【変動金利・年0.457%に3社】ネット銀行の金利引き下げ競争が過熱!
大手ネット銀行の住信SBIネット銀行・ソニー銀行・楽天銀行の間で繰り広げられている住宅ローン金利の引き下げ競争が過熱してきました!
少なくとも住宅ローンの変動金利の金利水準はメガバンク・地方銀行などの金融機関は完全に置いていかれた状態になりつつあります。
最初に2017年1月~2018年2月までのネット銀行4行の変動金利の推移を確認してみましょう。ネット銀行の2018年の住宅ローンの変動金利のキーワードは「年0.457%」になっているのがわかります。
auじぶん銀行が2017年12月に先行し、それを1月に住信SBIネット銀行が追随、2月にソニー銀行が追随しています。
ネット銀行の住宅ローン(変動金利)の金利推移
それでは、ネット銀行の住宅ローン(変動金利)の金利推移を確認しましょう。ここでは2017年1月から2018年2月までの変動金利の推移を掲載しています。
住信SBIネット銀行 | ソニー銀行 | 楽天銀行 | |
2017年1月 | 0.568% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年2月 | 0.568% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年3月 | 0.568% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年4月 | 0.568% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年5月 | 0.568% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年6月 | 0.548% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年7月 | 0.444% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年8月 | 0.444% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年9月 | 0.444% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年10月 | 0.477% | 0.549% | 0.507%~ |
2017年11月 | 0.477% | 0.549% | 0.517%~ |
2017年12月 | 0.477% | 0.529% | 0.517%~ |
2018年1月 |
0.457% (0.439%) |
0.529% (0.479%) |
0.517%~ |
2018年2月 | ??? |
0.507% (0.457%) |
0.527%~ |
※住信SBIネット銀行の金利は新規借り入れに適用される金利。()内に記載の金利は借り換え専用。※ソニー銀行の金利は借り換えまたは自己資金10%未満の人に適用される金利。()内は新規借り入れで自己資金が10%以上の場合に適用される金利
この時期に、金利引き下げ競争が過熱した理由は?
1年の中で住宅ローンの繁忙期は3月です。住宅ローンは申し込みから契約まで1か月程度かかると考えると、住宅ローンの”申込み”の繁忙期は2月になるわけです。
ネット銀行各社は繁忙期である2月の住宅ローンの申し込みを伸ばしたいと考えていることが、ここ数カ月の相次ぐ金利引き下げから読み取れます。
2月に住宅ローンの借り入れや借り換えを考えている人は、この繁忙期の金利引き下げ時期を逃さないようにすることをまずおすすめしたいと思います。
また、3月に住宅ローンの借り入れや借り換えを考えている人が注意しなければならないのは、2月の金利が低くても、3月にその住宅ローンの金利が上昇したら意味がないということです。1社の住宅ローンしか選択肢にないと3月にがっかりしてしまうことになるので、最低でも2社の住宅ローンに申し込んでおいて3月の金利を確認してから選べるようにしておくことをおすすめします。
年0.457%以内の金利で借り入れできるのは?
新規借り入れで自己資金が10%未満で予定している人
新規借り入れで自己資金が10%以上で予定している人
借り換えの人
変動金利での借り入れ・借り換えを考えている人はネット銀行が最有力
変動金利の住宅ローンを選ぼうと考えている人は、このページで紹介しているネット銀行の住宅ローンがおすすめです。ここまで低金利で疾病保障(ソニー銀行を除く)が無料で付帯する住宅ローンは他には見つからないでしょう。
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