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【要注意!】住宅ローンの2年固定・3年固定・5年固定金利の落とし穴

最近、メガバンクや大手信託銀行による「2年固定」「3年固定」「5年固定」などの短期間の金利を固定する金利タイプの住宅ローン金利の引き下げが目立っています。この流れを作っているのが住宅ローン国内最大の残高を持つ三菱UFJ銀行、信託銀行で国内最大手の三井住友信託銀行です。

三菱UFJ銀行はプレミアム住宅ローンの「3年固定金利」を年0.45%としていますし、三井住友信託銀行は2年固定・3年固定金利を最優遇で年0.35%としています。

 

これは、ネット銀行の住宅ローンの変動金利(例えば、じぶん銀行の変動金利:年0.457%住信SBIネット銀行の借り換え専用の変動金利:年0.439%)よりも低い金利です。

 

ネット銀行の変動金利よりも低い金利を適用すると言われるとそれを選びたくなる気持ちもわかりますが、気を付けなければならないのは短い期間だけの金利が低くてもあまり意味がなく固定期間終了後の金利の方が重要になるという点です。

 

具体的に三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行の短期間の金利を固定できるタイプの住宅ローンとネット銀行の住宅ローンの金利を確認してみましょう。

2年固定・3年固定金利の金利比較

銀行 金利タイプ 当初固定期間金利

固定期間終了後

(変動金利)

三菱UFJ銀行 変動金利

年0.625%

年0.775%

3年固定金利

年0.450%

年0.625%

年0.675%

三井住友信託銀行 変動金利 年0.525%
2年固定金利

年0.350%

年0.650%

年0.775%

年1.175%

3年固定金利

年0.350%

年0.650%

年0.775%

年1.175%

じぶん銀行 変動金利 年0.457%
住信SBIネット銀行 変動金利

年0.477%

(借り換えの場合、年0.439%)

楽天銀行 変動金利 年0.517%

※金利は2017年12月金利。当サイト調べ。変動金利は各社の2017年12月の基準金利から変わらないことを前提とした適用金利です。

 

最初の2年~3年の金利は低いもののその後の金利は決して有利ではないことがわかります。住宅ローンは借り入れ直後の金利が低いことは非常に有利なのですが、さすがに2年~3年の金利が低くてもあまり意味はありませんし、2年後・3年後に毎月の返済額が増えるのはあまり良い気分ではありません

固定期間の短い住宅ローンをえらぼうとしている人は、最低限この特集ページで紹介している内容を念頭におきつつ住宅ローンを比較するようにしましょう。

 

三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行の2年固定・3年固定金利の落とし穴①

低い金利が適用されるのは最初の2年・3年だけです。当初固定期間終了後は変動金利が適用されます。そのため、残りの長い返済期間変動金利の金利で返済を続けることになります。最初の2年~3年だけの金利が低いだけではオトクな住宅ローンとは言えません。なによりも2年後・3年後に毎月の返済額が増えるのは気分が良いことではありません

 

三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行の2年固定・3年固定金利の落とし穴②

住宅ローンの審査によって適用される金利に幅がある。三井住友信託銀行の金利の幅を確認するとよくわかるのですが、適用される金利に大きな幅があります。もっとも低い金利が適用されるのは、住宅ローンの審査で最も良い判定を得た一部の人だけなので注意が必要です。

 

三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行の2年固定・3年固定金利の落とし穴③

三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行の住宅ローンの場合、保証料を支払う必要があります。もし住宅ローンの返済と一緒に後払いで保証料を支払う方法を選択した場合、金利に0.2%上乗せされます。つまり、三井住友信託銀行の住宅ローンの2年・3年固定金利は、年0.350%~年0.650%ですが、住宅ローンの審査で適用される金利が年0.650%になって、保証料を後払いで支払うことにした場合、なんと年0.850%です。さらに当初期間終了後の変動金利は年1.350%になってしまう可能性があるわけですね。もし、この金利になってしまったら、「年0.350%」とは何の話だったのか・・・と疑ってしまいたくなるほどです。

 

三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行の2年固定・3年固定金利の落とし穴④

疾病保障が付帯していない点に注意。ここまで金利が低いと単純に金利だけで比較してしまいたくなりますが、じぶん銀行・住信SBIネット銀行・楽天銀行には「費用負担無しで付帯する疾病保障」が付帯したうえでの金利だということを忘れてはいけません。がんや失業・ケガなどにそなえることができる保障で3行とも独自商品で大変魅力的ですし、追加費用を払う必要が無いのは大きなメリットです。

単純に「金利」だけで比較してもネット銀行の住宅ローンの方が有利だったりするのですが、疾病保障が付帯していることを考えると、それ以上の開きがあるということを理解しておきましょう。

 

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