住信SBIネット銀行から住信SBIネット銀行への住宅ローン借り換えは可能?
住信SBIネット銀行から住信SBIネット銀行への住宅ローン借り換えは可能?
住信SBIネット銀行は2007年9月より住宅ローンを提供しており、大手地銀をしのぐスピードで住宅ローン貸出を増やしています。
これだけ人気があり、貸し出し実績がありますので、すでに住信SBIネット銀行の住宅ローンを借りられている方も多いと思います。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは常にネット専業銀行の中で最低水準の金利を提供し続け、疾病保障を無料で付帯することで高い人気を誇っています。
2016年に日銀が導入したマイナス金利政策や長期金利を0%程度に誘導するゼロ金利政策により住宅ローン金利は大幅に低下しています。今から4年前の2014年初夏の住信SBIネット銀行の10年固定金利は年1.20%程度でしたが、 2020年3月現在の10年固定金利は年0.61%となっており半分の水準となっています。
住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利推移はページ中ごろでご紹介しています。
こうした金利差や5年固定、10年固定などの当初引き下げプランの特約期間が間近になり、もしくは特約期間が終了し金利が上昇することで住宅ローンの借り換えを検討してる方も多いのではないでしょうか。今回はこうした既に住信SBIネット銀行で住宅ローンを組んでおり、住宅ローン借り換えを検討している方に向けた情報を発信していきたいと思います。
通常であれば同じ銀行間の住宅ローン借り換えはできませんが、住信SBIネット銀行は取り扱う住宅ローンの種類が複数あることもあり一部のケースでは、住信SBIネット銀行から住信SBIネット銀行への借り換えが可能となっています。

auじぶん銀行の住宅ローンには「がん50%保障団信」に加えて、精神障がいを除くすべての病気やケガに備える全疾病保障を無料でセットされ借り入れ後の安心感の高さが魅力の住宅ローンです。
無料でがん診断+全疾病保障がセットできるので、無料の疾病保障サービスとしては最強とも言える状況で、auじぶん銀行の住宅ローンは引き続き人気を集めることは間違いなさそうです。
【最初に】住信SBIネット銀行が取り扱う住宅ローンの種類について
①ネット専用住宅ローン 親会社である三井住友信託銀行の住宅ローンを銀行代理業として住信SBIネット銀行が取り扱う住宅ローンです
②住宅ローン(対面) 住信SBIネット銀行自身が取り扱う住宅ローンであり、現在はSBIマネープラザやARUHIで取扱い
③フラット35 住信SBIネット銀行と住宅金融支援機構が提携し提供している長期固定型住宅ローン
④ミスター住宅ローン 現在は取り扱い終了
住信SBIネット銀行から住信SBIネット銀行の借り換えが可能なケースについて
前項で記載した4つの種類の住宅ローンについて異なる種類間の住宅ローン借り換えであれば、住信SBIネット銀行から住信SBIネット銀行への借り換えが可能となっています。ただしフラット35に関してはフラット35間でも借り換え可能となります。現在契約されている住宅ローンが2012年1月11日より取り扱いされている三井住友信託銀行の住宅ローン(ネット専用住宅ローン)なのか、住信SBIネット銀行自身の住宅ローンなのかが重要なポイントとなります。
住信SBIネット銀行から借り換える目安は?
住信SBIネット銀行から住信SBIネット銀行への借り換えができることがわかりましたが、その目安はどう考えればよいのでしょうか?
参考値として、住信SBIネット銀行の2010年以降の金利推移をご紹介します。注目したいのは10年固定金利です。2010年当時の10年固定金利で住信SBIネット銀行の住宅ローンを組んだ方の金利は年2.05%となっており、現在の3倍近い水準です。当初固定の10年が経過する2020年以降は何もしなければ変動金利での契約となり、ご契約でどの程度の金利となるかはケースバイケースだと思われますがん、年1.5%から年2.0%程度が適用されると推測されます。こう考えると、当初引き下げ期間の終了を待たずして、借り換えを行う意味はありそうですね。
住信SBIネット銀行から住信SBIネット銀行に借り換えるメリット【ネット専用住宅ローン編】
前述のように金利が大きく低下している住信SBIネット銀行の住宅ローンですが、同行間で借り換えをすることで月々の住宅ローン返済額が減る以外にも、付帯サービスの向上が実現します。
住信SBIネット銀行は2017年6月に疾病保障を8疾病保障から全疾病にグレードアップしています。2017年5月までは無料で付帯される疾病保障が、8疾病でしたが、全疾病に保障がグレードアップしたことで種類を問わずすべての病気や怪我に保障が拡大していることが挙げられます。
住信SBIネット銀行から住信SBIネット銀行に借り換えるメリット【フラット35編】
住信SBIネット銀行のフラット35が独自のサービスとして、2017年6月より開始したのが、全疾病保障の無料付帯です。2017年5月までも全疾病を扱っていましたが、住宅ローン借入額の0.5%の保険料が必要でした。3,000万円の借入であれば15万円の保険料でした。そもそもフラット35に全疾病を付帯させれることは極めて珍しい特徴・メリットですが、これを無償化したことが特筆すべきことでしょう。
ただし、住信SBIネット銀行がフラット35の取り扱いを開始したのは2015年9月であり、同時は年1.5%程度(別途、団信保険料)の金利であったため住信SBIネット銀行のフラット35から住信SBIネット銀行のフラット35に借り換えるメリットは大きくはないでしょう。
住信SBIネット銀行のスマートプログラムについて
住信SBIネット銀行では商品やサービスの利用状況に応じてATM利用手数料や他の金融機関への振込手数料が優遇されるサービスを行っています。
住信SBIネット銀行で住宅ローンの月末残高があるとランク3が確定され、 ATM入金手数料は無制限で無料、 ATMの引き出しは月7回まで無料、他行宛振込も月7回まで無料と銀行を利用する上で、無駄な出費が抑えられるサービスを実現しています。
住信SBIネット銀行からの住宅ローン借り換えを検討されている方は是非、本ページを参考にしてみてください。
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