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PayPay銀行の住宅ローンキャンペーン|キャッシュバックと金利

スマートフォンで住宅ローンの金利を確認するイメージ

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンに、2026年11月2日時点でキャッシュバックや期間限定の金利引き下げキャンペーンは出ていません。使えるのはソフトバンクユーザー向けの常設の優遇割(最大年0.130%引き下げ)で、変動金利は11月に年1.700%へ上がりました。

 

PayPay銀行は、ネット銀行のなかでは住宅ローンに後から参入した銀行です。ソフトバンクの通信・でんきとの組み合わせで金利を下げられる点と、全疾病・自然災害・失業まで選べる「超サポ団信」など団信の選択肢の多さが特徴です。

 

 

住宅ローンのキャンペーンやキャッシュバックについて

2026年11月2日に公式サイトを確認した時点で、住宅ローンの新規借入・借り換えを対象にした大型キャッシュバックや期間限定の金利引き下げキャンペーンは載っていませんでした。

 

ソフトバンクユーザー向けの常設の金利優遇は引き続き使えます。2026年11月の変動金利は年1.700%(全期間引下型・新規借り入れ/借り換え共通)です。「スマホ/ネット/でんき優遇割」を使うと年0.130%下がって年1.570%、「スマホ優遇割」だけなら年0.070%下がって年1.630%になります。

この優遇は本審査の承認後から契約前までに、申込ナビでソフトバンクのスマートフォン回線の認証を済ませる必要があります。借り入れの後からさかのぼって受けることはできません。

 

2026年10月には、PayPay銀行が11月にも事務手数料をゼロにする住宅ローンの新しいプランを始めると日本経済新聞が報じました。11月2日時点の公式の住宅ローンページには、このプランの案内はまだ載っていません。事務手数料が0円になる代わりに金利などの条件がどう変わるかは、公式の発表が出てから比べる必要があります。

 

【2026年11月の変更点】変動金利が年0.120%上がり、固定は小幅な上昇

キャンペーンを探す前に、2026年11月の金利の動きを見ておきます。借り換えの試算に直接かかわる部分です。

 

①変動金利は年0.120%の引き上げ……当社の月次調査では、借り換えの変動金利が11月に年1.700%になりました。PayPay銀行は10月1日にも住宅ローン基準金利を変えており、変動金利は2か月続けて上がっています。

 

②固定金利は小幅な引き上げ……11月の借り換え向けの金利は次のとおりです。大手銀行の多くが11月に10年固定を下げたのとは逆の動きです。

 

金利タイプ(借り換え)2026年11月10月からの動き
変動金利(全期間引下型)年1.700%年0.120%引き上げ
固定10年(当初期間引下型)年3.570%年0.050%引き上げ
固定20年(当初期間引下型)年4.120%年0.060%引き上げ
固定35年(当初期間引下型)年4.270%年0.060%引き上げ

 

返済額に直すと、当編集部の試算では、残高2,000万円・残り20年を借り換える場合、変動金利(年1.700%)なら月98,360円、固定20年(年4.120%)なら月122,464円です。(2026年11月適用の公式金利による当社試算。元利均等・ボーナス返済なし・諸費用別。変動は金利が全期間変わらないと仮定した概算)。

優遇割と上乗せで、変動金利の返済額は次のように変わります(残高2,000万円・残り20年・同じ前提の当社試算)。

借り換えの変動金利(2026年11月)金利月々の返済額
優遇割なし年1.700%98,360円
スマホ優遇割(年0.070%引き下げ)年1.630%97,709円
スマホ/ネット/でんき優遇割(年0.130%引き下げ)年1.570%97,154円
スマホ/ネット/でんき優遇割+審査結果による上乗せ年0.3%年1.870%99,950円

優遇割を最大まで使うと月1,206円、20年で約29万円下がります。一方で審査で年0.3%上乗せされると、優遇割を使っても優遇割なしより月1,590円高くなります。

変動と固定20年の月2万4千円あまりの差を、金利が上がっても返済額が動かないための費用と見るかどうかで、選ぶ金利タイプが決まります。

 

③35年超の上乗せは年0.300%のまま……2026年9月1日以降の実行分から、借入期間が35年を超える契約の上乗せは年0.300%になっています(8月31日以前の実行分は年0.100%)。借り換えで返済期間を長めに取り直して月々の返済額を下げる場合は、この上乗せを入れて計算してください。35年以内に収めれば、この上乗せはかかりません。

11月のほかの銀行の動きは2026年11月の住宅ローン金利の動向で紹介しています。

 

過去のPayPay銀行の主なキャンペーン

ここ数年の住宅ローンのキャンペーンを並べると、PayPay銀行は金利引き下げかキャッシュバックの企画を行うことが多い銀行です。

期間 キャンペーン内容
2024年12月2日(月)~2025年3月14日(金) 新規借入・借り換えの変動金利引き下げキャンペーン
2024年7月1日(月)~2024年9月17日(火) 新規借入・借り換えの変動金利引き下げキャンペーン
2023年12月1日(金)~2024年3月12日(火) 変動金利引き下げキャンペーン
2023年6月12日(月)~2023年10月31日(火)
新規借入・変動金利引き下げキャンペーン&PayPayポイントプレゼント
2023年6月12日(月)~2023年9月29日(金) 借り換え・変動金利引き下げキャンペーン&PayPayポイントプレゼント
2022年12月1日(木)~2023年3月31日(金) 新規限定、変動金利引き下げキャンペーン
2022年12月1日(木)~2023年2月28日(火) 借り換え限定、変動金利引き下げキャンペーン
2022年7月1日(金)~2022年9月30日(金) 借換限定、変動金利引き下げキャンペーン
2022年1月4日(火)~ 2022年3月31日(木) 借入額の0.2%キャッシュバック
2021年7月1日(木)~2021年9月30日(木) 2,000万円以上の借り入れでもれなく1万円キャッシュバック
2021年1月4日(月)~2021年4月2日(金) 借入額最大40万円キャッシュバック(2億円借入時)
2020年7月15日(水)~2020年9月30日(水) 1,500万円以上でもれなく5万円プレゼント

夏と冬に実施する傾向がありますが、表にある優遇は当時の金利環境で示されたもので、いまは同じ水準では使えません。

 

PayPay銀行の住宅ローン以外のサービス

住宅ローンの返済口座はPayPay銀行の口座になります。他行の口座から毎月決まった金額を自動で移せる定額自動入金サービスは手数料無料で、給与口座を移さなくても返済資金を用意できます。

 

預金では、年齢に応じた円普通預金の残高条件を満たすと金利が上がる「ステップアップ円預金」があります。口座からPayPay残高へのチャージもしやすく、キャッシュレス決済をよく使う人は返済口座をそのまま生活口座として使えます。

 

PayPay銀行の住宅ローンの特徴

  • ソフトバンクユーザー向けの優遇割で変動金利を下げられます。基準の変動金利(2026年11月=年1.700%)から、「スマホ/ネット/でんき優遇割」で年0.130%、「スマホ優遇割」で年0.070%下がり、本審査承認後から契約前までの手続きが必要です。
  • 超サポ団信で、がんや生活習慣病などへの疾病保障を厚くできます。
  • 超サポ団信には、自然災害や失業のリスクに対応するプランもあります。
  • 個人事業主や、自身・家族が経営する会社に勤める人は、専用の住宅ローンで申し込めます(金利は年0.3%上乗せ)。
  • 契約手続きは電子契約でオンラインで完結し、契約書に収入印紙が要りません。
  • がん100%保障団信は、がんと診断されると住宅ローン残高が0円になるプランで、金利は年0.15%上乗せです。
  • ワイド団信は、ほかの団信プランで加入が難しい場合に審査されるプランで、金利は年0.3%上乗せです(指定して申し込むことはできません)。
  • ペアローンに対応し、夫婦のどちらかに万一のことがあると2人分の残高が0円になる連生団信も扱っています。
  • 必要書類はスマートフォンからアップロードできます。
  • 借入期間は最長50年ですが、35年を超える契約は年0.300%の金利上乗せがあります。
  • 保証料と一部繰上返済手数料は無料で、PayPay銀行に払う諸費用は事務手数料(借入金額の2.20%・税込)です。

借入期間・団信・審査結果で上乗せが発生する点に注意

キャンペーンの金額に目が向きがちですが、借り換えの損得を分けるのは適用金利です。PayPay銀行の公式のよくある質問では、審査結果によって表示金利に最大年0.3%の上乗せがあると案内されています。個人事業主や家族経営の会社に勤める人、借入期間が35年を超える契約も、それぞれ年0.3%の上乗せです。

団体信用生命保険は加入が必須で、選ぶプランによっても上乗せがあります。

団信の上乗せ幅は、がん50%保障団信で年0.1%、がん100%保障団信で年0.15%です。上乗せなしで付くのは一般団信までです。借り換えでは、いまのローンに付いている保障と比べたうえで、保障を厚くするなら上乗せ後の金利で試算し直す必要があります。

借り換えでPayPay銀行を選ぶ場合、実際の適用金利は次の式で決まります。

基準の変動金利 −(優遇割 0.070%または0.130%)+(団信の上乗せ 0〜0.15%)+(審査結果による上乗せ 最大0.3%)+(35年超なら 0.300%)

上の表のとおり、審査結果による上乗せは優遇割の効果を上回ることがあります。ここまで計算して、はじめていまのローンとの本当の金利差が分かります。

キャンペーンコードの入力で住宅ローンの金利が下がる公式の案内は、2026年11月2日に確認した範囲では見つかりませんでした。他行のキャンペーンで借り換えが対象になるものは住宅ローンのキャンペーン一覧で、PayPay銀行で借り換えて得になるかはPayPay銀行の住宅ローンのメリット・デメリットの記事で比べられます。

借り換えの損得は申込時点の金利で変わります。試算は、各金融機関の最新の条件で行ってください。

 

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