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三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査基準は厳しい?(事前審査・本審査別)

国内最大手の銀行の三菱UFJ銀行は住宅ローン残高でも国内最大で、2018年3月末時点で14兆1,463億円の残高を誇っています。

(ただし、2017年3月末時点の住宅ローン残高は14兆3,650億円でしたので、わずか1年で約2,187億円も住宅ローン残高が減っていて近年はかなり苦戦しています。)

 

この特集ページでは国内で最も利用者が多い住宅ローンの三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査基準を解説しています。三菱UFJ銀行の住宅ローンを検討中の人、審査基準を知りたい人に参考としていただければと思います。

三菱UFJ銀行は国内の銀行のお手本のような存在感があります。実際、三菱UFJ銀行の取り組みや商品を真似て他の銀行が行動することは多く、三菱UFJ銀行の住宅ローンについて知っておくことは、最終的にどの銀行の住宅ローンを選ぶことになっても有意義です。

 

三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査基準・商品性

繰り返しですが、三菱UFJ銀行は国内最大手の金融機関です。多くの銀行が三菱UFJ銀行を基準(参考)にして金融商品を開発している歴史があります。住宅ローンもその傾向が強く日本の住宅ローンの標準的な商品と言えます。

 

そのため、以下に記載した条件はメガバンクや地方銀行ではかなりの部分で共通している面があります。

一方で、新しい銀行やネット銀行は、国内最大の住宅ローン利用者を抱えている三菱UFJ銀行から住宅ローンの利用者を奪いたいと考えて商品開発を進めてきました同じような商品性や審査基準の住宅ローンを提供しているだけでは到底太刀打ちできないので、商品性や審査基準を工夫した新しい住宅ローンを開発してきています。

審査基準関連で言えば、例えば、「契約社員や派遣社員」への住宅ローン融資を可能としたり、メガバンクでは300万円未満の年収の人の審査が厳しいとされていますが、ネット銀行ではそのゾーンを狙って年収制限を100万円や200万円まで引き下げたりしています。

三菱UFJ銀行の住宅ローンを真似するのか、三菱UFJ銀行が提供していない住宅ローンを開発するのかの違いはあれど、どの銀行からも間違いなく意識されてているのが三菱UFJ銀行の住宅ローンです。

 

三菱UFJ銀行グループのインターネット銀行

じぶん銀行冒頭で三菱UFJ銀行の住宅ローン残高が減少していることに触れましたが、ネット銀行の住宅ローンに利用者を徐々に奪われているのが大きな理由です。

三菱UFJ銀行はそれらのネット銀行に対抗するような形でネット銀行のじぶん銀行をKDDIと一緒に設立しています。そのじぶん銀行の住宅ローンは変動金利で年0.457%、10年固定金利年0.590%(いずれも2019年3月)と最低水準の金利を提供しているだけでなく、無料のがん疾病保障と精神障害を除く全ての病気とケガを保障する全疾病保障をWで付帯することで人気を集めています。またじぶん銀行ではもう1つの親会社であるKDDIの提供するauの利用者向けにもau住宅ローンを提供し利用者を増やしています。

じぶん銀行の住宅ローンの審査基準は三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査基準とは異なっています。公表されている様々な審査基準をチェックするとじぶん銀行の住宅ローンの方が審査基準が甘い(利用しやすい)面が多くあります。国内最大手の三菱UFJ銀行の安心感とネット銀行の低金利という良い特徴を併せ持つじぶん銀行は非常に魅力的な住宅ローンと言えます。

じぶん銀行の住宅ローンの詳細・最新金利はこちら

au利用者向けのau住宅ローンはこちら

 

それでは三菱UFJ銀行の住宅ローンの基本的な審査基準について確認しておきましょう。

 

三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査基準

年齢 借り入れ時年齢が20歳以上70歳未満(完済時年齢80歳未満)
借入可能金額

30万円以上1億円以内

年収・物件の担保金額により制限されます。

年収制限 200万円以上(実態としては300万円以上が目安)
年間返済負担率上限 最大で35%(年収300万円の場合105万円)
雇用形態 正社員・公務員(契約社員・派遣社員・パートなどは利用できない
勤続年数 原則として3年以上
団信 加入必須
保証料 保証会社「三菱UFJ住宅ローン保障」による保証が必須
借入期間 2年以上35年未満
返済方法 元利均等返済または元金均等返済

 

三菱UFJ銀行の住宅ローンの事前審査(仮審査)と本審査

 

一般的に保証会社を利用する住宅ローンの場合、「事前審査は銀行が審査」して「本審査は保証会社が審査」しますので、三菱UFJ銀行の住宅ローンについても事前審査は三菱UFJ銀行が審査し、本審査は”三菱UFJ銀行が指定するグループ会社「三菱UFJ住宅ローン保障」”により行われます。また、2018年10月から限定的にAIによる事前審査も導入を開始しています。AIによる事前審査についてはこちらの記事で取り上げていますので興味がある人は参考にしてください。

 

三菱UFJ銀行の住宅ローンの事前審査(仮審査)

仮審査で何を審査しているかの詳細は公表されていませんが、三菱UFJ銀行ではスコアやポイントと呼ばれる点数評価の仕組みを採用しているとされています。

点数評価の対象となる項目は「年齢」・「勤務先(の種類・規模)」・「勤続年数」・「年収」・「他のローンなどの利用の有無」など借入可能金額は、「借入期間」・「年収」・「年間返済負担率」をもとに上限金額内であるかどうかがチェックされます。

これらの情報から算出された「点数(スコア)」が一定の点数に満たない場合、事前審査で落ちることになります。

 

なお、借入期間35年(最長)で借り入れを行う場合の年収別の上限金額の目安は以下のとおりです。ここでは借入可能金額はざっくり税込年収の35%程度としています。

税込年収 借入可能金額の目安
300万円 2,400万円
350万円 2,800万円
400万円 3,200万円
450万円 3,600万円
500万円 4,000万円
600万円 4,800万円
700万円 5,600万円
800万円 6,400万円
900万円 7,300万円
1,000万円 8,000万円

 

三菱UFJ銀行の住宅ローンの本審査

本審査は三菱UFJ銀行の住宅ローンの本審査は保証会社である三菱UFJ住宅ローン保証により行われます。

 

本審査では事前審査では厳密に行われなかった項目、例えば「売買契約書に記載されている内容などをもとにした不動産(マイホーム)の担保審査」や「個人信用情報を照会することによる信用調査」などが審査されます。

 

特に三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査で厳しいと言われているのが「個人信用情報に基づく信用調査」です。個人信用情報についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので参考としてください。1回ぐらいのうっかりが理由の返済遅延であれば許容してもらえる可能性はありますが、複数回の返済が滞っているといった情報が信用情報に残っていると住宅ローンの審査は厳しい審査結果(落ちる)可能性が高いでしょう。

 

住宅ローン業界の標準ともいえる三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査基準は厳格に行われていて、個人信用情報に問題があると公務員・大企業に勤めている人だとしても審査に落ちる可能性が高くなりますし、自営業・個人事業主・中小企業の経営者など「収入面」が安定していると判断してもらいにくい職業で個人信用情報に問題があると更に審査に落ちる可能性が高くなります。

 

一方で、個人信用情報に全く問題が無く、無理のない金額の借り入れであれば、年収が低いとしても(基本的には300万円以上が目安)審査に通る可能性は十分あるでしょう。

 

三菱UFJ銀行の住宅ローンの金利

ホームページやちらしなどを見るとわかりますが、三菱UFJ銀行の住宅ローンの金利には幅があります。変動金利の場合「年0.625%~0.775%」などのように表記されています。これは、先ほど説明した住宅ローンの審査でもっとも良い審査結果が出た人に年0.625%を適用し、審査に落とすほどではないがギリギリの人には年0.775%を適用することを意味しています。

三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査に通ったのは良いが提示された金利が高かったなどの口コミを多く見かけるのは、この審査結果で適用する金利が変わる仕組みがあるためです。

 

三菱UFJ銀行の住宅ローンはおとく?

最後に三菱UFJ銀行の住宅ローンがお得なのかを比較してみましょう。比較相手をメガバンクにしても大差ないので、ここでは住信SBIネット銀行じぶん銀行イオン銀行の3つの銀行と比較したいと思います。

 

冒頭で、住信SBIネット銀行が三菱UFJ銀行の住宅ローン16%の残高に留まっていると紹介しましたが、実は三菱UFJ銀行の住宅ローン16%の残高は14兆円以上もあるので、大手の地銀でも三菱UFJ銀行の数パーセントの残高しかありません。

インターネット中心にして拡大した住信SBIネット銀行などのようなネット銀行は三菱UFJ銀行にとっても脅威です。

 

そんな状況の中で10年ぐらい前に他のネット銀行に対抗するために三菱UFJ銀行が立ち上げたのがじぶん銀行です。

じぶん銀行は、親会社である三菱UFJ銀行の住宅ローンとは全く異なる商品性と低金利でインターネットでもっとも人気を集めている住宅ローンの1つです。

それでは、住宅ローンを借り入れている人の半数が選んでいる変動金利で比較していきましょう。ネット銀行(の中でも特に人気の2行)の住宅ローンの圧倒的な低金利が際立っています。

 

事務手数料と保証料は相殺しあっていると考えることができますが、じぶん銀行住信SBIネット銀行の住宅ローンに疾病保障が無料で付帯していることを考えると、見た目の金利差以上に違いがあります。

  三菱UFJ銀行 じぶん銀行 住信SBIネット銀行 イオン銀行
変動金利 年0.625%~0.775% 年0.457% 年0.428%~0.457% 年0.470%
保証料 必要(金利0.2%相当) 不要 不要 不要
団信保険料 銀行負担 銀行負担 銀行負担 銀行負担
事務手数料 32,400円 借入金額×2.16%(税込)  借入金額×2.16%(税込) 借入金額×2.16%(税込)
一部繰上返済手数料 ネットなら無料 無料 無料 ネットなら無料
疾病保障 別途契約 がん50%保障が無料付帯 全疾病保障が無料付帯 別途契約

※2019年3月時点。当サイト調べ。

※住信SBIネット銀行は親会社の三井住友信託銀行の口座開設申し込みで0.01%金利が引下げになります。

※この特集ページで紹介している各社の住宅ローンの審査基準や商品性については当サイトの調べです。商品性や審査基準は常に変化しますので、最新の情報については各社公式サイトで確認するようにしてください。

三菱UFJ銀行の住宅ローンを検討している人は、「普段使っている銀行・家から近い銀行が三菱UFJ銀行だから」「三菱UFJ銀行を選んでおけば信頼できるように思う」「不動産会社から提携住宅ローンとして紹介されたから」の3つの理由だと思いますが、最大で35年間も返済しなければならないのが住宅ローンです。少しでも金利が低い住宅ローンを選場なくて良いか、今一度しっかりと確認すると良いでしょう。

 

三菱UFJ銀行の審査に落ちたら

住宅ローンの審査に落ちた理由は人それぞれです。金融機関も明確に教えてくれず、三菱UFJ銀行でも詳細を教えてくれることはありません。三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査に落ちた場合、審査基準が三菱UFJ銀行と異なる銀行に申し込むことになります。三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査に落ちた場合のおすすめの住宅ローンについてまとめてみました。

 

三井住友銀行・みずほ銀行・三井住友信託銀行の住宅ローンが候補になると思います。審査基準に違いはそれほどありませんが必ず審査に落ちるわけではありませんので試してみる価値はあるでしょう。なお、日本でもっとも住宅ローンを貸し出しているのは三菱UFJ銀行ですがそれに次ぐ規模なのが三井住友信託銀行です。三井住友信託銀行の住宅ローンは店舗で申し込むことも可能ですが、住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンは三井住友信託銀行が提供している住宅ローンなので住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンはおすすめと言えます。

 

三菱UFJ銀行の審査に通ったものの希望する借入金額を融資してもらえなかったり、適用される金利が想像以上に高かった場合はじぶん銀行の住宅ローンをおすすめします。じぶん銀行は三菱UFJ銀行のグループ会社ですので、親会社の三菱UFJ銀行の審査に通ったのであればじぶん銀行の住宅ローンの審査にも通る可能性が高いと言えます。

融資金額や金利の条件が希望と乖離がある場合であれば、三菱UFJ銀行の子会社にあたるじぶん銀行の住宅ローンに申し込みすることで条件が大きく改善する可能性があります。

 

じぶん銀行の住宅ローンの最新金利一覧はこちら

 

住信SBIネット銀行の住宅ローンの最新金利一覧はこちら

 

また、有効な対策としては、国土交通省が100%出資する住宅金融支援機構が提供するフラット35の活用です。フラット35は公的な住宅ローンという側面をもっているため、通常は住宅ローンを組みにくい、会社経営者、会社役員、自営業・個人事業主も利用しやすく、パートやアルバイトでも利用可能となっています。

金利も完済まで金利が変わらない長期固定金利となっており、一家の生計を管理する上では貴重な存在です。

 

楽天銀行のフラット35の最新の金利と審査基準はこちら

 



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