ヤフーの住宅ローンの概要

ヤフーが2019年12月より取り扱いを開始したのが、ヤフーの住宅ローン。これは同年7月よりPayPay銀行（旧ジャパンネット銀行）が取り扱いを開始した住宅ローンを銀行代理業者としてヤフーが提供するもので、商品スペックはPayPay銀行（旧ジャパンネット銀行）の住宅ローンと同じです。

ヤフーの住宅ローンは低金利、ネット完結であることはもちろん、最大3万円のキャッシュバックが受けれる特典を打ち出しています。3万円のキャッシュバックはYahoo!IDとPayPay銀行（旧ジャパンネット銀行）の銀行口座を紐付ければよく、特典適用の条件もハードルが極めて低くなっています。

ヤフーの住宅ローンは利用できる方が限定されている

ヤフーの住宅ローンを利用できるのは正社員もしくは契約社員の方となっており、個人事業主や同族経営の会社に勤務されている方は利用することができません。これは会社経営者や役員も利用不可を意味しており、今後の利用者拡大に期待をしたいですね。

ヤフーの住宅ローンは団信の種類が豊富

ヤフーの住宅ローンは保険料無料で一般団信もしくは一般団信プラスが付帯されていますが、保障をさらに充実させたい方向けに、がん団信や11疾病保障を用意しています。

がん100％保障はがんと診断されるだけで住宅ローン残高がゼロとなるとともに、がん給付金100万円という保障もあるため、他のがん保険を極限まで節約できる可能性を秘めています。金利も年0.2％上乗せですので、数千万円の住宅ローン借り入れであれば月々の負担は完済まで、月々の返済額の平均は2500円程度となります。

ヤフーの住宅ローンではワイド団信も取り扱い

ヤフーの住宅ローンはクレディ・アグリコル生命保険を引き受け保険会社としてワイド団信の取り扱いを行っています。ネット専業銀行の住宅ローンでワイド団信を取り扱っている銀行は限られているので、ヤフーの住宅ローンはありがたい存在です。

ワイド団信は健康上の理由で一般団信に加入できない方向けに加入条件を緩和した団信で、保障内容は一般団信と同じで年0.3％の金利上乗せで加入できる可能性があります。（そもそも団信に加入できないと住宅ローンを借りれないので金利が高くなっても貴重な存在です）

加入に当たってはクレディ・アグリコル生命保険の審査があります。審査は病名により判断されるものではなく、症状により判断されるためワイド団信に加入できるかはクレディ・アグリコル生命保険の審査を待つしかありません。住宅ローンの借り入れ希望額もしくは症状によっては医師の診断書の提出が求められます。