【アンケート】変動金利を選んだ人の割合(シェア)が過半数に!民間住宅ローン利用者の実態調査2017年度版
独立行政法人の住宅金融支援機構が2017年12月15日に、2017年度版の民間住宅ローン利用者の実態調査(第1回)の調査結果を発表しました。このアンケートは実際に民間銀行の住宅ローンを利用した人の実態を把握できるアンケートとして業界内では非常に有名なアンケート調査です。
今回のアンケート調査は対象者が1,495人で2017年4月~9月に住宅ローンを借り入れた人です。いつもと同じようにインターネットでのアンケート調査となっています。
変動金利を選んだ人が過半数に増価
今回の調査での特徴的なポイントは、変動金利を選んだ人が50.4%と再び過半数に達していることです。確かに2016年は10年固定金利・長期固定金利タイプの住宅ローンの金利低下が激しく、変動金利との金利差がかなり小さくなっていました。2017年に入り、長期固定金利・10年固定金利の金利がじりじりと上昇しているなか、変動金利タイプの住宅ローンは逆にじりじりと低下していました。
つまり、変動金利と固定金利の金利差が拡大傾向にあったわけです。住宅ローン金利の動向が選ばれる金利タイプの動向にはっきりとあらわれるのは、しっかりと住宅ローンを研究している人が多い証拠ですね。本当に感心してしまいます。
変動金利に次いで利用者が多いのが、固定期間選択型(10年固定金利など)で36.9%でこちらも利用者を増やしています。結果として、全期間固定型は12.6%までシェアを落としています。
住宅ローンを選ぶ決め手は「金利が低いこと」
住宅ローンを選んだ決め手は「金利が低いこと」が圧倒的で68%。一方で、「将来、金利が上昇する可能性があるので、将来の返済額をあらかじめ確定しておきたかったから」という理由が20%程度となっています。
大半の人が金利の低さを最重要視していることがわかります。一方で、金利上昇を気にしている人も20%はいるということですね。(変動金利を選ばない人は金利上昇を気しているはずなので、変動金利以外を選んだ人が50%いることを考えると20%は低い気もしますが・・・)
2017年12月はネット銀行の変動金利がさらに低下!
このように2017年に入って、さらに人気を集めている変動金利。2017年12月はauじぶん銀行・住信SBIネット銀行が変動金利をさらに引き下げたことで2018年はさらに人気を集めそうな予感がしますね。変動金利の住宅ローンを探すのであれば、正直ネット銀行以外考えられないぐらいです。
低金利と疾病保障の付帯するバランスの良いネット銀行の住宅ローンからあなたにあった住宅ローンをしっかりと選ぶようにしましょう!
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