎月の返済は利息だけという特徴があります。老後のための居住環境を整えながら、その費用負担を軽減できるという特徴がありまする。

デメリットは契約者が死亡した際に担保物件(家)を売却することで借入元金をまとめて返済するので、子供や家族に家を残すことが難しくなるという点です。

リバース60の返済方法

 

このタイプの金融商品は欧米各国では比較的利用されているのですが、「代々受け継いできた土地と家を手放すことはできない」「子供に資産(家)を残してあげたい」と考える人が多い日本ではあまり利用が進んでいません。

 

2018年4月~6月のリバース60利用実績(3か月実績)

申込数(付保申請件数)

98戸

利用数(付保実績)

68戸

利用金額

8.5億円

取扱金融機関

39社

平均利用金額

1,250万円

 

【参考】2017年度のリバース60利用実績(1年実績)

申込数(付保申請件数)

174戸

利用数(付保実績)

68戸

利用金額(付保実績)

8.5億円

平均利用金額

1,250万円

 

偶然だと思いますが、2017年度1年間で利用された件数・金額と今回発表された2018年4月~6月の3か月間で利用された実績が一致しました。

冒頭で日本では受け入れられにくいと説明した通り、全国でこれしか利用されていないわけですが、利用者が増えていることはわかりますね。

 

申込者の平均年齢は71歳で平均年収が391万円となっていて、半数以上が「住宅建築またはマンション購入」となっていますので、老後生活にあった住宅を確保するために利用していることがわかります。

 

少子高齢化が進む日本においては、老後のゆとりある生活資金を確保しやすいこのような商品の利用はある程度増えていくと思われます。

子供や孫に資産を残したいと考える文化が根強い日本でも、子供や孫の数は減っています。つまり、資産を残すべき人がいない高齢者はこれからどんどん増えていきます。

 

利用者はまだまだ少ないようですが、資産なんか残さなくていいから両親が金銭面で苦労せずに過ごすことを望む家庭や、資産を残すべき子孫がいない夫婦が老後生活を快適に過ごすために考えられたこの商品。様々な選択肢があること良いことですね。

 

フラット35関連コンテンツ

 フラット35の金利はどうなる?金利動向を予想
 フラット35と民間住宅ローンの違い
 フラット35の団信を徹底比較&解説!(2017年10月リニューアル版)
 フラット35パッケージローンの比較・解説
 フラット35への借り換えのデメリットとは
 フラット35で団信加入は不要?
 つなぎ融資に対応した住宅ローン・フラット35は?

 

住宅ローン借り換え.jpのおすすめ特集

借り換えにおすすめの住宅ローンを様々な視点から徹底比較

 住宅ローン借り換えランキング
 大人気!変動金利への借り換え効果は?
 人気急上昇!10年固定への借り換え比較
 地方銀行の住宅ローン金利比較ランキング


住宅ローンの金利動向予想記事

 2018年の住宅ローン金利はどうなる?
 フラット35の金利はどうなる?フラット35の金利動向を予想!
 5年後の変動金利はどうなる?変動金利の今後を予想!

最新の住宅ローン金利一覧表

 

住宅ローン借り換え特集

住宅ローン関連新着情報

人気の特集記事ランキング人気の特集記事ランキング

住宅ローン借り換え基礎知識住宅ローン借り換え基礎知識