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ソニー銀行の住宅ローンの落とし穴とは?【メリット・デメリットを解説】

ソニー銀行は東証1部に上場するソニーフィナンシャルホールディングスに属するインターネット専業銀行です。ソニー銀行はネット銀行が日本に登場した当初に誕生しており、ネット銀行として初めて住宅ローンを提供した古い歴史をもっています。ソニー銀行の住宅ローンの特徴として目立つのがソニー銀行の住宅ローンを利用した人の満足度の高さで、オリコンの日本顧客満足度ランキング「住宅ローン借り換え部門」で7年連続1位を獲得するほどの高い満足度を獲得しています。

 

この特集ページでは、そんなソニー銀行の住宅ローンの落とし穴やデメリットを中心に解説したいと思います(メリットを紹介しているページはたくさんあるので)。ソニー銀行の住宅ローンへの申込を検討している人は、商品性に見落としていることがないかなどの最終チェックとして活用していただければと思います。

それでは、最初にソニー銀行の生い立ちから簡単に確認しておきましょう。

 

ソニー銀行とは?

 

ソニー銀行は2001年に営業を開始したネット専業銀行です。当時、「ネットでの買い物や銀行振込などの決済サービス」に力を入れるネット銀行と、「定期預金や外貨預金などの資産運用サービス」に力を入れるネット銀行に分かれていました。前者はジャパンネット銀行やイーバンク銀行(現・楽天銀行)です。ソニー銀行は後者で、資産管理・資産運用の分野に非常に注力していました。

住宅ローンの歴史も古く、ソニー銀行が住宅ローンの販売を開始したのは今から約15年前の2002年。日本のインターネット専業銀行として初めて住宅ローンの取り扱いを開始しています。当時、ネット銀行初の先進的な住宅ローンとして、それまでの常識を覆して「保証料無料」「安価な事務手数料」「住宅ローンの金利タイプの切り替え」「繰上返済手数料無料」などを提供して一気に人気を集めました。

じぶん銀行の住宅ローン住信SBIネット銀行の住宅ローンなど、さらに新しい低金利&疾病保障が充実する住宅ローンが登場して、最近は少し元気がない印象ですが顧客満足度の高い住宅ローンとして確固たる地位を気づいています。

ソニー銀行の住宅ローンについて詳しくはこちら

 

さっそく、ソニー銀行の住宅ローンを利用するにあたっての注意点や落とし穴の解説に移りたいところなのですが、その前にソニー銀行の住宅ローンが利用者に支持される理由・メリットをざっと確認しておきましょう。

ソニー銀行の住宅ローンのメリット

 

メリット① 初期費用が格安

メガバンクや地銀の従来の住宅ローンは保証料が必要です。加えて、「保証料無料」を売りにしている住宅ローンの場合、保証料は確かに無料ですが住宅ローン借入金額の2.16%(税込)の事務取扱手数料がかかります。

ソニー銀行の住宅ローンの事務手数料は43,200円の固定で保証料も無料です。ソニー銀行はこの2つが日本一と言えるほど格安で提供しています。この「事務取扱手数料」と「保証料」を合算した金額は非常に大きく3,000万円の借り入れ・借り換えでは60万円程度、5,000万円の借り入れ・借り換えだと100万円程度もかかってしまいます。ソニー銀行の住宅ローンなら住宅ローンの借り入れ金額がいくらでも43,200円で固定です。この初期費用の観点でソニー銀行と同等の水準を提供しているのは新生銀行ぐらいです。

※変動セレクト住宅ローンは2.16%の事務手数料がかかります

 

ソニー銀行の住宅ローン公式サイトはこちら

 

メリット② 特約期間経過後の金利がわかりやすい

住宅ローンの金利タイプには「変動金利」「固定金利」「期間選択型固定金利(当初固定金利)」の3タイプがあります。この中で「期間選択型固定金利」の住宅ローンは金利の適用ルールが複雑でわかりにくい商品が多いのですが、ソニー銀行の住宅ローンは非常にシンプルな金利体系になっていてわかりやすい、という特徴があります。

特に、期間選択型固定金利タイプの住宅ローンは「固定期間が終了した後に適用される金利」が落とし穴で、金利を固定する当初期間が終わると金利が上昇する住宅ローンが大半です。ソニー銀行の住宅ローンには、基準金利からの金利優遇幅が縮小すると言う概念がなく、当初固定期間が終了した後の金利設定が非常に優位というメリットがあります

ソニー銀行の住宅ローン公式サイトはこちら

 

メリット③ 金利タイプの変更が何度でも可能

ソニー銀行の住宅ローンは、借入期間中に「固定金利から変動金利」、「変動金利から固定金利」に金利タイプを変更できます。例えば、変動金利で借り入れておいて、「これから金利が上昇しそうだ!」と思ったときに固定金利に切り替えることができます。「とりあえず低金利が良いので変動金利で借りて、住宅ローン金利が上昇しそうな場面で固定金利に切り替える」と言った対応が簡単にできるのはソニー銀行の住宅ローンの代表的な特徴の1つです。

長らく低金利が続いていますので、金利タイプの変更を本当に行う機会があるかは疑問が残るのですが、「いつでも金利タイプを自由に変更できる」というカードを持っているのは安心感の面でかなり違います

 

ソニー銀行の住宅ローン公式サイトはこちら

 

メリット④ ネット銀行では珍しいワイド団信を取り扱い

フラット35を除くと、住宅ローンを利用するには団信(団体信用生命保険)への加入が必須です。団信は誰でも加入できるわけではなく、保険会社による加入審査が行われます。その加入審査では、現在・過去の病歴や治療を確認して審査が行われるわけですが、団信に加入できないと住宅ローンの審査に落ちてしまうことになります。

通常の団信に加入できない人(過去に大きな病気を患ったり、現在も治療中の病気がある人)のために加入条件が緩和された「ワイド団信」という商品があります。

ワイド団信は「高血圧、糖尿病、うつ病、脳卒中、心筋梗塞、バセドウ病、肝機能障害など幅広い病気」になったことのある人でも加入でき、通常の団信に加入できずに住宅ローンの審査に落ちた場合でも、ワイド団信に加入できれば住宅ローンを利用できることになります。

メガバンクや地方銀行の場合ワイド団信を取り扱うケースが多いのですが、ネット銀行はあまりワイド団信を取り扱っていません。ネット銀行でワイド団信を取り扱っているのは、ソニー銀行とじぶん銀行ぐらい。

また、ソニー銀行のワイド団信が優れている点は金利の上乗せ負担が0.2%となっていることです。メガバンクや地銀のワイド団信利用時の金利上乗せ負担は0.3%です。住宅ローンは0.1%金利が違うだけで毎月の返済額が変わってきますので、0.2%で済むソニー銀行の住宅ローンはワイド団信を利用する人にとって最有力の住宅ローンの1つと言えます。

 

それでは、続いてソニー銀行の住宅ローンの落とし穴・デメリットを確認してみましょう。

 

ソニー銀行の住宅ローンの落とし穴

落とし穴・デメリット① 疾病保障が無料で付帯しない

ネット銀行の住宅ローンはそれぞれ商品性はことなるものの、何らかの疾病保障が付帯するのが一般的です。住信SBIネット銀行であれば全疾病保障、じぶん銀行であればがん50%保障、楽天銀行であれば8疾病就業不能保障ですね。このようにネット銀行はがんに対する保障やケガや病気に対する保障が費用負担なく付帯されるようになってきているわけですが、残念ながらソニー銀行の住宅ローンには疾病保障が付帯していません

この点は、住信SBIネット銀行じぶん銀行楽天銀行(金利選択型)などのように費用負担無しで疾病保障が付帯する最新の住宅ローンと比較すると見劣りしてしまうと言わざるを得ないでしょう。この点は最初に確認しておきたい落とし穴です。

ちなみに、ソニー銀行でも3大疾病保障付き団信を取り扱っていますが、利用するには年0.3%も金利に上乗せされます。疾病保障が無料で付帯されるネット銀行の住宅ローンと比較するとこの点は一歩出遅れています。「将来の病気やケガに備えておきたいが、金利を上乗せされて住宅ローンの返済額が増えるのはイヤだ」と思う人は、以下のような住宅ローンに無料で付帯される疾病保障の内容を確認してみると良いでしょう。

 

あらゆる病気とケガに備える住信SBIネット銀行の全疾病保障

がんと”診断”された時点で住宅ローンの残高が半分になるじぶん銀行のがん50%保証

 

落とし穴・デメリット② 金利が高い

ソニー銀行の住宅ローンのメリットで初期費用が少なさを紹介しましたが、その一方で住宅ローンの肝ともいえる金利はやや高めに設定されています。もちろん、住宅ローンは総返済額・合計費用で比較すべきなので、「単純な金利」で比較すべきではないのですが、総返済額・総費用で比較してもじぶん銀行や住信SBIネット銀行に押され気味です。

疾病保障の付帯なく総返済額でも他のネット銀行に差をつけられる(金利タイプや条件によってはその限りではありません)つつある点に注意しましょう。ソニー銀行も金利水準には対策しており、2017年12月に久しぶりに変動金利の引き下げに踏み切っています。まだ、じぶん銀行や住信SBIネット銀行との差はありますが、今後の金利設定に期待しましょう!

 

落とし穴・デメリット③ 審査基準が厳しい

ソニー銀行の住宅ローンは審査基準が厳しいと言われたり、審査に落ちたという声が比較的多い住宅ローンです。もちろん、審査基準が全て公表されることはありませんが、「申込できる人」の年収条件を見てもその傾向は明らかで、「年収400万円以上」と明記されています。これは一般的な住宅ローンの年収基準よりも厳しい基準であり、ソニー銀行が高い年収の人に絞って住宅ローンを販売していることがわかります。

初期費用が少ない利用者に優しい住宅ローンだと思い込んで、申し込んでみたらあっさりと審査に落ちてしまう可能性がありますので注意しましょう。この点も審査基準に関する落とし穴として念頭に入れておきましょう。

ソニー銀行の住宅ローンの審査基準はこちら

 

落とし穴・デメリット④ 5年ルール・125%ルールがない

ソニー銀行の住宅ローンには「5年ルール・125%ルール」が適用されません。このルールについて詳しくはこちらのコラムを読んでいただければと思います。変動金利を利用している最中に金利が上昇すると毎月の返済額がすぐに増えることになります。

「住宅ローンの変動金利には5年ルールがあるから、変動金利だとしてもすぐに毎月の返済額があがることはない」と思い込んでしまうことの無いようにしましょう。

 

まとめ

ソニー銀行は、住宅ローンを販売してから15年の実績があります。その間、ネット銀行界の住宅ローンを牽引し続けてきた日本を代表するネット住宅ローンの1つです。利用者からの満足度は極めて高く、利用し始めてからの満足度を意識して設計されている住宅ローンです。とは言え、どのような住宅ローンにもメリットとデメリットがあり、商品性を十分に理解していないことで思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります

住宅ローンは最大で35年も返済を続けていくことになる金融商品です。その商品性はしっかりと理解して住宅ローンを選択するようにしましょう。

 

 

ソニー銀行の住宅ローン公式サイトはこちら

 

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