ソニー銀行の住宅ローン仮審査は最短1時間/AIの活用
ソニー銀行では2018年5月10日からAI(人工知能)を活用した住宅ローンの仮審査を導入して最短60分で仮審査の結果を回答するようになりました。ソニー銀行の住宅ローン仮審査は、このAI導入以前はこれまで2日から6日かかっていましたので、1時間程度で仮審査結果の通知を受けられるとなれば、気がついたときにすぐ申し込み、1時間後には仮審査結果が分かるようになりますね。
ネット銀行の住宅ローンは商品性や低金利が魅力ですが、書類の郵送などに時間がかかる点が弱点とされていました。ソニー銀行のAI導入はそうした弱点を補っていくことに繋がりますので、他のネット銀行にも浸透していきそうですね。ソニー銀行では電子契約にも対応することでネット完結型の住宅ローンを提供して利便性を高めています。
申し込みから契約まで時間がかかると言われるネット銀行の住宅ローンを中心に、主要な銀行・金融機関の仮審査、審査日数、契約までに日数をまとめてみました。
仮審査 | 本審査 |
契約完了 |
特徴 |
|
ソニー銀行 | 1時間 | 5~10日 | 最短20日程度 | AIによる仮審査で結果回答が最短1時間 |
auじぶん銀行 | - | - | - | 日本で始めてネット完結型の住宅ローンを実現 |
ARUHI(店舗での手続きの場合) |
1~2営業日 |
最短3営業日 | 最短10日 | ARUHIダイレクトでの審査・契約の場合には融資実行まで1か月半程度必要 |
イオン銀行 | 3~7日 | 1から2週間 | 1ヵ月程度 | ネット完結型の住宅ローンを実現 |
住信SBIネット銀行 | 当日~3営業日以内 | 約2~3週間 | 1ヵ月半から2ヶ月程度 | ネット・郵送のみで住宅ローン契約が実現 |
みずほ銀行 | 不明 | 不明 | 1ヵ月程度 | ネット完結型の住宅ローンを実現 |
※2024年8月時点、当サイト調べ。
「仮審査の結果」が早くわかれば、審査に落とされた時でも次の住宅ローン探しを始められるメリットがあります。マイホーム売買契約日が決まっている場合なら審査にかかる日数は非常に重要で、マイホームの売買契約そのものに影響することになります。
住宅ローンは申込から契約まで1か月から2か月ぐらいかかるのが一般的です。時間に余裕をもって申し込めばよいのですが、マイホーム購入時には突発的な出来事もありますので、計画通りに物事が進められるわけではありませんので、住宅ローンの審査は1日でもはやく終わった方が良いのは当然ですね。
ソニー銀行以外にもネット銀行では住宅ローン審査にAIを導入する動きが活発です。
- 住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は2017年11月から住宅ローン審査にAIを導入しています。また、2019年には不正利用を検知するAIも導入し、住宅ローンの審査とセキュリティの強化を図っています。このAI導入により、審査のスピードアップと精度向上が実現されています。 - 楽天銀行
楽天銀行もAIを活用して住宅ローン審査を行っており、審査結果の迅速な通知が特徴です。AIの導入により、顧客のデータを効率的に分析し、迅速な審査が可能となっています。
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