ARUHI(アルヒ)の手数料は高い?!割引が受けれる方法とは?/手数料が半額に
ARUHIは、住宅ローン専門金融機関(モーゲージバンク)として2001年に営業を開始している歴史ある金融機関です。
フラット35が登場したばかりの2004年にはフラット35の取り扱いを開始していて、SBIモーゲージの時代から、フラット35の実行件数で1位を獲得し続けているフラット35の代名詞のような存在の金融機関です。
目次
アルヒのフラット35は本当に手数料が高い?
ARUHIは住宅ローン業界全体の中でも大手の金融機関で住宅ローンの実行金額はメガバンク・大手信託銀行グループに次ぐ規模。間違いなく日本最大のモーゲージバンクです。
例えば、2023年度のARUHIのシェアは24.7%とフラット35を利用する4人に1人はARUHIを活用している計算です。2024年もその勢いは衰えることはないでしょう。フラット35といえば、ARUHIというイメージが定着しているといっても過言ではない状況です。
ARUHIのフラット35の口コミでよく見かけるのが、「手数料が高い」という評判です。確かに、ネット銀行などが次々とフラット35業界に参入したこともあって、相対的に手数料が高い(正確にはもっと安いところがある)状態にあるのですが、単純にARUHIの住宅ローンの魅力が無くなったのかと言うと、そういうわけではありません。
アルヒ独自の低金利フラット35(ARUHIスーパーフラットシリーズ)のラインナップを増やしたり、Web事前審査/Web本申込時の手数料を半額にすると言った方法で、競争力の高いフラット35を提供し続けています。
下記がフラット35を取り扱う主要金融機関の事務手数料の比較です。
金融機関名 | 事務手数料(税込) | 補足 |
ARUHI(フラット35) |
融資金額×2.20%(店舗) 融資金額×1.10%(ARUHIダイレクトでの申し込み・契約) |
※最低事務手数料220,000円 |
楽天銀行 |
融資金額×1.100% 融資金額×0.990%(借り換え) |
※楽天銀行を返済口座指定の場合 ※最低事務手数料は新規借入時は110,000円(税込)、借り換え時は165,000円 |
三井住友銀行 | 33,000円 | 手数料を低く金利を高く設定 |
りそな銀行 | 融資金額×1.87% | 通常プランの場合 |
横浜銀行 | 融資金額×1.56% | 金利引き下げタイプ の場合 |
イオン銀行 |
融資金額×1.87% |
※最低事務手数料110,000円 |
全宅住宅ローン | 融資金額×2.20% | 金利が高く手数料が安いBタイプの取り扱いもあり |
日本住宅ローン | 融資金額×2.20% | 金利が高いが、手数料が33,000円~110,000円の標準タイプの取り扱いもあり |
アルヒのフラット35の手数料を半額に割り引く方法は?
ARUHIダイレクトは、ネット銀行の取り扱うフラット35のように、来店不要でフラット35を融資実行まで完了できようにしているサービスです。
ARUHIでは、ARUHIダイレクトを利用して住宅ローンの申込・手続き・契約をした場合に、事務手数料を2.20%(税込)から1.100%(税込)に半額に引き下げる割引を実施しています。
※この割引は店舗相談すると無効になってしまうことがあるので注意してください
※ARUHIスーパーフラットの新規借り入れは除く
フラット35手数料を割引するには?
“事務手数料を安くすることだけ”を考えるのであれば、三井住友銀行のフラット35のような「手数料が固定・一律で安い代わりに金利が高いフラット35」を利用すると良いでしょう。
ただし、手数料が安いフラット35は金利が高いので総返済額・総費用は増えてしまうように設計されていることが大半です。WEB割引のような割引は積極的に利用すべきですが、手数料の安さを重視しすぎるのは禁物です。
ARUHIは「手数料を安くした商品」ではなく、「金利を引き下げる独自商品(ARUHIスーパーフラット)」の商品開発に積極的なので手数料だけを比べると割高に見えてしまいます。(以下は、楽天銀行とARUHIで1,000万円から3,000万円の借り換えを行った際の手数料の比較です)
よって、ARUHIスーパーフラットを利用してフラットを利用した場合には、楽天銀行よりARUHIのほうが総返済額が安いということが多々発生します。
フラット35の借り入れ時には手数料だけをみるのではなく、金利を含めた総返済額で判断することがきわめて重要です。
楽天銀行 | アルヒ | |
1,000万円 | 165,000円 | 220,000円 |
1,500万円 | 165,000円 | 330,000円 |
2,000万円 | 198,000円 | 440,000円 |
2,500万円 | 247,500円 | 550,000円 |
3,000万円 | 296,000円 | 660,000円 |
各金融機関の事務手数料の比較は フラット35借り換えの手数料を徹底比較 を参考にしてみてください。
【参考】アルヒのフラット35その他の手数料
一部繰上返済手数料・・・無料
借り換え手数料(全額繰上返済手数料)・・・無料(保証型は5万円)
つなぎ融資手数料・・・10万円+印紙代
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