パート・アルバイトの住宅ローン審査|フラット35なら通る?

「パートやアルバイトで働いているけれど、マイホームは持てないのだろうか?」——そんな不安を抱える方は少なくありません。結論から言うと、民間銀行の住宅ローンは雇用形態の審査が厳しく、パート・アルバイトでは利用が難しいのが実情です。総務省の「労働力調査」によれば、日本で働く人のおよそ4人に1人がパート・アルバイトという働き方をしています。多くの方が直面する悩みですが、パート・アルバイトの方にも現実的な選択肢があります。それが「フラット35」です。この記事では、その理由とおすすめの申し込み先を、借り換え・新規どちらの検討にも役立つように整理します。
マイホーム購入と聞くと3,000万円・4,000万円・5,000万円といった新築住宅をイメージしがちですが、国は中古住宅の活用に力を入れており、中古のマンションや戸建ても多く流通しています。地価が高い地域を除けば、1人暮らしや2人暮らし程度の間取りの住宅なら500万〜1,000万円程度で購入できる中古住宅もあります。借入金額を1,000万円未満に抑えられれば、毎月の返済額を3万〜5万円程度に収めることも可能で、これぐらいの金額であればパート・アルバイトでも返済の現実味が出てきます。
東京都の中古マンション(500万円〜1,000万円)【SUUMO検索結果】
神奈川県の中古マンション(500万円〜1,000万円)【SUUMO検索結果】
家賃に毎月4万円・5万円を払い続けても手元には何も残りません。それなら安価な物件を購入して資産にした方が良い——パート・アルバイトで生計を立てている方がそう考えるのは自然なことです。マイホームになれば高齢期の住まいの悩みが減り、資産としても残ります。
パート・アルバイトの住宅ローン審査
パートやアルバイトという働き方には、勤務時間の自由さや転勤がないこと、責任範囲を限定して働けること、片親で養育のために働いていることなど、人それぞれの事情や考えがあります。
しかし、銀行が住宅ローン審査で重視するのは「返済を続けられる能力(安定的・継続的な収入)」です。そのため、民間銀行の住宅ローンは審査が厳しく、パート・アルバイトの方が審査に通るのは容易ではないのが実情です。
そんな中で、パート・アルバイトの方にぜひ検討してほしいのがフラット35です。フラット35は、国土交通省などが所管する「住宅金融支援機構」が民間金融機関を窓口にして提供している全期間固定金利型の住宅ローンです。国は「幅広い人にマイホームを持ってほしい」「中古住宅を活用したい」という方針を持っており、それを反映した結果、民間銀行では住宅ローンを借りにくい人でも利用できる可能性がある点が大きなメリットです。
パート・アルバイトの立場で住宅ローンを検討するなら、まずは「フラット35」に申し込むのが現実的です。フラット35の審査に通らない方が、より基準の厳しい民間住宅ローンの審査に通る可能性は高くないと考えておきましょう。
パート・アルバイトにおすすめのフラット35は?
まずおすすめしたいのがSBIアルヒ(旧ARUHI)です。SBIアルヒは「フラット35を日本一取り扱っている金融機関」で、フラット35の実行件数シェアでは長年にわたり全国トップを維持しています(借り換えを含むフラット35実行件数・住宅金融支援機構の統計をもとにしたSBIアルヒ調べ)。実績が豊富で、自己資金の割合に応じて金利が低くなる「ARUHIスーパーフラット」を積極的に取り扱っているのも特徴です。融資事務手数料を抑えたい場合は、ARUHIダイレクト(Web本申込)・店頭いずれも借入額の2.20%(税込・最低220,000円)です(以前あったWeb申込での半額〈1.10%〉優遇は終了。最新は公式でご確認ください)※(最新の手数料・条件は公式サイトでご確認ください)。
※ARUHIスーパーフラットの新規借り入れを除く
なお、SBIアルヒは店舗での相談もできます(ここから来店予約も可能です)。豊富な実績にもとづく適切なアドバイスを受けられるでしょう。
フラット35は「幅広い国民がマイホームを持てるように」という国策の側面を持つ住宅ローンのため、審査においてパート・アルバイト・派遣社員・契約社員だからといって不当に不利な扱いを受けるわけではありません。SBIアルヒは全国の対面店舗網(2026年時点で約90店舗(2026年3月末現在))を持ち、担当スタッフが書類のとりまとめなどを細かくフォローしてくれます。手厚いサポートと審査対策のノウハウが好評で、フラット35の取り扱い金融機関の中でSBIアルヒは16年連続1位の取り扱い実績を有しています。
店舗を利用するとARUHIダイレクトの2倍の事務手数料がかかりますが、店舗を活用することで1週間程度で住宅ローン審査が終わるメリットがあります。当サイトでは、楽天銀行と同時にSBIアルヒにも審査を申し込むのがおすすめです。
パート・アルバイトの人にフラット35をおすすめしたいもう1つの理由
フラット35が審査に通りやすい点が一番の理由ですが、もう1つ理由があります。パート・アルバイトの方の中には、家庭や家族を扶養する予定がない方も一定数います。そうした方にフラット35をおすすめしたいのは、団信(団体信用生命保険)への加入が任意だからです。
団信とは、契約者本人に万が一(死亡・所定の高度障害状態)のことがあった場合に、保険金で住宅ローンの残債が完済される生命保険です。つまり「自分が返済を続けられなくなったときに、残された家族がローンを背負ってマイホームを手放さずに済むようにする」ための保険です。
自分が長く住むことを目的とした家であれば、団信に加入する必要性は相対的に薄いといえます。一方、民間銀行の住宅ローンは団信加入が必須です。フラット35の場合、団信に加入しないと借入金利を年0.2%引き下げて利用できる(住宅金融支援機構)ため、団信が不要な人や健康上の理由で団信に入りにくい人にもマッチします。なお、団信に加入しない場合は、万一に備えて掛け捨ての生命保険などを別途検討しておくと安心です。
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